⑨まさお九州へ┄(箱根編)
こうして、圭介は、九州への任が下された――
圭介が戻ってきた
まさお『どうだった?』
圭介『九州へ向かう』

まさお『わかってたけど┅正式に決まったんだね』
時宗様に謁見した御家人は
帰る準備をしている
圭介『さあ、帰るぞ、そして長旅の準備だ』
二人が外に出ると
謁見が終わったのか、
北条時宗が外を見つめている

それを、遠くで見ていた、まさお
『あの方が執権様なんだ┅』

↮↮↮↮↮↮↮↮
出発当日
鎌倉の町はまだ薄明かりに包まれ、寺社の鐘の音が遠くから聞こえてくる。

珍しくまさおは
早起きをしました
まさお『晴れたな、出発日和だ』
と、同時に
『うわ…本当に今日出発するんだな…』

馬の鳴き声が聞こえた
圭介はもう、すでに起きていて
馬上で荷物や武具の最終確認をしている。
圭介『お、起きたか┅』

まさお『おはよ』
圭介『油断するな、まさお。
任務は九州まで続く長旅だ』
まさお『分かってる』
圭介『よし。いい心構えだ』
圭介『鎌倉を出る日は、何度経験しても身が引き締まるな』
二人は出発しました
まさお『圭介の上司って誰なの?』
圭介『今から合流する、そしたら紹介する』
まさお『うん』
と、言いつつ、怖い上司だったら
どうしようと心配する。
まさおの手が震える

気持ちを察したようで、圭介は
『心配するな。まずは状況を学ぶことが肝心だ』
まさお『うん』
心を読まれたようで、恥ずかしくなる

太陽が少しずつ高く昇り、朝の光が町を黄金色に染める頃┅
圭介『今から、山を登るぞ❗箱根だ』
まさお《あ、そうだ幼稚園の時、富士五湖行って、富士急ハイランド行ったなぁ》

と思いつつ┅
登り始める
ここ数ヶ月、訓練したので、そこまで
キツく思わなかったが、
やはり、箱根越えはキツイ
風が冷たく、息が白く上がる
つづく┄
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