見出し画像

休んでいたら内勤スタッフとキャストが勝手に生誕祭を大成功させていた

何もしてないのに、

ただ眺めていただけなのに、

どこで開催されるのかすら知らなかったのに、

お店主催のイベントが「大成功」を収めていました。

主催者は、頼れる内勤スタッフの今井さん。

今井さんについて知らない方は「女性の内勤スタッフを採用した結果、お店がとんでもないことになった」をご覧ください。

イベント内容は、バーを貸し切り、お客様を招いてキャストの生誕祭を開くというもの。

主役は当店の人気キャストの佐藤さん。発案者は今井さん。

店長であるぼく自身は本当に何もしていない中で、あれよあれよといううちにプロジェクトが進行し、業界初となる箱を借りた大型イベントは大成功を収めました。

この記事では、(何もしてないのに)いかにして生誕祭が成功したかについて書こうと思います。

こんなイベントをやってみたいんです!

時を遡ること約半年。

毎日書いていた経営ブログの更新が滞るようになり、「休むのも勇気!」と都合の良い言葉に乗っかり約6年続けたブログをストップしました。

突然更新がなくなったことでご心配をおかけした方がいれば申し訳ありません。詳細はまたの機会にお知らせできればと思いますが、ぼく自身は変わらず元気にやっています。

そして話を戻して、いつものように事務所を早々と上がろうとしていたところを、今井さんに首根っこを掴まれ、

「こんなイベントをやってみたいんです!」

とプレゼンされました。

この時点で、企画は9割以上完成していました。

「え?派遣型リフレで箱を借りたイベント?お客様を呼んでオフ会?そんなの無理…いや…ん?できそうだな?」

と思わせる内容でした。

その企画書には、タイムテーブル、予算、会場、リスク、そしてこれからやるべきことがすべて記載されていました。

これは数年前のうちのお店では100%実現できなかったことです。ぼく自身が主催でやろうとしてもこうは上手くまとまらなかったと思います。

ただ、企画書を読んだ際、気になった点が一つだけ。これさえクリアできればいけるが、逆にそこが無理ならどんなに他が良くても実現は難しいと感じる箇所でした。

このイベントは法的に問題ありません


「これって風営法的に大丈夫?」

と今井さんに聞いてみると、本人もそこに不安を感じていたようで、ChatGPTは大丈夫と回答していたが確証はないという様子でした。

さすがに店長は何もしていないとはいえ「よく分からないけどOK!」と気軽に返事して風営法上問題があったときはお店(と店長の人生)がなくなるリスクもあるので、そこだけは慎重にいく必要があります。

「行政書士に相談しようか?」

そう伝え、2人で行政書士のもとへ相談へ行くことに。

ちなみにこの「行政書士への相談が必要」「相談に同席」が、今回のイベントでぼくが唯一関わったところです。

もちろん、行政書士を探してくれたのも今井さんです。

ちなみに、派遣型リフレ店をオープンするためには警察署へ「風営法」の届出をする必要があり、行政書士はその届出の代行をしてくれる存在になります。つまりは風営法のプロ。

そんな行政書士の先生を前に、今井さんが企画案の概要や確認したいことの説明を始めます。

すべて話を聞き終えた後、先生は

「大丈夫じゃないですか。問題ないと思いますよ」

と第一声。

もしこの件で店を潰そうとする嫌な人間が突くとすれば●●の部分、ただしそこは開催時期を●●にすることで、宣伝文に●●と記載することで、事前に警察に●●と話を伝えておくことで回避できます。現在の企画案は慎重になり過ぎているくらいで、もう少しこのくらいの範囲までならやっても問題ありません。

そんな話を約1時間、みっちり相談させてもらいました。

一番の懸念であった風営法リスクをこれで無事クリアすることができました。

そして生誕祭当日


それ以外で店長のやったことは、お店からの名前でフラスタ(フラワースタンド)を注文したことくらい。

生誕祭が近づくにつれ、事務所には当日販売するグッズが次々と並び始めます。

募集人数も無事埋まり、今井さんの胃にも穴は開かずに済んだようです。

そしていよいよ当日。

店長は事務所でお留守番をしながら、予約対応にあたります。

生誕祭当日の様子や、募集人数が埋まるまで胃を痛め続けた今井さんの視点については、今井さんのnote「制作費〇〇万円!?JKリフレ内勤が身銭を切ってイベントを企画した結果…」に本人がまとめています。この記事とあわせて読むと、生誕祭の裏側がより分かると思います。

そして、生誕祭は大盛況のうちに幕を閉じました。

企画から募集、当日の運営まですべてこなしてくれた今井さん、生誕祭を盛り上げてくれた佐藤さん・夏目さん、そして貴重な休日にもかかわらず会場へ足を運び生誕祭を成功に導いてくださったお客様方に、この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

6年前、秋葉原に1人でお店をオープンしてから、ブログを書き、求人を出し、イベントを考え、ずっと必死でやってきました。

自分が動かないことには何も始まらないので、思いついたことはすべて試し、使えるものはすべて使い、起きているあいだはずっとお店がどうすれば良くなるかを考えていました。それでも自分の力だけでは足りず、お店はいろんな迷走もしました。

それが今。

ぼくがブログを書かなくなっても、現場から離れる日が多くなっても、スタッフやキャストが自らイベントを企画し、お客様を集め、成功させている。

しかも、それはきっと、ぼくでは思いつくことも実現することもできなかったイベントです。

今回の生誕祭で一番嬉しかったのは、イベントが成功したことだけではありません。

「自分がいなくてもお店が前に進んだ」

そう実感できたことでした。