娘を失った夜 私を壊したのは悲しみじゃなかった
最愛の娘を 亡くした
「私が殺したんだろ」
夫にそう言われた夜のことを
今でも思い出す
泣けなかった
反論もできなかった
娘が 浴槽の中で 浮いていたのを
私が 見つけた
私だって 一番苦しかったのに
同じ気持ちを 今も抱えてる人に
この話を 読んでほしかった
大切に育ててきた
初めての娘だった
初めての女の子だった
洋服を選ぶのが楽しかった
おしゃべりしながら 笑い合った
小さな成長を 一緒に喜んだ
この子のためなら
何でもできると思ってた
本当に そう思ってた
ほんの一瞬 目を離した
その日は いつも通りだった
気を抜いてたつもりは なかった
でも たった数秒で 全部変わった
あのとき見ていれば
あのとき気づいていれば
何度繰り返しても
現実は戻ってこなかった
もう抱きしめられない
名前を呼んでも 答えてくれない
その事実だけが ずっと
胸に刺さったままだった
責められ続けた日々
夫は言った
「お前が殺したんだろ」
信じられなかった
私だって 娘を失って
壊れそうだったのに
義母も 遠回しに言ってきた
「あなたが見てなかったんでしょう」って
誰にもわかってもらえなかった
どんどん 孤独になっていった
何度も思った
いなくなってしまいたいって
娘のそばに 行きたいって
それでも 生きていていいと思えた日
それでも 今日まで生きてこれたのは
娘が生きた証を
私が語り続けたかったから
あの子との日々は 本当にあった
私がどれだけ愛していたか それだけは 誰にも否定させたくない
今も痛みは消えない
でも 私はあの子の母親として
生きていていいんだと
ようやく 思えるようになった
同じように
自分を責めてる人がいたら
責めすぎないでほしい
あなたの痛みは
誰かに軽く扱えるものじゃない
今も心の中で あの子に言ってる
「生まれてきてくれて ありがとう」って
最後まで 読んでくれて
ありがとうございます
こんな記事も書いてるので
良かったら どうぞ
