誰かに喜んでもらえて感じる嬉しさ|自分のこと|エッセイ
最近、私は編み物をすることが増えた。
編み物をしている時間が好きで、ひとつひとつ手を動かしながら、完成していくものを見るのが楽しい。
そんなある日、お母さんの仕事先の方に、編み物をプレゼントした。
『喜んで貰えたら嬉しいな』
それくらいの気持ちだった。
そして後日、InstagramのDMに『ありがとう!』とメッセージが届いた。
たった一言だったのに、私はすごく嬉しかった。
自分が時間をかけて作ったものが、誰かの手に渡って、その人に喜んでもらえた。
それだけで、「作ってよかったな」と思えた。
そのあとLINEも交換して、さらにスターバックスのギフトまでいただいた。
まさか、こんなふうに返ってくるなんて思っていなかった。
私はただ、好きで編み物をしていただけだった。
自分が楽しいから作って、自分が「これ、かわいいな」と思ったものを誰かに渡した。
それが誰かの「ありがとう」に繋がって、そこからまた新しい繋がりまで生まれた。
なんだか不思議だなと思う。
好きなことって、ただ自分を楽しませるだけじゃないのかもしれない。
自分が好きで続けていることが、誰かの小さな幸せになることもある。
そして、誰かに喜んでもらえたことが、今度は自分の幸せになる。
そう考えると、好きなことを続けるって、とても素敵なことなのかもしれない。
最近の私は、編み物をしながら「何を作ろうかな」と考える時間が増えた。
でもこれからは、
『これを作ったら、誰かが喜んでくれるかな』
そんなことも、少し考えるようになりそうだ。
誰かに喜んでもらえるって、こんなに嬉しいんだ。
そして、自分の好きなことが誰かと繋がるきっかけになるって、こんなにあたたかいんだ。
今日も私は、またひとつ編み物をしている。
もしかしたら、この小さな作品の先にも、まだ知らない「ありがとう」が待っているのかもしれない。
