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1982年生まれ、東京都福生市出身。明治大学文学部卒業後、地域紙記者、編集プロダクションなどを経てフリーライターに。カルチャーや日常の違和感を綴ったコラム、エッセイを執筆。ラジオやイベント出演も多数。
孤独について深く考えさせられる良い作品でした。
本書は、多様な「孤独」の形を文学者の随筆を通して照射する一冊。著者は父との死別や人間関係の断絶、病床の不安といった痛切な孤独を辿りつつ、寺山修司らの言葉に宿る繊細な感性に共鳴する。SNS等の過剰な繋がりが支配する令和の今、随筆が脚光を浴びるのは、効率化できない「孤独」こそが人間性の砦だからだろう。本書は単なる慰めではなく、孤独という光で己を照らし、真に自由な個として生きるための道標である。
内容充実満足です。何度も読んで身にしたいと思っています。
編者は随筆をかなり幅広く捉えているようで、普通は小説として読まれる作品も収録されている。
孤独という切り口がいい。遠藤周作、
坂口安吾、高浜虚子が特によかった。虚子の作品に漂う虚無、寂寥は身に迫るものがある。
中々読めない作品ばかりなのもありがたい。
孤独と感じるのはもちろん人それぞれだけど白洲正子「木まもり」と内田百閒「琥珀」は経験のない、けれどもふと、何かの拍子にひたひたと私は思い出しては読み返してしまう