忘れられない、あのエメラルドグリーンの夜。
いつの日か眺めていた
エメラルドグリーンの地平線は、
深海のように溺れてゆく青の下で
鮮やかに光っていた。
少しだけその色がまた、
空に滲んだある夜。
青と緑の宝物が詰まった瓶を
薄暗い光にかざして、
時間の破片と
透き通る記憶の中に
宝物たちを沈ませていた。
あの日、
思い出に刻めなかった美しさだけは
色褪せないように。
その感情すらも瓶に沈めて、
濃い夜色に、染まりゆくだけ。
最後までよんで頂き、ありがとうございます!
エメラルドの宝石が眠るような夜の一時を
感じて頂けたら嬉しいです。
