Bリーグのガバナンスと選手会への期待と今後について
Bリーグ勢が席巻したEASLを終えて、帰国の途につく機内からお届けしています。今日は、何となく今、感じている、伝えたいことです。
まず、Bリーグの物事の決定プロセスは、以下の通りです。
Bリーグ事務局で揉み、推奨案を実行委員会(全クラブの代表者が勢揃い)で議論をして、まとまった案件を理事会に上程して決定、対外発表となります。案件により、専門家の意見を聴いたり、選手に強く関わることは選手会に相談したりしています。
Bリーグのガバナンスですが、公益社団法人であり、株主がクラブである以上、クラブの意志が方向感、決定に強く関わります。クラブの代表とは、保有法人の代表権を有していることを義務付けており、オーナーからの決定権を付与されている者となります。
よって、Bリーグでいろいろなことを決めてきていますが、クラブ代表者(オーナー含む)の意志が強く反映されて決定しているものです。事務局案の提示、議論が錯綜してまとまらない場合は、チェアマンである私が方向性を導くこともありますので、全ての決定に責任と覚悟を持って背負っているのは当然です。
選手目線、ファン目線、競技強化目線、クラブ目線、リーグ目線、メディア目線、事業目線、オーナー目線、アリーナ運営目線、自治体目線、、、様々な目線から議論して物事を進めています。
多くのステークホルダーの目線を考慮しているので立場論で納得できること、できないことがあるのはしかたがないことです。
選手やファンに関わるところは、特にオープンである必要があります。ここは、リーグとしてもチェアマンとしてもさらに努力していきます。
選手にまつわることについては、選手会が重要な存在だと認識しています。組織としてより成熟していくことで、決定機関にはなりませんが、重要な案件を進めるか否かにおいての意見集約やリーグと建設的な提言機能を果たせるようになってもらうことを心から期待しています。
物事を相談するだけではなく、決まったことを伝える。その背景にあるのもの、どのような議論があったのかなど、オープンであることが納得感、信頼関係においても大切だとも考えています。
クラブ代表、GMのみならず、直接選手、エージェントにも正しく伝える機能も必要です。しかし、選手は、人数が多いのとカテゴリー、考えもバラバラだったり、意見が特にない人もいます。だからこそ選手会には取りまとめ役としての機能性を発揮してもらい、オフィシャルに相対することが可能な体制になればリーグもより密に向き合うことができると思います。
お互いより良いBリーグになるために努力を重ねていけたら嬉しいです。B.革新でいろいろなことが変わります。変わることを選択したことで、リーグの目指す方向感に賛同するオーナーが投資し、自治体も可能性を見出していただいたからこそ、夢のアリーナも全国に広がりました。
クラブの経営努力もあってファンも増加し、事業規模も大きくなり、選手たちの年俸、練習・試合環境も激変しました。日本代表は言わずもがなですが、選手たちの頑張りもあって世間からの注目度も高まりました。
多くのステークホルダーの力が最大限発揮される状況に導くことがリーグの仕事であり、案件ベースで言えば賛否あるのはいたしかたありません。B.革新で新たな試みでスタートすることは、数年前から決めて進めてきました。それでも変化に対応していく機動性は必要です。
選手にまつわるオンザコート、サラリーキャップなどについては、あらゆる観点から調整の必要性の有無、調整するならどうすべきか検討を開始しています。多くのステークホルダーの皆さまが努力していただいていることを理解していますので、より良いBリーグにしていくために尽力していきます。
いいなと思ったら応援しよう!
お読みいただきありがとうございます。記事を良いと感じていただけたら、ツイッターなどで記事を紹介していただけると嬉しいです!