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自称元刑事の佐々木成三さんは無益なだけではない


 前に「センモンカの正体」という投稿でご登場いただいた自称元刑事の佐々木成三というコメンテーターは米国警察官の標準装備であるボティカメラの存在も知らないという箱入りぶりで、某野球関係者の失踪騒ぎのときには「警察が動かなかっということは警察が動く必要がなかったということです」という小泉前首相の「自衛隊がいる場所、これ即ち非戦闘地域なのだ」という国会迷答弁を彷彿とする返しをしていましたがこうした基本姿勢は引き続き変わらないようです。

 ライブ配信中に殺害されたライバー女性の悲劇について事件の特徴を聞かれると「殺意が明確な点」と堂々と言い放っていました。
 容疑者本人は殺意を否定していますが?と問いかえされると、大きなサバイバルナイフを使っているのは矛盾しているというシンプルな返し。
 よく報道は「推定無罪」ということを念頭におかなければならないといったりしますが、(実際には推定無罪もないがしろにされていますが)、佐々木氏はその斜め上をかろやかに超えていきます。
 そして今回も容疑者が警察に相談していたという事実には言及せず。佐々木小泉式論法でいうなら「警察が動かなかったということは、警察が動く必要のない事案であった」ということになるのでょう。
 くりかえしますが桶川ストーカー事件など警察の怠慢を反省すべき悲劇など過去にはいくらでもあるのです。

 でも佐々木氏は別にフツーじゃない?と受け流そうとするあなたに、参考までにTOKYO MX「堀潤LiveJunction」のコメンテーター陣の意見を記しておきましょう。

臨床心理士・みたらし加奈氏
 投げ銭という金銭の授受があり、ホストのようないわゆる恋愛営業のようなものが存在しうるライバーのような職業についてはネット版の風営法のような法整備が必要なのではないか。 
ライター・よっぴー氏
 法律の問題というより「商売のやり方」の問題ではないのか。容疑者の言うことが本当なら詐欺での立件もありうるのではないか。
立教大学講師・河崎環氏
 容疑者は警察にどう相談していたのか、警察はどう受け止めていたのかについて考える必要がある。

よっぴー氏の「詐欺での立件」については、みたらし氏が「結婚の約束までしていたら詐欺になるかもしれないが生活費程度だと立件は難しい」という補足意見。

 ライバーとしても活動していたアイドルの塩見きらさんはTBS「サンデージャポン」に出演し「だましてまで投げ銭をしてもらおうとするのは良くないが今回の件はだましているととられかねない」とコメント。

発言者たちに共通して言えるのは
「加害者にならない」
「被害者にならない」

ためにはどうするかという意識だ。

一方で佐々木氏は
「今日のワルモノはこいつに決定だぁ!さぁ、みんな叩け叩け!」
という昭和レトロなストロングスタイルだ。
 「僕はイエローでホワイトでちょっとブルー」に出てきた著者の息子さんが指摘したただ「罰するのが好きな人」だ。
 こういう人にとって「事件」は「ネタ」にすぎず、すべては他人ごとだからむしろ次のワルモノの出現を待っているのだろう。
 いいかげん、令和なので、こういう野な蛮人は画面から消えてほしいと思うばかりです。

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