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お宝の眠る場所

また我が家のネ申かみ(妻)より真理の言葉を授かりました。

ソファを掘り掘りして楽しむ子犬様に、僕が

「そこ掘っても宝なんて出てこないよ」

とお伝え申したところ、

ネ申が大きな声で一喝されたのです。


「掘ることが宝なんだよハゲ!」


カミナリに撃たれたかのような衝撃が走りました。

自分は、いったい、何を分かったつもりで生きていたのかと。

かつて、売上や名声にとらわれ、何かを手にしたつもりでも、何を掴んだのかわからず苦しんでいた僕を思い出しました。

あの時の僕が求めていたのは、売上の拡大ではなく、「拡大を目指す行為」だったのです。

拡大自体を求めていたので、ゴールなどない。
なのに、その先に、お宝のような”何か”があるかのように錯覚していたので、どこまでも心が満たされずに苦しんだ。

実は、お宝は足元にあったのです。
仕事をするという行為そのものにある喜びに気づき、じっくり味わえていれば、そこまで苦しまなかったのでしょう。
常に、その先の蜃気楼のようなものを追いかけていたので、心ここに在らず、地に足つかずで、前に進まないまま足をバタバタさせるような苦しさがあったのだと思います。

何をするにも、成果や結果を求められがちです。

目標があるから、頑張れるし、自分を奮い立たせられるものでしょう。
でも、結果ばかりに心が取られると、今目の前にしている過程に心が向かいにくくなる。

今目の前のことに心を寄せて、その行為にある楽しさや喜びに気がつければ、結果に囚われストレスを抱えて生きるより、よりおだやかに楽しく過ごすことができる。

結果も大切だけれど、まずは今目の前の過程に心を寄せている日々があれば、良い結果にも繋がりやすいかもしれない。

そう、一人納得しながら、ソファ掘り掘りを楽しそうにするお犬さまを眺めていたのですが…。



あ、ソファーカバー、穴あいちゃった。



ネ申「テメー!そういうのは求めてないんだよ!!!」



過程と結果の、ほどよさの間はどこにあるのか。

そこにこそ、僕のお宝が埋まっているのかもしれない。

また今日も、そんなさまよう過程を楽しませて頂こうと思います。


今日もお付き合い頂き有難うございました。

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小野龍光 自分にお向け頂くお心遣いは、恵まれぬ方など他の人様に巡らさせて頂くものとしてお預かりさせて頂きます。御心だけで大変有り難いです。有難うございます🙏