自分の癖と仲良くなる
自分の癖は気が付きにくい。
ほとんどが無意識でやっていることだから。
大きくは思考の癖、動きの癖のふたつになるのかな?
レッスンで生徒さんの身体、動きを見させてもらっていますが、
みんなそれぞれに動きの癖が見受けられます。
もしその方の身体のどこかに、痛みや違和感、重だるさがある場合、動きの癖に気がついて、それを地道にやめていくことで、痛みが出なくなることが割とあります。
多いのが肩に力が入っているケース。
常に、もしくは何か動こうとするとまず最初に肩にキュッと力が入ったまま動作をしてしまう。
(初動で肩に力が入るとその後の動き全体が力みやすくなるので気をつけたいところ)
それだけで、腕に痛みが走ることがあって、そういう方に初動で肩が力まないようにお伝えしてアジャストすると、
「あれ?痛くない」 もしくは痛みが軽減することも多いです。
もちろん本人は肩が力んでいたことには気がついていませんでしたが。
あるクライアントさんの例。
何かの動きで腕に痛みが走り、かつ常に首〜後頭部のあたりが重苦しく、雨の日は特にそれが酷くなるんですと訴えてた50代の方。
右肩が常に微かに力んでいて、動作をしようとするとさらに右肩に力が入る癖があり、だんだんとご自分でも「あ、右肩が力んでる」と気がつくようになり、気づいたら力を抜く、気づいたら力を抜く、というのを地道に繰り返していたら、そもそも痛みが出なくなり、首の重苦しさを出なくなりました。
「もう、なんか、嘘みたいに苦しくならないんです」 と。
首周りのストレッチとかマッサージとかもしてなく、やったことは
ただ、肩に力が入ってるな、と気がついたら力を抜く、を地味に繰り返しただけ。
痛みとか重苦しさって身体からのシグナルなので
(ちょっと力んでますよ〜 とか、 動かし方良くないですよ〜 的な)
どれどれちょっと見てみましょうか、と丁寧に身体の動きをみていくことで、身体が言わんとしていたことが見えてくる、そんな感触です。
ちなみに思考の癖、
「ちゃんとやらなきゃ」
「間違ってはいけない」
「きちんとやらなきゃ」
も身体の力みを誘発しますので、人間って面白いなぁと思うところです。
(ちなみに私は多いにこのパターンがある人です)
ただ、癖って無くなりはしないので(たぶん)、
「あぁ、また癖が出ちゃった、てへ」
ぐらいなな感じで付き合うとストレスがないです。
でもだんだんと減ってはいきます。
これまで見てきた方では、
首肩、腰、膝、股関節と、癖を修正しながら動き方を地道に変えていったら痛みが軽減、もしくはなくなった方おられます。
もちろんそれで全てが解決はしませんし、整体や病院でのケアも必要なこともありますが、"自分でも気をつけることができる" という術があるのは大きな事だと感じます。
