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wise_salvia5433
女優・太地喜和子<閑話休題㉘>
昭和という時代に太地喜和子という女優がいた。
あえて『女優』と言いたい。そんな女(ひと)
世代的にリアルタイムではっきり意識した世代ではない。
でもうっすらとその生々しい色気と身にまとう業の強さに
TVの前で圧倒されていた記憶がある。
舞台『近松心中物語~それは恋』
何故か記憶に残っていた。でも舞台は生物。
時代もあり観ることの叶わぬ幻の舞台と思っていた。
しかし、先日、YouTubeで観る機会を得た。
ラストシーンだけの短い映像だったけど、凄まじい舞台だった。
舞台という虚構の世界のはずだが、まさに「生きてる」そう感じた。
観ることが叶わなかったことが悔しい舞台である。
彼女は19歳の頃、23歳年上の三國連太郎さんと恋に落ちている。
恋愛の細かなことには興味はない。
ただ23歳年上ということに興味を引かれた。
私が彼女に魅かれ、理解する切り口だと感じたからかも知れない。
私にも全てを愛しながらも、己を生きるために自ら離れ、
離れても忘れられない大切な人がいる。
いつかそんな恋をする女について記してみたい。
