久しぶりに悩んだね。

かつて瑞々しく、輝く桃のようだったこの国は、今や無残にフォークの跡を刻まれ、甘い部分だけを食い尽くされようとしている。
「国民のため」と言いながら、まず一口目を頬張るのはいつも誰かの上等なスーツ姿。
土台のスポンジ(庶民)はしっとりと涙で湿り、
上に厚く盛られたクリーム(政策予算)は、なぜか特定の一族の胃袋に優先的に流れ込む仕組み。
「いやいや、これも国全体の健康のため」と言いながら、
フォークを振るう手は止まらない。
税という名のソースは甘く見えて辛く、庶民の口にはなかなか届かない。
そして最後に残るのは、乾いた紙とこびりついたスポンジくず。
「ほら、ちゃんと皆さんにも行き渡ってますよ」と言われても、
それをつまむにはもうフォークすら曲がっている。
太っていくのは「国」ではなく、太らせたい誰か。
空腹なのは、なぜかいつも皿の周りに立たされている我々なのか…
ニュースに踊らされ、YouTubeの一方的な毒を吐く物言い、選挙と言う怪物。
