【息を吸える幸せから始まる未来——生死を彷徨った私が学んだ「予防」と「絆」!】
「呼吸ができる」という当たり前の奇跡を、私たちは
失って初めて思い知る。
2016年2月。気管支喘息の発作が悪化し肺炎を併発した私は、病院の受付で意識を失った。ピークフロー値は87%まで低下。気管挿管され、集中治療室で人工呼吸器を装着された。3日間意識は戻らず、命の灯火が消えかけていた。
暗闇の中で私は三途の川を見た。対岸には亡き父が立っており、
「お前がここに来るのはまだ早い!」と厳しく押し返された。
その瞬間、私はうっすらと意識を取り戻した。
駆けつけてくれた親族が、夜遅くに「おさずけ」の祈りを捧げてくれた時、その背後に父の姿が見えた。
後日、見舞いに訪れた友人が
祈りを捧げてくれた際も、温かな光のような存在が見守って
くれているのを感じた。科学だけでは説明のつかない体験だが、
私は確かに生かされたのだと痛感した。
無償の愛で支え続けてくれた家族や仲間の存在が、どれほどかけがえのない財産か。そして、病にかかってから対処するのではなく、病を防ぐ「予防」こそが、人生のすべてを支える基盤であると、身を以て学んだ。
どれほど豊かな経済力があっても、どれほど高いスキルや
夢があっても、健康を害してしまえば仕事も趣味も、家族との時間も立ち行かなくなる。だからこそ私は、退院後に生き方
そのものを再設計した。
まず、日々の習慣を見直した。腹筋やスクワット、ウォーキングを日常に組み込み、バランスの良い栄養摂取を徹底。定期的な受診と検診も欠かさない。大腸ポリープの早期切除や皮膚科での検査など、大きな事態になる前に手を打つヘルスコントロールを続けている。
そして何より大切なのが、心を満たす「ストレスフリー」
な暮らしだ。
毎月2回、家族と囲むランチミーティング。イオンシネマでの映画鑑賞。気心の知れた仲間たちと声を張り上げるカラオケや、週末の銭湯で心身を整える時間。それらは単なる娯楽ではなく、明日を心地よく生きるための大切なエネルギー源となっている。
SDGsが掲げる「すべての人に健康と福祉を」という目標は、大袈裟なことではない。一人ひとりが自身の身体と心に向き合い、予防を意識し、周りの人々との絆を大切に育むこと。その小さな積み重ねの先にしか、心地よい未来社会は訪れない。
あの日、送り返されたこの命。これからも健康を第一の礎とし、家族や仲間とともに、豊かな未来を歩み続けていきたい。
#未来のためにできること
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