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第2回高床住宅はいい。でも毎日階段は嫌だ(笑)

925ThinkLab|会社員、勝手に考える研究室 #02


高床住宅はいい。でも毎日階段は嫌だ(笑)

925ThinkLab|会社員、勝手に考える研究室 #02

前回、もし自分が自由に家を考えられるなら、

「災害と戦わない家がほしい」

という妄想を書きました。

地震、水害、強風。

自然の大きな力を全部真正面から受け止めるのではなく、できるだけ逃がして、流して、それでも残る力だけを構造で受ける。

そんな家を勝手に考えています。

名前は、

Garden Promenade House。

今回は、その名前の中心になっている

Garden Promenade

がどうして生まれたのか、という話です。

実はものすごく単純なところから始まりました。

階段が嫌だったんです(笑)。


水害が怖いなら、住む場所を高くすればいい

水害のことを考えると、まず思いつくのは高床です。

地面に近いところが浸水するなら、生活する場所を高い位置へ持っていけばいい。

下はガレージや設備スペース。

その上に生活する平屋を載せる。

かなり分かりやすい考え方です。

私も最初は、

「これでいいじゃん」

と思いました。

でも、その家で毎日暮らすところを想像してみました。

仕事から帰ってきて、

車を停めて、

荷物を持って、

階段を上る。

次の日も上る。

その次の日も上る。

10年後も上る。

20年後も上る。

……

嫌だな(笑)。

高床住宅の理屈は好きなのに、毎日そこまで階段を上がる生活はあまり好きではありません。

しかも歳を取れば、もっと大変になります。

足を痛めることもあるでしょう。

重い買い物袋を持っている日もあります。

小さな子どもがいる家庭なら、ベビーカーもあります。

高床にしたことで水害には強くなったけれど、

普段の生活が不便になった。

それではちょっと違う気がしました。


一般的な高床住宅を見上げるイメージ。

じゃあ、ものすごく緩い坂にすればいい

だったら階段ではなく、スロープにすればいい。

ここまでは普通です。

でも、高い場所まで緩い勾配で上ろうとすると、当然かなり長くなります。

最初は、

「長いスロープか……邪魔だな(笑)」

と思いました。

でも、この「邪魔な長さ」が、あとからこの家のいちばん大事な場所になっていきます。

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普通の会社員が「災害に強い家って、全部の力に勝たなくてもいいんじゃない?」から始めた妄想住宅研究。高床、免震、制御浸水、浮く車、大屋根、3…

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