妖精さんにお世話になる夫婦。
無事に元の病棟に戻る
ツヤ子はHCUを1泊で移動となり、元の病棟へ戻りました。
(やっぱり、ここの方が落ち着く…。)
病室もベットの位置も全く同じ場所に戻ることができました。
隣のベットにはピリ子さん、向かいのベットには回転ばーちゃんがいます。
相変わらず賑やかですが、宇宙船の中(イメージです)のようなHCUよりまだましです。
回転ばーちゃん復活
めまいの原因はやはり抗がん剤の影響だったようです。
抗がん剤を変更して、治療を再開するようでした。
めまいがなくなったばーちゃんはベットで電話をしています。相変わらず家族に冷蔵庫の食べ物について指示していました。
(きっと回転ばーちゃんちの冷蔵庫は中身パンパンなんだ…。そんなに食べ物入ってんだ…。)
変なところを感心してしまいました。
回転ばーちゃんも乳がんで、先に抗がん剤治療して、その後、手術をするらしい…。
(ばーちゃんも色々不安なんだろうなぁ…。何だか落ち着かないのはそのせいなんだろうな…。)
ばーちゃんが電話で話す声を聞きながら、そんなことを思いました。
夫も妖精さんに癒されていた
夫が夕方、お見舞いに来ました。
夫も日々、疲れが溜まっている感じです。
仕事して、お見舞いにきて、家事をして…。
そりゃ、疲れるわよね…。
夫とリハビリがてら病棟のラウンジまで歩き、お茶を飲んでいました。
すると、妖精さんのような看護師、Yさんが声をかけてくれました。
『榊󠄀原さん、戻られたんですね!お帰りなさい~』
とYさん。
『はい、おかげさまでありがとうございます』とツヤ子。
簡単な会話をし、Yさんは忙しそうにお仕事に戻られました。
『めっちゃ、いい子だよね~。Yさん。』とツヤ子。
術前にYさんに励まされた事を夫に話しました。
『めっちゃいい子だYさん。Yさんのお母さんも乳がんだったんだって。オレがツヤ子の手術中にオロオロしてたら、自分のお父さんもそんな感じでしたよ〜って声をかけてくれた。』と、夫。
『まじか…。本当に妖精さんのような子だね…。』とツヤ子。
『本当にいい子だ…。夫婦でお世話になりっぱなしだ。』と夫。
Yさんのお母さんはお元気なのかなぁ…。
Yさんのご両親にも感謝したい気持ちになりました。
