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ドラマ日記『豊臣兄弟!』(第29話)&『VIVANT』(第11話)

「秀長が長生きしていれば、豊臣家の天下は安泰だった」とまでいわしめた、天下一の補佐役・豊臣秀長=小一郎(仲野太賀さん)の目線で戦国時代をダイナミックに描く、波乱万丈のエンターテインメント『豊臣兄弟!』の第29話「天下への道」

織田信孝(結木滉星さん)から明智討伐の差配を任された秀吉(池松壮亮さん)。焦らず敵を追い詰め、光秀(要潤さん)を生け捕りにすべきと考えるが、信長を失った織田勢の足並みはそろわず、逸った高山右近(市川知宏さん)らが敵陣に攻め入る。

信長を失った織田方は数でははるかに勝るものの、統制が取れておらず、そこに勝機を見出す光秀。秀吉方の提案で、最善の策になるかと思いきや、功を焦った信孝はすぐに戦いを始めてしまい。結果的に、秀吉が信孝らを見限る要因となりました。

とはいえ、多勢に無勢で「山崎の戦い」はあっという間に終了。落ち延びた光秀が捕らえられ、秀吉の元に連れてこられるという今までにない解釈。実際に首を刎ねられるなどの描写はなく、生存説を想像させる余地を残しました(『麒麟がくる』パターン)。

後半は、信孝を庇って負傷した与一郎(大西利空さん)を、豊臣家総出で助けようとしますが、あっさり死去するホームドラマ感。とはいえ、最後に秀吉が「わしが上様の思いを継ぐ」と覚醒したところは良かったです。次回は一週休みで8月9日の放送になります。

自衛隊直轄の「別班」諜報員という裏の蚊を持つ乃木憂助(堺雅人さん)は、国際的なテロ組織“テント”リーダーで実の父あるノゴーン・ベキ(役所広司さん)を暗殺。しかし、乃木の前に、再び赤い饅頭が…『VIVANT』の続編の初回(第11話)。

ノゴーン・ベキを射殺し、事は済んだかに見えたが、その裏で、新たなる冒険はすでに始まっていた。別班招集を意味する赤い饅頭、その意味を知り驚愕する乃木、新たな冒険は、かつてないほど険しいものになる。

2023年の第1シーズンは、最終回こそ世帯視聴率19.6%でしたが、初回は11.5%。今回の第2シーズンは初回から18.8%とロケットスタート。TBSが社運を賭けたドラマですが、先ずは大成功。

正直、3年前のドラマなので詳細を忘れていたので、放送後にWikipediaの詳しいあらすじを読んで、やっと思い出してきました。とはいえ、情報量が多いので、細かく感想を書くのは大変なので、初回は演じる俳優が変更になったキャラだけ。

まずは凄腕ハッカーの太田梨歩役。以前は飯沼愛さんでしたが、事務所を退職したせいでしょうが、今回は花岡すみれさんに変更。顔もなんとなく似ていますし、演技は落ち着いており、声質も花岡さんの方が好み。作品の世界観にも馴染んでいる印象。

もう一人はジャミーン役。前回はモンゴル出身のナンディン-エルデネ・ホンゴルズラさんが演じていましたが、3年でずいぶん成長したため、本間さえさんに変更。これは仕方なし。

TBS日曜劇場は高視聴率の「鉄板」枠のイメージがありますが、実際には山あり谷あり。『半沢直樹』の成功体験で、パワハラで訴えられた福澤克雄監督イズムが前面に出てきたここ10年。エンタメ作品として楽しむ一方、個人的には『Tシャツが乾くまで』のような、作家性が強い作品が好きかも。

12月まで2シーズン放送されますから、あまり気合を入れずに、感想も短めで、ボチボチ楽しんでいきたいと思います。


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