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なんで強いのかよくわからん、今年のバファローズ

昨日まで京セラドームでオリックス-ロッテ戦を2試合見た。2試合ともロッテはろくに反撃することなく敗れたが、今日もそうだったようだ。
今年のオリックスはそれほど強い印象がない。スター選手もいないのに、首位を走っている。これがこのまま続くかどうかはわからないが、久々の首位ではある。

2021年から23年のリーグ3連覇、私は年間30試合以上オリックス戦を見てきたが、この時にははっきり「主役」があった。
3連覇の投打の顔ぶれ。

3連覇打線

それまでのオリックスの中心打者だったT-岡田が衰え、糸井嘉男や中島宏之なども移籍したが、吉田正尚が圧倒的な成績を上げ始め、吉田の大学先輩の杉本や頓宮、宗、中川、紅林、福田と生え抜きの選手がじわじわと実力を蓄えて活躍し始めた。
杉本が本塁打王、頓宮が首位打者になり、中軸に成長した。
外国人打者は大して働かなかったが、その中ではMLBのスター選手だったアダム・ジョーンズが精神的な主柱のような存在になった。
茶野は23年、独立リーグ徳島から育成出入り、いきなり支配下に抜擢されてリードオフマンとして活躍した。活躍はわずか半年ほどだったが、中嶋聡監督は選手の特性を見抜くのが鋭かった。
22年限りで吉田がレッドソックスに移籍したが、FAで西武から入った森友哉が23年、打線の穴を埋めた。

3連覇先発投手陣

3年間、実質的に山本、宮城、山崎福、田嶋、山岡の5人で回していた印象だ。山本はこの3年間、沢村賞とMVPを独占した。打線の中心は吉田だが、絶対的エースの山本由伸の存在なくして3連覇はあり得なかった。
さらに連覇開始時に20歳の宮城、山崎福、田嶋の3人の左腕と山岡がローテーションを維持した。
2023年には山下と東が台頭し、山本がいなくても安泰か?と思えたが2人はその後、故障で伸び悩んでいる。

3連覇救援投手陣

30代後半の平野が絶対的なクローザーとして君臨。最終回必ず1人は走者を出すんので「4者凡退」と言われたがフォークの威力は抜群だった。
平野より年長の比嘉は渋い活躍だったが、他の投手は「1年限定」に近い活躍。中嶋監督は「とっかえひっかえ」使える投手を起用した。
わずか3年前だが、今となっては「懐かしい」投手もいる。

あれから3年、オリックスの陣容はかなり変わった。

2026打線

吉田去って4年、山本去って3年、彼らの「遺産」つまり、合わせて93億年に上るポスティングに関わる「譲渡金」が、今のオリックスの戦力の「源泉」になっている。
打線で言えば広島からFA移籍した西川龍馬、西武からFA移籍した森友哉。森は最近、相当下半身が悪そうだが、彼らと宗、紅林、中川と3連覇の時からの主力選手が打線を形成している。
ただ3連覇の時のようにOPSが.800を超す選手がたくさんいるわけではない。この数字だけを見れば、誰が主力選手かわからない。
現時点で二けた打点が6人いるが、調子のよい選手が中軸を日替わりで打っている印象だ。守備が良くて性格がよさげなシーモアの勝負強さが目立つ。
大した打線ではないのに結構勝っているという感じだ。

2026投手陣

広島からFA移籍した九里も「吉田・山本資金」の賜物だ。当代を代表する「イニングイーター」であり、抜群の成績ではないが、救援陣の負担少なく黙々と投げていく。今季は奪三振率が高い。
今のオリックスの投手陣は、外国人選手で持っている。3年目のエスピノーザと今季入団のジェリーは極めて優秀だ。昨日のジェリーは初勝利。213㎝という超長身だが父親は「Shorter(ちび)」と呼んだという。昨日は「チビチャン」という背ネームで投げた。得意なことは「電球の交換」だという。
エースとして活躍するはずの宮城は右ひじの故障。トミー・ジョン手術ではないか。
山下舜平大も東も出てきていない。

救援陣もマチャドという絶対的守護神が中心だ。山﨑は最近安定してきた。
あとは椋木がいるくらいで、他の救援投手は「投げてみないとわからない」状態だ。
そんな中ではトミー・ジョン手術明けの吉田輝星が面白い。WBCの強化試合で久々に見たが、4月25日、5月5日と1球でイニングを締めくくっている。
「持ってる」という感じで期待したい。

金足農時代の躍動感あるマウンドがよみがえってきた印象だ。

たった3年でチームはどんどん変わる。そういうのを確かめるのも野球の愉しみだ。









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