🍎前向きになりたくてもなれない人へ|100の言葉より、一足の靴下。
私はこちらのポジティブ大賞に参加させていただいたのですが…。
ひとつ考えたことがあります。
私の書いた記事って、一体どんな人に向けた記事なんだろう、って。
ポジティブって、元気な人のものに見えることもあるし、
ちょっとしんどいときには、逆に遠く感じることもある。
じゃあ、苦しいときに必要なものって、なんだろう。
これは、前向きになるためのものというより、
ちょっとしんどい人が、少しフラットに戻れるようなものだと思いました。
正直に言うと、
「前向きになりたいのに、なれなくて苦しい」という感覚は、
私はあまりよく分かっていません。
それは、「前向きになろう」と無理に思った事が無いからです。
でも頑張りたいのに頑張れていない、その感覚はとても馴染みが深い。
そしてきっと、
頑張りたいのに動けなかったり、前を向こうとするほど苦しくなったり
そんなふうに、うまく呼吸ができないような感覚の人がいるんじゃないかと思っています。
これまで、数多くのカウンセリングやセラピー、身体技法も自分自身で体験してきて、
私は「心の痛み」の正体を知りました。
強い怒りは、深い悲しみで、
それは朝まで胸を痛めることがある。
発作が起きるんじゃないかと思うくらい、
本当に、身体が痛む。
自分で、自分と向き合う時間として確保しているタイミングならまだいいのですが、
日常のなかで、意図せずその引き金が引かれることがあります。
これについてはまた、いつか書いてみたい気もするけれど……。
ポジティブって、お腹が空くみたいに、眠くなるみたいに、
本当は、勝手にやってくるもの。
でも、思い詰めているときは、
美味しいものを食べても、どこか味がしなかったりする。
身体の感覚ごと、止まってしまう。
思い詰めると、息は詰まる。
身体が緊張でガチガチになっているとき、その「自然な空腹」は訪れません。
だからきっと、必要なのは
前向きになるための努力じゃなくて、
止まってしまった身体の感覚を、1mmだけ動かして、力を抜くこと。
この記事は、洗濯物を干す、靴下を広げる。
そんな些細な「身体の事実」によって、ふと力が抜ける瞬間について書いたものです。
このあとに続く話が、どこかで、思い出してもらえたら。
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