コンテンツにスキップ

NGC 1512

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NGC 1512
NGC 1512
ハッブル宇宙望遠鏡によるNGC 1512の内側のリング
Credit: HST/NASA/ESA
星座 とけい座
見かけの等級 (mv) 11.13[1]
視直径 8.9' × 5.6'[1]
分類 SB(r)ab[1]
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  04h 03m 54.28s[1]
赤緯 (Dec, δ) −43° 20′ 55.9″[1]
赤方偏移 0.002995[1]
視線速度 (Rv) 898 ± 3 km/s[1]
距離 3800万光年(11.7Mpc)[1]
(光度距離)
他のカタログでの名称
PGC 14391, 2MASS J04035419-4320552[1]
■Template (■ノート ■解説) ■Project

NGC 1512は、とけい座の方角に地球から約3800万光年の位置にある棒渦巻銀河である。数十個の銀河から成るかじき座銀河群(英語版)の一員でもある[2]。 NGC 1512の伴銀河に、約6万光年離れた青色コンパクト矮小銀河のNGC 1510(英語版)がある[3]。およそ4億年前に始まったとされる両銀河の相互作用は現在も続いており、最終的に合体すると予想されている[3][4]。

棒状構造を持ち、銀河核を囲う内側のリング(大きさは16″×12″)と、さらに外側にある卵型のリング(大きさは2′×3′)の二重リング構造が特徴的な銀河である[3]。内側のリングでは、一部でスターバーストが起きている[3]。渦巻腕の一つは、NGC 1510との相互作用によってかなり乱されている[3]。この銀河は1826年10月29日に、スコットランドの天文学者James Dunlopによって発見された[5][6]。1835年にはジョン・ハーシェルによって観測されている[5]。

ギャラリー

[編集]

関連項目

[編集]

出典

[編集]
  1. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 “NASA/IPAC Extragalactic Database”. Results for NGC 1512. 2019年9月14日閲覧.
  2. ↑ Maia, M. A. G.; da Costa, L. N.; Latham, David W. (April 1989). “A catalog of southern groups of galaxies”. Astrophysical Journal Supplement Series. 69: 809–829. Bibcode:1989ApJS...69..809M. doi:10.1086/191328.
  3. 1 2 3 4 5 Robin, Thomas; et al. (January 2024). “What drives the wheels of evolution in NGC 1512?. A UVIT study”. Astronomy and Astrophysics. 681: A7. arXiv:2308.15537. Bibcode:2024A&A...681A...7R. doi:10.1051/0004-6361/202347412. ISSN 0004-6361.
  4. ↑ 松村武宏「輝く2つの銀河が魅せる“銀河のバレエ” 南半球の望遠鏡が撮影」『sorae 宇宙へのポータルサイト』2022年5月6日。2025年9月29日閲覧。
  5. 1 2 Courtney Seligman. “NGC 1512”. Celestial Atlas. 2025年9月29日閲覧.
  6. ↑ Dunlop, James (1828). “A Catalogue of Nebulae and Clusters of Stars in the Southern Hemisphere, Observed at Paramatta in New South Wales”. Philosophical Transactions of the Royal Society. 118: 113–151. Bibcode:1828RSPT..118..113D. doi:10.1098/rstl.1828.0010. JSTOR 107841.

外部リンク

[編集]