三方五湖一周サイクリング 第八章
立派な自転車3人組とすれ違ったあと再び狭い道が続くゾーンに入った。


そんななかでボートの停泊所がありこの造りがお家みたいでかわいいなと思った。
この停泊所を過ぎた辺りから道に梅干しの匂いが充満していた。
三方五湖は梅が有名な地域らしくたくさんの梅が干されていた。
たまに福井の物産展などに行くと三方五湖で採れた梅を使った梅酒が販売されているのだが美味しいので好きな人は是非飲んでみてもらいたい。



梅干しの匂いがし始めた所からしばらく行くと公衆トイレがあった。
公衆トイレの前にはサイクリングコースの案内図と福井梅の説明などが書かれていた。
ついでにトイレに寄ってから再出発しようと思い入口に近づくとシャッターが降ろされていた。
そこまで強い尿意があった訳ではなかったがトイレを見つけて用を足せると思っていた俺はこの光景を目にして一瞬焦ったがとりあえず開けられないか近づいてみた。

すると「野鳥の糞害防止のためシャッターを閉じています。」という貼り紙が貼られていた。
よく浜辺のバーベキュー会場に行くと「野鳥が食べ物を持っていくことがあるので気をつけてください。」という貼り紙を目にすることがあるが確かに鳥が侵入してきてそこで汚していくことはあり得るよなと思った。
三方五湖はさまざまな野鳥がいる事で有名らしいがこのような被害も出ているのだなと感じた。



用を足したあとしばらく湖を眺めてからお昼ご飯をどうしようか考えていた。
トイレ休憩をしていた頃は1時を回っており飲食店も多少空いてきているのではないかと思ったため今が狙い目ではないかと思った。
また三方五湖縄文博物館や福井県年縞博物館なども近くにあることが分かったためどちらかに訪れようかなど考えてから再度出発した。

トイレの前に福井梅の写真が掲載されていたがこの日は8月と真夏だったため葉桜ならぬ緑の葉が美しい「青梅」の季節だった。
家の隣にも梅の木が生えていて夏になると青々と生い茂っているのを見たことはあるのだがこれだけの葉桜は見たことがあったが蒼梅を見るのは初めてだったため貴重な体験ができて良かったなと思った。


青梅からしばらく行くと三方の風景トップテンというものがあった。
この場所はたたき網漁が行われている場所だそうだ。
このたたき網漁は江戸時代から続く伝統漁法で12月から3月末の風物詩だそうだ。
水温低下で動きが鈍っているコイやフナを青竹で水面を叩いて驚かせ仕掛けた刺し網に誘い込むユニークな漁法で2019年に日本農業遺産に登録されたそうだ。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回は三方五湖一周サイクリング 第九章を投稿予定です。
