【★★★】9/2・盛岡10R(バイトリーダーNの地方重賞・不来方賞)
今日は盛岡で17:00発走! 出走メンバーもハイレベルで、大井三冠目・ストップザ・タケシに向けて大事な一戦。平日の地方競馬のG2だからと言って手は抜きません。読んでくださる方々の為に、ガチで書きました3000文字! 是非ご覧ください! #不来方賞

◎⑦ハグ
△⑤⑧⑪⑫
一般的に、ダートグレード競走における中央馬というのは、これまで積み上げた賞金にモノを言わせて、成長曲線がとうに下り坂に入っているのに無理矢理エントリーして、若い馬に負けていくというケースが散見されるのだが、このレースは3歳限定であり、中央馬5頭はみな2勝馬クラスはを軽く突破している、いわば重賞級のポテンシャルを持ち合わせているゴリゴリの強豪馬たちで粒ぞろいであり、いつものような「劣等生」「ロートル」はいない。その番付は、関脇~前頭筆頭の力士たち。いざ横綱・ナチュラルライズへと鼻息荒い5頭。
一方、7頭の岩手所属の総大将的役割の⑩リケアカプチーノだが、前走の水沢ではヒロシクンにタイム差なしの勝利。ヒロシクンは2度のマーキュリーCでは中央馬たちに全く歯が立たずにボロボロに負けた元1勝馬クラスの馬であることから、言うても中央馬で云うところの1勝馬クラス。弓取り式に出るような幕下の力士であり、吉原君が鞍上で菅原勲センセイが丹念に調教したとしてもこの5頭には敵わないと判断。よって、印を打つのは幕内上位5頭の中央馬のみとし、岩手7頭は今回はお客さん扱いの無印とする。
で、中央馬⑤⑦⑧⑪⑫の5頭。
誰も地方交流の「三冠レース」路線には登場していなく、JRAのレースにこだわってここまで来たこともあり、ここまで「直接対決」が随所にあり、ひとつの物差しとなっている。
この5頭の「激戦譜」を現代から過去に向かって遡ると、
8/10 レパードS
ルヴァンユニベール…12番人気2着
ハグ…10番人気4着
ロードラビリンス…3番人気9着

6/7 加古川特別(2勝馬クラス)
ロードラビリンス…2番人気1着
メイショウズイウン…1番人気2着

5/31 鳳雛ステークス(3歳OP)
ハグ…5番人気1着
ルヴァンユニベール…2番人気5着

3/29 伏竜S(3歳OP)
メイショウズイウン…4番人気2着
ルヴァンユニベール…7番人気4着

1/6 3歳1勝馬クラス
ナルカミ…1番人気8着
ロードラビリンス…2番人気10着

もうこの図式だけで、では誰が強いんですか?という物差しには成りえないバトルロイヤル状態と見ている。
思えば、レパードSの予想で◎ドンインザムードとしたのも、その予想の「基点」は、ナルカミとロードラビリンスがハデにヤリあって両爆した1/6の中京4Rに遡り、実は⑫ナルカミはそのレース以来の左回り。
この1/6のレースで、ナルカミに騎乗していた坂井リュウセイは、「左回りは苦手かも」とコメント。
まあ、これは大暴走の0点競馬をしてしまった自分自身を取り繕う言葉である可能性は30%くらいはあるのかもしれない。にんげんだもの。言い訳の一つはする。
…のだが、坂井リュウセイに限ってはそういうシャミは打ってほしくない、いつまでもオネスティ全開であって欲しいという願望もあり、このコメントは言い訳として流さず、若干の信憑性はあるものとして受け入れたく、現、3歳横綱のダート2冠馬ナチュラルライズと同じで、「右回りは無敵も、左回りはスカポンタン」という右四つ相撲しかできないという可能性を高く買い、それでいま左回りで断然の人気をしている現状は、わざわざ◎を打ちたいとは思えず、ナルカミ自体、この1/6でと共倒れしたロードラビリンス以来、誰とも直接対決はないという事実も、未対戦というベールで変に人気を押し上げているところもある。
ここは、左回り2000mで逃げ切っちゃいましたであればもうやむなしアッパレ田中博康厩舎と腹くくって、△で臨む。
もちろん、1/6はの中京は、血気盛んな西村アツヤが「させるか!」とナルカミをぶっツブしに行ったという背景はあり、今回その⑧ロードラビリンスは川田ユウガにシフトしているため、どんなに普段は戸崎ケータイジりが大好きな川田ユウガであっても、競馬では執拗にイジらず玉砕はしないと考える所だが、かといって、断然の1番人気の逃げ馬に「好きなようなヤラせてたまるか!」という思いは残りの4頭は共通認識としてあり、決して無策では望まず、各自早め早めの競馬に徹するだろう。その期待値込みで⑫ナルカミは△まで。
◎⑦ハグは、中央馬5頭の中でも最も人気薄の「前頭3枚目」という番付委員会の評価なのだが、前走のレパードSは大外枠⑮番を引いて、スタートで先団に追走するために斜めに切れ込み脚を使い、小回り新潟ですべてコーナーで外々を回る距離ロス。4角~直線ではうまく内を立ち回った2枠の内田兄さん騎乗②ルヴァンユニベールに内を掬われて先着を許しただけに、走った距離はハグの方が10mは多いVTR。

今回は内外に分散せず、⑤番と⑦番でほぼイーブン。であれば、2頭の差はレパードSより縮まる、もしくは逆転しているというのが自然な考え。
この⑦ハグ。課題も明らかであり前走は向こう正面で「キックバックを嫌がって進んでいかなった」と高杉リキ。であれば、今回は実質5頭立てで馬群もバラけ、獲るべき位置は、コースロスなくかつキックバックを被らない外目の好位2~3番手。逃げる⑫ナルカミがいて、2番手の内に内田兄さん⑤ルヴァンユニベール、その外目に⑦ハグが砂を被らず追走。⑩ロードラビリンスと⑪メイショウズイウンは中団というイメージ。高杉リキにとっては、この位置で競馬できることがベストであり、ココしか勝つ位置はないという腹だろう。
そして、⑦ハグというのは持って生まれた「人気しない馬」。
馬券圏内と凡走を繰り返しているところもあり、決して人気を集めない特性はあるが、これすなはち「バケンの品格」のある馬。
ただ、ドボンしているのは8枠大外に入った時や、内枠で砂を被りまくった時と、極端な枠順でのみドボンしていて、砂被りもコースロスもそれほどない中枠競馬であれば、ここまですべてお金になっているのはプラス材料であり、この本質に気付かずに「なんとなく」で嫌われているのであれば、むしろ買い。

2年目高杉リキとしても、ずっとお世話になっている藤岡センセイの馬。だれよりもつらい経験をして、ここまで藤岡センセイについてきたゆえ、単なるチャラいアンチャンではない。
もういっぱしのウデは持っていると藤岡センセイも一定の評価をしているゆえ、減量専門のアンチャン扱いではなく、この◎⑦ハグも外人や一流ににシフトせず、重賞でも乗せてくれることに。
それでも前走のレパードSは枠が悪すぎて距離ロス、おまけに向正面で砂を被るロスと、ダメなところが全部出しての4。この「解った」ウィークポイントをすべて克服できるチャンスが、馬群がバラけて中枠の今回であり、JRAではないものの、2年目では吉村君に追いつくべく、重賞初制覇。しかも師匠の馬で達成と、明確なエイミングはあり、この高杉リキだけは、次のジャパンダートクラシックを目指していない、目の前の重賞を一戦必勝で取り掛かる構図は見えて来る。
もちろん、ここを勝てば、ライバル同期吉村君騎乗の大関・カナルビーグルとの直接対決も少しは視野にあることだろう。それもあって、もうココで躓いてはいられない。
だとすると馬券は、◎⑦ハグから、上の着順になればなるほど高配当となるような仕掛けで臨む。調理の一例からすればレアケースだが、マルチ36点で挑む。
単勝・複勝 ⑦
馬連 ⑦-⑤⑧⑪⑫
3連単1頭軸マルチ ⑦-⑤⑧⑪⑫
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