【WBC入門#3】ドミニカ代表編
こんにちは!8回ドッドです。
さあ、今回もWBC企画をやっていきましょう!(前回から期間があいてしまい申し訳ございません)
第3回はドミニカ代表です。
ドミニカは日本やアメリカとともに優勝候補にも挙げられる国で、アメリカに負けないほどの強力なメンツが揃っております。
また、今回からは投手と野手を分けずに、一気に紹介していけたらと考えています。
それでは参りましょう!
⒈ドミニカ代表 基本情報
まず初めにドミニカ代表の基本情報から見ていきたいと思います。
今大会、ドミニカ代表はベネズエラやオランダなどの強豪国がひしめく、プールDに所属しています。日本とは準々決勝か準決勝で戦う可能性が高く、日本代表にとっては大きな壁となるでしょう。
初戦は3月6日のニカラグア戦で、3月8日にオランダ、3月9日にイスラエル、3月11日にベネズエラと対戦する予定となっています。プールDの会場は決勝ラウンドと同じ、ローンデポ・パークです。
監督は、通算703本塁打を放ったカーディナルスの大レジェンド、アルバート・プホルスが務めます。MLB好きでなくてもこの名前を聞いたことくらいはあるのではないでしょうか。
現役時代の実績はもちろん、彼は監督としても2024-25年シーズンにドミニカ冬季リーグでリーグ優勝に導き、翌週のカリビアンシリーズ制覇も成し遂げました。采配力も一流なんですね。
ドミニカ代表の過去の戦績を見ていくと、過去最高は2013WBCでの優勝。8戦全勝での優勝を果たし、特にプエルトリコには3度の勝利を飾りました。
しかし、前回大会では2勝2敗でプール3位となり、まさかの1次ラウンド敗退。
今大会は前回の雪辱を晴らすべく、強い思いを持って臨んでくると思いますのでどんな戦いを見せてくれるのか楽しみです。
⒉ドミニカ代表 ロスターと起用法
では次に、ドミニカ代表のロスターと予想される起用法を見ていきましょう。
まずは投手陣から
先発
・クリストファー サンチェス(PHI)
・サンディ アルカンタラ(MIA)
・ブライアン ベイヨ(BOS)
・ルイス セベリーノ(ATH)
中継ぎ
・アブナー ウリーベ(MIL)
・カミロ ドバル(NYY)
・デニス サンタナ(PIT)
・グレゴリー ソト(PIT)
・セランソニー ドミンゲス(CHW)
・エドウィン ウセタ(TB)※辞退
追加招集 フアン メヒア(COL)
・ワンディ ペラルタ(SD)
・ワスカル ブラゾバン(NYM)
・エルビス アルバラード(ATH)
・アルバート アブレウ(中日)
クローザー
・カルロス・エステベス(KC)
先発ではサンチェス、アルカンタラの強力な左右のエースが軸となります。最低でもこの2人だけは覚えておいてもらいたいです。
さらに、レッドソックスの将来のエース、ベイヨと2018年には19勝を挙げた実績十分のセベリーノが待っているという布陣。
また、リリーフ陣も充実しており、現役最強セットアッパーのウリーベに加え、元ジャイアンツのクローザーであるカミロ・ドバル、パイレーツの守護神デニス・サンタナが名を連ねます。
余談ですが、元西武で今季から中日でプレーするアブレウも代表に選ばれているので、その点も注目です。
そして9回には”かめはめ波ポーズ”でお馴染みのエステベス。エンゼルス時代には大谷ともプレーしたので、覚えている人も多いのではないでしょうか。
なかなか、いやとてつもなく豪華なメンバーですね。
次に野手陣。予想されるスタメンとしては
1 CF フリオ ロドリゲス(SEA)
2 LF フアン ソト(NYM)
3 RF フェルナンド タティス Jr.(SD)
4 1B ブラディミール ゲレーロ Jr.(TOR)
5 3B ジュニオール カミネロ(TB)
6 DH マニー マチャド(SD)
7 2B ケテル マルテ(ARI)
8 SS ヘラルド ペルドモ(ARI)
9 C オースティン ウェルズ(NYY)
控えは
・C アグスティン ラミレス(MIA)
・SS ジェレミー ペーニャ(HOU)
・UT アメッド ロサリオ(NYY)
・1B カルロス サンタナ(ARI)
・OF ヨハン ロハス(PHI)※出場不可
追加招集 ジュニア レイク(ティフアナ・ブルズ)
・CF オニール クルーズ(PIT)
1番はイチローの愛弟子としても知られる、フリオ ロドリゲス。その後もソト、タティス、ゲレーロとMLBトップレベルの選手が揃います。
そんな中特に注目なのが下位打線で、7番のマルテと8番のぺルドモはどちらもシルバースラッガー賞受賞。9番のオースティン ウェルズも昨季21本塁打を放っています。
1番から9番まで一切気が抜けない、恐怖の打線です。
また控えも、控えなのがもったいないくらいな選手がたくさんおります。特に遊撃手のペーニャは昨季MVP投票で10位に入っており、「なんで控えなんだ?」って感じです笑
⒊ ドミニカ代表 注目の10人
では本記事の本題、注目の選手紹介に入りましょう。
今回は投手野手合わせて10人紹介していきます。
①クリストファー サンチェス(Cristopher Sánchez)
〔2025年成績〕32先発 202投球回 13勝5敗 防御率2.50 212奪三振 rWAR8.0
1人目はドミニカ代表の左腕エース、フィラデルフィア・フィリーズのクリストファー サンチェス投手です。
先ほども言いましたが、今日は彼だけでも覚えて帰っていただきたい。(ほんとはみんな覚えてほしいけど!)
2024年にブレイクすると、昨季はさらにブレイク。サイヤング投票では前回紹介したスキーンズに次ぐ2位でした。
そんなサンチェスの最大の武器はチェンジアップ。メジャスピやっている方ならわかると思うんですが、彼のチェンジアップってメジャスピだとSで変化量もMAXなんですよ。現実でもその通りで意味わかんないくらい曲がります。その変化はまさにMLBトップといっても過言ではないでしょう。
打者はわかっていても手が出てしまいますし、意識しすぎてしまうので、追い込まれて外ぎりぎりに直球投げ込まれるともうお手上げです笑
(↓NLDS、サンチェスが大谷を3球三振!)
Cristopher Sánchez strikes out Shohei Ohtani on 3 pitches!
— MLB (@MLB) October 4, 2025
We're off and running in Philly 😤 #NLDS pic.twitter.com/X1icrRm6Zb
今大会ではもちろんドミニカ代表のエースです。大谷でさえポストシーズンでは完璧に抑えられましたから、日本にとってはかなり手ごわい相手となりそうです。
②サンディ アルカンタラ(Sandy Alcantara)
〔2025年成績〕31先発 174.2投球回 11勝12敗 防御率5.36 142奪三振 rWAR0.1
2人目は2022年サイヤング賞右腕、マイアミ・マーリンズのサンディ アルカンタラ投手です。
前回大会、彼はドミニカ代表のエースでした。そして今回大会はドミニカ代表のサンチェスに次ぐ、もう一人のエースです。
2022年には228回を投げながらも防御率2.28と、一年を通して神がかった投球を見せナ・リーグのサイヤング賞を受賞。当時は現役最強投手とも言われていました。私がちょうど見始めたWBCで「アルカンタラはやばい」と騒がれていたのでよく覚えています。

しかし、このWBCで彼は絶不調に陥り、チームの1次ラウンド敗退の大きな原因となってしまいました。しかもその不調はレギュラーシーズンに入っても終わりませんでした。結果的に2023年途中にトミー・ジョン手術を受け、2024年も全休。
そんな中、昨季はけがから復活し、本調子とは言えないものの復活の兆しを見せていました。
今大会では前回の思いも胸に、アルカンタラの完全復活する姿を見たいものです。頑張れ!
③アブナー ウリーベ(Abner Uribe)
〔2025年成績〕75登板 3勝2敗 防御率1.67 7セーブ 90奪三振 rWAR2.7
さあ、早くもドミニカ代表最後の投手となります。3人目はミルウォーキー・ブリュワーズのアブナーウリーベ投手です。
「え?誰だ?」となった人、多いんじゃないですか?
日本ではかなり知名度は低いと思います。だからこそ私は皆さんに知ってほしいと思っています。
彼の武器は160km超えの”悪魔シンカー”です。これは…ちょっと言葉が出てきません。そのくらいやばい球です。ただでさえ平均で160kmを超えるのに、意味わかんないくらい曲がるんです。これはもうチートですよ笑
まあ見てみてください。
(↓ピッチングニンジャも驚いたウリーベのシンカー)
Abner Uribe, Vicious 100mph Sinker. 😤 pic.twitter.com/jyIwpGVihe
— Rob Friedman (@PitchingNinja) August 24, 2025
やはり意味がわかりません。
アブナーが出てきたら、とりあえずシンカーに注目しましょう。
④フリオ ロドリゲス(Julio Rodríguez)
〔2025年成績〕160試合 32本塁打 95打点 30盗塁 打率.267 OPS.798 rWAR6.8
続いて4人目、野手1人目は、シアトル・マリナーズのフリオ ロドリゲスです。
そうですよ皆さん、ドミニカ代表にはフリオがいるんですよ。
彼は若くしてスーパスターへと成長した、ドミニカの未来を担う存在です。
彼は”イチローの愛弟子”として知られ日本でも人気があり、ベイスターズの2軍施設にも訪問してましたね。
選手としては、走攻守そろったバランスの良い5ツールプレイヤーです。
昨季は30-30を2年ぶりに決め、同じく2年ぶりにオールスター出場も果たしました。
守備でもOAAが11と、高い数値を残しており、肩も化け物です。
特に彼の怖いところは勢いに乗った時の爆発力です。不調の波は大きいですが、ノったときはもう手がつけられません。
今大会では、ドミニカの切り込み隊長として打ちまくってほしいです。

また、フリオはマリナーズと大型契約を結んでいるため、これから応援するうえで移籍の心配なく安心して応援できるのはよい点です。
⑤マニー マチャド(Manny Machado)
〔2025年成績〕159試合 27本塁打 95打点 14盗塁 打率.275 OPS.795 rWAR4.1
5人目はドミニカのキャプテン、サンディエゴ・パドレスのマニー マチャドです。
マチャドの兄貴ですね~。ドジャースファンからの嫌われっぷりが日本でもよく報道されています。(ちょっとだけドジャースにもいたのに…)
彼は、ドミニカ代表を支える兄貴分としてチームを引っ張ります。
彼の強みは大舞台になれていること。2017,23年大会続いて3回目の出場となっており、WBCでの経験も十分。また、ポストシーズンなどの大舞台の経験も豊富です。今大会では、活躍はもちろん、精神的支柱としてもチームを支えてほしいです。
もちろんプレーでも一流で、今まで6度のオールスター選出、4度のMVP投票トップ5入りを果たしています。
⑥フェルナンド タティス Jr.(Fernando Tatis Jr.)
〔2025年成績〕155試合 25本塁打 71打点 32盗塁 打率.268 OPS.814 rWAR5.9
6人目行きましょう。サンディエゴ・パドレス所属、フェルナンド・タティスJr.。
くぅぅぅーー!!来ましたね~初出場。前回は禁止薬物で出れなかったんですよね。
MLBを代表するド派手なスーパースター。ドレッドヘアーにジャラジャラのアクセサリー。それでいてダイナミックなプレーを連発するわけですから、これはたまんない。
[↓2024年NLWCでのホームラン(思い出したくない…)]
FERNANDO TATIS JR. HITS THE FIRST HOME RUN OF THE 2024 #POSTSEASON 🚀 pic.twitter.com/XFqQ06zWTT
— MLB (@MLB) October 2, 2024
今季は久しぶりにタティスの本来のプレーが戻ってきたシーズンで、WAR(勝利への貢献度を示す数値)では過去最高を記録しました。
ホームラン25発はもっとやれるような気はしますが、打つ場面がこれまたいいんですよ。大事な場面で打ってくれる勝負強さはさすがです。
また守備でも魅せるのがタティス。今季はゴールドグラブ賞も獲得。彼のホームランキャッチはWBCでも見てみたいです。
ただでさえタレントぞろいのドミニカ代表に、タティスもいるなんてわくわくが止まりません!
⑦ブラディミール ゲレーロJr.(Vladimir Guerrero Jr.)
〔2025年成績〕156試合 253本塁打 84打点 6盗塁 打率.292 OPS.848 rWAR4.6
選手紹介もあと3人。7人目はブルージェイズの主砲、ブラディミール・ゲレーロJr.。
来たーー!!Vlady!Vlady!Vlady!みんな大好きVladyです。
2021年には大谷とHR王争いを繰り広げた大砲、ゲレーロJr.。
昨季はおととしより成績は落ちたものの、チームを引っ張る主砲としてチームの地区優勝、WS進出に貢献。
特に彼のチームへの忠誠心には感心します。WS進出が決まった時の、彼の涙はとても印象的で彼のチーム愛を物語っていました。(だからこそ世界一になってほしかった)
(↓ゲレーロJr.の涙のシーン)
“We do this for y’all” 🥹
— MLB (@MLB) October 21, 2025
Vladdy delivered an emotional message to Blue Jays fans last night ❤️ pic.twitter.com/kNqW8MFYsj
彼のプレーに話を移しましょう。彼の魅力は何と言ってもパワー。2021年には48発のホームランを放ち、その後も安定した成績を残しています。
彼の打った瞬間わかるホームランは見ていてとても気持ち良いです。
⑧フアン ソト(Juan Soto)
〔2025年成績〕160試合 43本塁打 105打点 38盗塁 打率.263 OPS.921 rWAR6.2
さあタレント揃いのドミニカ代表紹介もいよいよ大詰め。8人目は”現役最強打者”、ニューヨーク・メッツのフアン ソトです。
いやー、ドミニカ代表の最強男がここに来て登場。これはずるいな。なんてメンツだ笑
昨オフには、大谷越えの契約を結んだことでも一躍有名になりました。
昨季もその評価に違わぬ活躍を見せ、圧巻の成績を記録。特に目を引くのは盗塁数で、これまで「打撃は一流だが足は速くない」というイメージが強かった中、走塁面でも成長を見せ、見事に30-30を達成しました。
しかし彼の魅力はバッティングセンス。パワーももちろん兼ね備えていますが、選球眼、ミート力、勝負強さ。すべてを兼ね備えた"最強打者"です。

前回大会でも本塁打を放つなど、大舞台でも結果を残してきたソト。今大会でもドミニカ打線の中心として、その卓越した打撃技術に大きな注目が集まります。
⑨ジュニオール カミネロ(Junior Caminero)
〔2025年成績〕154試合 45本塁打 110打点 7盗塁 打率.264 OPS.846 rWAR5.1
ソトで終わろうと思ったのですが、この男を紹介しないと気が済まないので紹介させていただきます。ドミニカ代表選手紹介の締めは、タンパベイ・レイズのジュニオール・カミネロです。
やっぱこの男を紹介せずにはいられないでしょ。こいつは絶対に覚えておくべきです。
昨季大ブレイクし、これからのドミニカ代表、MLBを引っ張っていく男、ジュニオール・カミネロ。昨季は有望株として、大きな期待を背負ってシーズンを迎えたんですが、その期待をも上回る成績を残しました。

彼の魅力はそのスイング。バットスピードは平均で125~127km/hを出し、速いときは130km/hにも達します。そのえげつない速さのバットスピードからホームランを量産し、MLB史上4番目の若さで40本塁打100打点を達成しました。
今大会では現在成長中のスラッガーがどこまでやれるのか楽しみで仕方ありません!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
改めてみると凄いですねー
なんならアメリカより強いなんじゃないですか?っていうか強いですね。
しかし勝負は始まらないとわからない。かみ合わずにずるずる負けていってしまう可能性だってあるわけです。
さあどうなるのか楽しみになってきましたか?
皆さん一緒にWBCを楽しみましょう!
それではまた次回!
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※その他の画像はすべてMLB公式のものから引用しております。
