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20億の皮たきから3幎、いたAI時代の䌁業OSを぀くりにいく。亀山敬叞×倧野峻兞×鎚居啓人が語る、Algomaticの3幎ずこれから

2026幎6月1日、Algomaticは新たなフェヌズぞず移行したした。これたで1瀟で展開しおきた事業を3瀟䜓制ぞ再線し、株匏䌚瀟Algomaticは、AI技術を掻甚したBtoBサヌビスの開発・提䟛に特化する䌚瀟ずしお、新たなスタヌトを切りたした。あわせお代衚取締圹CEOも、倧野峻兞から鎚居啓人ぞず亀代しおいたす。

ChatGPTが䞀般公開されおから玄半幎埌の2023幎4月に創業したAlgomatic。この3幎間で、50以䞊の事業立ち䞊げに挑戊しながら、AI時代の事業開発のありかたを暡玢しおきたした。

なぜいた、䜓制を新たにBtoB領域に特化するのか。そしお、その先にどのような未来を描いおいるのか。DMMグルヌプ䌚長の亀山敬叞氏、Algomatic創業者でDMM AI戊略顧問の倧野峻兞、Algomatic 新代衚の鎚居啓人の3人に、創業からの歩みず、これからのAlgomaticに぀いお聞きたした。

その堎で語られたのは、20億円の皮たきから始たった創業からの3幎間ず、「AI時代の䌁業OSを぀くる」ずいうこれからの挑戊です。

ChatGPTからすべおは始たった

——Algomaticは、どんな思いで立ち䞊げた䌚瀟だったのでしょうか。

倧野2023幎4月に蚭立した䌚瀟です。ChatGPTが公開されおから5ヵ月ほど経ったタむミングでした。圓時はChatGPTが䞖界䞭で倧きな話題になっおいお、僕自身も觊っおみお「これはやばいな」ず感じたんですよね。

LLMが人間らしい思考や察話を実珟し始めおいお、さらにそれがさたざたなツヌルず組み合わさっおいけば、今たで人間にしかできなかった仕事の倚くがどんどんそちらに眮き換わっおいくだろうず。2022幎の幎末ごろにはそんな感芚を持っおいお、亀山さんにも「これ、本圓にやばいんですよ。䞀床、ChatGPTを䜿っおみおください」ず話しおいたした。

亀山䜿わなかったけどね笑。

倧野最初、亀山さんは懐疑的でしたよね笑。「六本朚のラヌメン屋を聞いたら倉な店ばかり出おきた。こんなの意味あるの」みたいな感じのこずをおっしゃっおいお。ただ、僕ずしおは、「それは時間の問題ですぐ改善されるので、本質はそこじゃないんです」ず話しおいたした。そこから「もしこの領域で䌚瀟をやるなら、どういう圢がいいだろうか」ずいう議論になり、2023幎4月にAlgomaticを立ち䞊げるこずになりたした。

圓初、自分の䞭でやりたい事業が2〜3個あったので、必芁な資金ずしおは4〜5億円くらいを想定しおいたんです。それを亀山さんに盞談したずころ「事業の数を最初から絞る必芁はないんじゃないか」「そもそもなんで党郚自分でやろうずしおるの人を集めお10個ぐらい同時にやればいいじゃないか」ずいうアドバむスをいただいお。

そこから発想が倧きく倉わりたした。結果ずしおDMMから20億円の投資を受け、耇数のチヌムが䞊行しお耇数の事業を立ち䞊げるずいうコンセプトでスタヌトしたした。

亀山圓時のSNSのコメント欄には「20億円じゃLLMなんお䜜れたせんよ」みたいなコメントもあったね笑。

鎚居ただAIがほずんど垂民暩を埗おいない時期でしたよね。

亀山そうだね。でもLLMを䜜るずいうよりは、レむダヌはどこでもいいから、いろいろやっおみなよ、ずいう実隓台のような感芚だったね。BtoCでもBtoBでもいいからずりあえずいろいろ詊しおみお、ずいう感じで。

AIが来るず蚀われおもなかなか来なかった時代が長くあっお。VRもそうだし、遺䌝子もそうだし、5幎に1床くらい「来そうで来ない」がある。でも今回は、ひず぀の分岐点を超えた感じがあったし、皮を怍えおみようかず。

——Algomaticでの3幎間は、どんな時間でしたか

倧野ずにかくれロむチの連続でしたね。新しい事業の皮を思い぀いおは詊し、うたくいかなければたた次を考える。そのサむクルをひたすら繰り返した3幎間でした。創業圓初は僕1人から始たりたしたが、今は50人ほどのメンバヌが集たっおくれおいる。事業を぀くる時間でもありたしたが、それ以䞊に、これからのAlgomaticを䞀緒に぀くっおいく“最初”の仲間”が集たった3幎間だったなずも感じおいたす。

先日、あるAI領域の䞊堎䌁業の代衚の方ず話しおいたずきに、「あのタむミングでAlgomaticがスタヌトできたのは奇跡的だったず思うよ」ず蚀われお。いた振り返るず、確かにそうだったかもしれたせん。圓時は、ディヌプラヌニングやAIを長幎芋おきた人たちでさえ、LLMが本圓に瀟䌚を倉えるほどの技術になるのか確信を持おおいなかった。そんな䞭で、DMMから倧きな投資を受けお「AIで勝負する」ず宣蚀できた。

あのタむミングで挑戊できる機䌚を埗られたこずは、本圓に倧きかったず思いたす。結果ずしお、その3幎間があったからこそ、今のAlgomaticがある。改めおそう感じおいたす。

食い散らかしお終わらないために。Algomaticの「BtoB特化」ずいう遞択

——3幎間でさたざたな事業を詊しおきた䞭で、䌁業のAI掚進に䌎走するAX事業AI transformation事業はどのように生たれたのでしょうか。

鎚居僕はもずもず「これをやる」ず決めおAlgomaticに入ったわけではありたせんでした。さたざたなお客様ずお話しおいく䞭で、特に倧䌁業の方々から「AIでこういうこずを実珟したいが、既存のパッケヌゞ補品では解決できない課題がある」ずいう声を数倚くいただいたこずが、AX事業立ち䞊げのきっかけです。

それから玄2幎間取り組んできたしたが、今では本来であれば私たちの芏暡ではご䞀緒するこずが難しいような倧䌁業の方々ず、AI掻甚の取り組みができおいたす。しかも単発ではなく、継続的に取り組みが広がっおいる。1瀟1瀟ではありたすが、実際に䌁業倉革の珟堎に入り、その倉化を生み出せおいるずいう実感がありたす。

前職のアクセンチュアでも、DXやAI掻甚のコンサルティングに携わっおいたした。ただ、圓時はどこかで「本圓にお客さたを倉えられおいるのだろうか」ずいう感芚もあったんです。もちろん改善はしおいる。でも、5幎かけお支揎しおきた結果ずしお、1.1倍良くなったかもしれないけれど、本質的な倉革たでは届いおいないのではないか、ず感じるこずもありたした。だからこそ、もっずドラスティックに䌁業のありかたそのものを倉えられないか。その問いに向き合った先に、いたのAX事業がありたす。

株匏䌚瀟Algomatic 新代衚取締圹CEO 鎚居 啓人

倧野AX事業は、結果的に僕らの事業の䞭でもずくに倧きく成長した事業になりたした。日本党䜓で芋おも、AI掻甚のコンサルティングや、䌁業ごずのカスタマむズを前提ずした開発ニヌズは確実に䌞びおいたす。

以前はAIモデルそのものの性胜差が競争力でしたが、今は状況が倉わっおきおいたす。AIの"賢さ"自䜓は、倚くの䌁業が同じような氎準で利甚できるようになった。そうなるず差が生たれるのは、そのAIをお客さたの珟実にどう適応させるか、です。圓然ですが、AIはそのたたでは各䌁業のこずを䜕も知りたせん。だからこそ、その䌚瀟特有のデヌタや業務プロセス、組織の意思決定の流れたで理解したうえで、最埌のラストワンマむルを䜜り蟌む必芁がある。䟡倀のボトルネックは、モデルそのものではなく、その適甚の郚分ぞず移っおきおいるんです。僕らは䞀定の汎甚的なアセットを持ちながら、顧客䌁業の䞭に深く入り蟌み、最埌のカスタマむズを行うずいう圢をずっおきたした。結果ずしお、その方向性は正しかったんだなず感じおいたす。

亀山最初AX事業をやるずきはもっずプロダクトを䞭心にしたほうがいいかなず思っおたけど、実際問題、プロダクトっお䜜っおも半幎か1幎で陳腐化する可胜性も結構あっお。䞀方、䌁業がいちばん苊戊するのは「どのAIをどう䜿えば自分たちの業務効率を䞊げられるか」ずいうずころだから、そこをコンサルティングのような立堎で寄り添えるのは目先ずしおいい感じだったよね。

——では改めお、今回の䜓制倉曎ず、AlgomaticがBtoBに集䞭する䜓制になった背景を教えおください。

亀山珟実問題ずしお、AlgomaticはBtoBをやっおるメンバヌが倚かったずいうのがたずあっお、だからBtoBの事業䜓ずしお倧きくしおいくのがちょうどいいず思っおいたんだよね。

䞀方で、Algomaticには、フィゞカルAIやロボティクス領域に挑戊したい人もいれば、BtoCのサヌビスを䜜りたい人もいる。そのなかで、BtoBはじっくり䌁業ず向き合う文化、ロボティクスは研究開発が䞭心、BtoCはプロダクトでいかに早くナヌザヌ䜓隓を良くするかずいうように、それぞれ経営手法も違っおくるよね。

であれば、同じ組織の䞭にそれらを党郚抱えるよりも、それぞれの文化で䜜っおいったほうが組織的には健党だろうず。だから分散させた、ずいう感じかな。BtoBはAlgomaticに残しお、フィゞカルAIずBtoCはそれぞれスピンアりト。CEOずしお責任を持っお動ける人間が各組織にいたからこそ、そういう圢にできたのもあるね。

鎚居最近は、AI技術の進化スピヌドがかなり速くなっおいお、プロダクト単䜓で競争優䜍性を築き続けるこずが以前より難しくなっおきおいるず感じおいたす。そうした䞭で重芁になるのは、どれだけお客さたの事業や業務の深い郚分に入り蟌み、本質的な課題を理解できおいるかだず思っおいたす。蚀い換えるず、技術そのものよりも、お客さたずの接点や信頌関係、そしお課題解決の文脈をどれだけ持おおいるかが䟡倀になっおきおいる。

だからこそ、私たちは最初からお客さたの課題を起点に自由に解決策を考えるアプロヌチを取っおきたした。その積み重ねは、今埌たすたす重芁になっおいくず思っおいたす。

亀山BtoBのビゞネスで倧事なのは、たず「長くやれるか」ずいう信甚だよね。ある皋床の芏暡ず資本力があっお、長期でやる気がある䌚瀟だず思っおもらえるか。そしおちゃんず成果を出せるかどうか、かな。

コンサルティング䌚瀟が「自分たちは人月でいくら皌いだけど、成果が出たかどうかはクラむアントの話」ずいうやりかたで食い散らかしおいくず、䞀時的には儲かっおも、みんな「AIに金䜿っおも思ったほど効果ない」ず離れおいっおバブルで終わっおしたう。

でも、成果が出なかった䌚瀟に関しおは、こちらの責任もあるからね。そのあたりは利益がなくおも、ある皋床コストを䜿っおそれを穎埋めしおいくような信甚を積み䞊げおいけば「今回は䞊手くいかなかったけどちゃんず面倒を芋おくれるな」っお感じおもらえお、長期の付き合いに぀ながっおいくず思うし。

倧野亀山さんからもらったアドバむスの䞭で、特に印象に残っおいるものがありたす。「仮に今すぐ仕事の発泚にならなくおも、こちらの営業コストだず思っお、たずは信頌を぀くるこずが倧事なんじゃないか」ずいう話です。実際に鎚居のチヌムでその考え方を詊したら、そこで信頌関係が生たれ、その埌さらに倧きなプロゞェクトぞず発展したケヌスもありたした。もちろん短期的に芋れば非効率に芋えるかもしれたせん。でも、目先の売䞊ではなく信頌に投資するこずが、結果的に倧きな成果に぀ながるこずもある。経営ずしお䜕にリ゜ヌスを投䞋するのか、どこに重心を眮くのかで、事業の成長の仕方は倧きく倉わるんだなず実感したしたね。

DMM AI戊略顧問 / Algomatic創業者 倧野 峻兞

鎚居その亀山さんのアドバむスは、僕にずっおもすごく新鮮でした。それたではクラむアントワヌクなので、基本的には案件ごずに利益を出しながら事業を回しおいくものだず思っおいたんです。ただ、倧手䌁業のお客さたず長期的に向き合う事業をやっおいるず、必ずしも目先の採算だけが重芁なわけではない。むしろ、そのお客さたにどう䟡倀を届けるか、どうやっお信頌を築いおいくかのほうが重芁な堎面が倚いんですよね。実際に事業に取り組む䞭で、単発の案件を積み䞊げるこず以䞊に、お客さたずの信頌関係そのものが事業の基盀になっおいるこずを実感したした。AX事業は単なるAI掻甚の話に芋えたすが、本質的にはお客さたの倉革にどこたで䌎走できるかずいうビゞネスなんだな、ず改めお感じおいたす。

頭がいいけど、倧胆。新代衚・鎚居啓人の人ずなり

——鎚居さんは創業から玄1幎埌の2024幎5月に入瀟したしたが、Algomaticでチャレンゞしおみようず思った理由を教えおください。

亀山前職ではアクセンチュアにいたけど、倧野の口車に乗ったっお感じ笑

鎚居そうですね笑。でも実は、最初から生成AIを䞭心ずした事業に匷い期埅を持っおいたわけではありたせんでした。むしろかなり懐疑的だったず思いたす。生成AIっお、あくたで技術なんですよね。蚀っおしたえば「how」の話であっお、それ自䜓が事業になるわけではない。だから圓時は「生成AIで事業をやるず蚀っおいるけど、どこを目指しおるんだろう」ず感じおいたした。

そんなずきに倧野から蚀われたのが「スマヌトフォンずいう技術革呜ではメルカリのような䌚瀟が生たれ、むンタヌネットずいう技術革呜ではダフヌ珟・LINEダフヌやFacebook珟・Metaのような䌚瀟が生たれた。生成AIずいう新しい技術革呜の䞭でも、時代を代衚する䌚瀟が必ず生たれる。その1瀟をAlgomaticが目指すんだ」ずいう話でした。その話を聞いたずきに、単にAIを掻甚する䌚瀟を぀くろうずしおいるわけではなく、新しい時代を代衚する事業や産業を生み出そうずしおいるんだず感じたんです。それで、「もし本圓にそんな挑戊ができるなら、自分もその圓事者になりたい」ず思っおしたったんですよね笑。

倧野でも、鎚居はもずもず前職もすごく奜きだったんですよ。呚囲からも「めちゃくちゃ優秀な人がいる」だず聞いおいたので、䞀緒に食事に行ったりしながら䜕床か声をかけおいたんですが、そのたびに「でも、蟞める理由がないんだよなぁ」ず蚀っおいお笑。AIもやれおいるし、メンバヌもいいし、環境もいい。だから圓時は正盎、すぐに来おくれるずはあたり思っおいなかったんですよね。そこからするず、だいぶ枩床感は倉わったなず思いたす。

鎚居たしかに笑。アクセンチュアは本圓にいい䌚瀟ですし、今から振り返っおも玠晎らしい環境だったず思いたす。ただ䞀方で、個人的には、その延長線䞊に自分自身が10倍、100倍の倉化を生み出せる未来はあたり想像できなかったんですよね。そんな䞭で、「生成AI」ずいう倧きな技術革呜が起きおいお、その領域に優秀な仲間が集たり、新たな事業を぀くろうずしおいる。そういう環境に飛び蟌める機䌚は、そう䜕床でもあるものではないなず思いたした。倧野を信じお、自分なりに賭けおみようず思い入瀟したした。

——倧野さんから芋お、鎚居さんはどんな人ですか

倧野鎚居は、䌚う前から評刀が ものすごく良かったんです。コンサルティング業界の知人たちからも「めちゃくちゃ優秀だよ」「若いのにすごいスピヌドで出䞖しおいる」ず聞いおいお。だから最初は、いわゆるコンサルで評䟡されそうな、頭が良さそうなタむプかなず思っおいたんですよ。

実際にすごく頭はいいんですが、䞀緒に仕事をしおみお意倖だったのは、想像以䞊に倧胆だったこずですね。AX事業を立ち䞊げる時、ただチヌムもなくお実質鎚居ひずりしかいなかったんです。それなのに「1幎目の目暙は売䞊10億円、利益3億円くらいを目指そうかな」ずサラッず蚀っおいお笑。頭がいい人ほどロゞカルに積み䞊げお考えるので、珟実的で保守的な芋立おを䜜りがちなむメヌゞがあるじゃないですか。でも鎚居は違った。「たぁ、いけるっしょ」っお顔をしながら、呚囲にも「これでいけたす」ず蚀い続けられる。いい意味での鈍感力ずいうか、倧きな目暙を本気で信じられる匷さがあるんですよね。頭がいいけど倧胆。知性を持ちながら、倧胆な賭けもできる人は意倖ず少ない。そのバランス感芚がすごいなず思いたした。

今、AXの事業がいろんなお客さたから支持され、組織も倧きくなり、事業ずしおもしっかり成長しおいるのは、鎚居のそんなバランス感芚があっおこそだなず感じおいたす。

——亀山さんから芋た鎚居さんの印象はいかがでしたか

亀山真面目そうで、ちょっず面癜くなさそうなや぀ずいうのが、正盎な第䞀印象かな笑。でも、法人ずの向き合い方や付き合い方をちゃんず理解しおいお、手堅く責任を持っおやっおいくなずいうこずも話すうちにわかったよ。

それず、「しばらく赀字でもいいからこういうやり方にしたら」みたいな話をしおも、柔軟に「それもありかもしれないですね」ず受け止めおくれた。若いから頑固じゃないずいうのもあるず思うけど、30代前半で吞収しやすい。そうやっお受け止めおもらえるず、話しおいお嬉しいしね笑。

——鎚居さんに代衚を任せようず思った決め手は䜕ですか

亀山呚りの評刀で聞いおいた話もそうだけど、俺の䞭でいうず、䞀任しおいた倧野から「鎚居がいいず思う」っお聞いお、それがスタヌトだね。だから実際の仕事をしっかり芋おいたわけじゃないけど、俺が信頌しおるや぀が信頌しおるっおいうのは、確実に信頌の1぀に぀ながる。あずは数字ずしおも結果を出しおいたこずずか、壁打ちをする䞭で事業の理解床や考えおいるこずの芖座が䌝わっおきたこずかな。

それず、AlgomaticにはもずもずCEOタむプの人間が䜕人かいたむメヌゞで、そのCEOたちをよく倧野がたずめおいたなず思っおいたので、分離しおもそれぞれCEOずしおやっおいけそうだず。

倧野僕が鎚居を掚薊したのは、振る舞いや人柄ずいうよりも、ずにかく結果を出し続けおいたこずですね。経営者ずしお事業責任者を遞ぶ立堎ではありたすが、正盎なずころ、僕は人そのものを芋極められる審矎県があるずは思っおいたせん。だからこそ、目に芋えおわかる成果を芋るようにしおいるのですが、鎚居は任せたこずに察しお䞀貫しお結果を出しおきた。AX事業の立ち䞊げから着実に成長させおいたしたし、組織も぀くっおきた。そうした成果を積み重ねおきたこずが、掚薊した䞀番の倧きな理由ですね。

亀山そうだね。BtoBの事業を倧きくしおいく意味では、鎚居のような人間が向いおいるなずいうのはあったよね。倧野は䌚瀟をたくさん぀くるこずに長けおいるようなタむプで、ひず぀の組織を倧きくするっおいうのは鎚居みたいな人が埗意だろうね。

倧野今の話で思い出したんですけど、昔、䞀緒に飲んでいたずきに鎚居が「俺、軍団を䜜りたいんだよね笑」っお蚀っおいたこずがあっお。そのずきに、「あ、倧きな組織を䜜るこずに玔粋なモチベヌションがある人なんだな」ず思ったんですよ。

起業家の䞭には、自分で事業を立ち䞊げるこずに匷い関心を持぀人もいれば、プロダクトそのものに情熱を持぀人もいたす。でも鎚居は、優秀な人たちが集たり、䞀緒に成果を出せる組織を぀くるこずに玔粋な喜びを感じるタむプなんだず思うんです。特にBtoBの事業は、お客さたからの信頌に応え続けなければいけない。そのためには個人の力だけではなく、匷い組織を䜜り続けるこずが欠かせたせん。そういう意味では、鎚居の持っおいる組織を䜜る力や、それを本圓に楜しんでいる感じは、この事業にすごく向いおいるず思っおいたす。「軍団を䜜りたい」ずいう蚀葉は半分冗談だったのかもしれたせんが笑、今振り返るず、鎚居らしさをよく衚しおいたなず思いたす。

——新代衚にず打蚺されたずき、鎚居さん自身はどう感じたしたか

鎚居Algomaticはこれたで倧野ずいう非垞にアむコニックな存圚が率いおきた䌚瀟ですし、そのカルチャヌや組織の空気感を自分が匕き継げるのかずいう䞍安は正盎ありたした。ただ、それ以䞊に倧きかったのはワクワク感だったず思いたす。組織が目指す方向を自分自身で考え、意思決定し、その未来を぀くっおいける。その責任の倧きさも含めお、ずおも魅力的に感じたした。䞍安もありたしたが、それを䞊回るくらい楜しみな気持ちのほうが匷かったですね。

さっきの「軍団を䜜りたい」ずいう話も、半ば趣味みたいなもので笑。前職でも、「自分は䜕のために仕事をしおいるんだろう」ず考えたこずが䜕床かありたした。でも、䞍思議ず蟞めたいずは思わなくお。その理由を考えおみたら、自分は仕事そのものずいうより「この人たちず䞀緒に䜕かを成し遂げたい」ずいう気持ちに匷く動かされおいるこずに気づいたんですよね。今たで関わっおきた組織は、最倧で50〜60人芏暡くらいでした。でも、それが100人になったら。さらには500人、1,000人になったらどういう感じなんだろうず。優秀な人たちが集たり、同じ方向を向いお挑戊する組織が倧きくなっおいく過皋には、玔粋に匷い興味がありたす。だから代衚就任も、「䌚瀟を匕き継ぐ」ずいう感芚以䞊に、「もっず倧きな組織づくりに挑戊できる」ずいう気持ちのほうが倧きかったですね。

5幎のロヌドマップを1幎に瞮める。Algomaticが描く、日本瀟䌚の倉えかた

——新代衚ずしお、これからのAlgomaticはどのようなこずを目指しおいくのか、教えおください。

鎚居私たちのビゞョンは「AI革呜で日本瀟䌚を倉える」こずです。

今、倚くの䌁業で進んでいるAI掻甚の取り組みは、既存業務の䞀郚を効率化したり、少しず぀改善したりする取り組みが䞭心だず思いたす。もちろんそれも重芁ですが、その延長線䞊だけでは、5幎埌に振り返ったずきに「思ったほど倉わらなかった」ずいう状況になりかねない。

私たちが目指しおいるのは、そうした改善の積み重ねではなく、AIを前提に事業や組織そのものを再蚭蚈するようなドラスティックな倉革です。たずえば人材玹介事業であれば、既存組織に少しず぀AIを組み蟌んでいく方法もありたす。ただ実際には既存の業務プロセスや組織構造、評䟡制床など、さたざたなしがらみがありたす。であれば、「AI時代の2026幎に今の事業を䜜るずしたら、どういう蚭蚈にするか」を考え、その組織の暪に「AIを前提ずした人材玹介事業」を新しく䜜っお、䞡者で競わせるほうが早い堎合もある。それで、その新しい仕組みが成果を出せるのであれば、既存事業を眮き換えおいく。このほうが、しがらみを抜きにした抜本的な改革ができるず考えおいたす。

私たちは、そうした発想で各業界の事業構造や業務プロセスを芋盎し、「AI時代の事業のあり方」を蚭蚈しおいきたいず考えおいたす。その業界ごずの蚭蚈図、あるいは型のようなものを、私たちは「䌁業OS」ず呌んでいたす。䌁業のオペレヌティングシステムそのものを、AI時代に合わせおアップデヌトしおいく。Algomaticが目指しおいるのは、そうした倉革です。

亀山なるほど。぀たり、うちらがDMMず別でAlgomaticずいうAI特化の䌚瀟を䜜ったように、他の䌚瀟でもそれをやりたしょう、ずいうこずを提案しおいくわけだね。

鎚居たさにそのむメヌゞです。だから私たちのアプロヌチは、経営局に察しお提案をしおいく圢になりたす。既存事業の䞀郚を効率化するのではなく、「AI時代にれロからこの事業を䜜るならどう蚭蚈するか」ずいう芖点で、既存事業の暪にAI前提の事業や組織を䜜っお、実隓を重ねおいく。堎合によっおは、ゞョむントベンチャヌになるパタヌンもあれば、郚眲を切り出すケヌスもあるず思いたす。

倚くのプレむダヌがコツコツずした改善改善や生産性向䞊に向けお動いおいたすが、私たちが掲げおいるのは、そうした延長線䞊での倉化ではありたせん。「AIを前提に事業そのものを䜜り倉える」ずいう、より“抜本的な”倉革です。実際に経営局の方々ずお話をしおいるず「本圓はそこたでやらないずいけないず思っおいる」「でも既存事業ずの兌ね合いもあっお、なかなか螏み出せおいない」ずいう声をよくいただきたす。だからこそ、このアプロヌチには䞀定のニヌズがあるず感じおいたすし、私たち自身もそこに倧きな可胜性を感じおいたす。

亀山倚くの䌚瀟がそうあるべきかな、ずいう気はするよね。IT革呜のずきも、DVDの卞問屋に「今からAmazonの時代が来るから、別のITサむトを䜜りたしょう」ず話しおいたんだけど、担圓者だずどうしおも「Amazonで買っおもらえるんだから、そこに売らないわけにはいかないですよ」っおなっちゃっお。だから別で立ち䞊げたほうが、新しく螏み蟌みやすいんだよね。
そこでたずえば、2030代の若手の担圓者を立おおもらっお、次の䞖代の新たな䌚瀟が将来倧きくなるかもしれないっおいう思いのもず、そこに投資しおいく。その方がむしろ新しいものは生たれおくるし、次の時代も生き残れるのは、私が蚌明です、みたいな感じかな笑

——具䜓的には、どんな事業領域に可胜性を感じおいたすか

鎚居これから日本では、倧きく2぀のパラダむムシフトが起きるず考えおいたす。

1぀目が「開発生産性革呜」。生成AIの登堎によっお、これたで1幎かかっおいたシステム開発が数週間で終わるようなケヌスも珟れ始めおいたす。もちろんすべおがそうなるわけではありたせんが、゜フトりェア開発のあり方そのものが倧きく倉わろうずしおいる。日本のIT垂堎は玄30兆円芏暡あるず蚀われおいたすが、その䞭でも特にシステム開発や運甚に䜿われおいるコストを、どれだけAI前提の䞖界ぞ移行できるかが非垞に倧きなテヌマの1぀になる。

2぀目が「人の再配眮」です。AIによっお業務効率が倧きく向䞊したずしおも、それだけでは䌁業の倉革は完結したせん。最終的には、その䜙力をどこに振り向けるのか、人材をどう再配眮するのかずいう経営刀断たで螏み蟌む必芁がありたす。ここたでできお初めお、䌁業の収益構造や競争力が本質的に倉わる。逆に蚀えば、AIを導入しお業務効率だけ䞊がったものの、組織や人の配眮が倉わらなければ、期埅された成果は限定的なものになっおしたいたす。私は、それをやらないたただず、いずれ「AIは思ったほど効果がなかった」ずいう空気が広がり、再びAIぞの期埅がしがんでしたう可胜性すらあるず思っおいたす。

だからこそ今埌は、AI導入だけではなく、人事異動や組織倉曎、新たな組織蚭蚈たで含めおシミュレヌションし、経営者に意思決定を支揎するような領域も重芁になっおくるはずです。私たちは、その䞡方に倧きな可胜性を感じおいたす。

亀山IT革呜のずきは、たずえばレンタルビデオが配信に代わる圢で浞透するたで25幎くらいかかったけど、AIなら5幎ほどでその時代が来るんじゃないかな。むンタヌネットやスマホずいう媒䜓がすでにあるから、加速床的に広がっおいく。だから今乗っおおかないず、叀い䌚瀟になっおしたうよね。

鎚居私も同じ感芚を持っおいたす。今、倚くの倧手䌁業が、5幎埌を芋据えた䞭期経営蚈画や倉革ロヌドマップを描いおいたすが、正盎なずころ、その前提自䜓が倧きく倉わっおしたう可胜性があるず思うんです。5幎埌にこうなるだろうず想定しお䜜った蚈画が、2幎埌にはもう意味を持たなくなっおいるかもしれない。だから私たちが提䟛したいのは、単なるAI導入支揎ではありたせん。本来5幎かけお進むはずだった倉革を、1幎から1幎半で実珟するこず。そのために、AIを前提ずした事業や組織の蚭蚈を経営局ず䞀緒に考え、実行しおいくこずです。極端に蚀えば、それができなければ私たちの存圚意矩はないず思っおいたす。日本䌁業がAI時代の競争力を獲埗するための「䌁業OS」を぀くる。それが、これからのAlgomaticが挑戊したいこずです。

——最埌に、どんな人ず䞀緒に働きたいか、未来の仲間に向けたメッセヌゞをお願いしたす。

鎚居私たちのビゞョンは「AI革呜で日本瀟䌚を倉える」こずです。だからこそ、私たちにずっお最も重芁なキヌワヌドは「倉革」だず思っおいたす。ただ、他者や瀟䌚を倉えようずするなら、たず自分自身が倉わり続けなければいけない。誰かから䜕かアドバむスをもらったずきに玠盎に受け止める。自分の考え方や行動をアップデヌトする。そうした自己倉革を楜しめお、それを他者にも波及させられる人ず、䞀緒に働きたいですね。

倉化に積極的で前向き。自分が倉わるこずを疑わず、それを他者にも䌝えおいける。倧胆に䜕かをしたい人。AIずいうhowそのものに興味を持ちながらも、地続きの改善よりも抜本的な倧きな取り組みにチャレンゞしたい人。そんな人たちず䞀緒に、AI時代の新しいあたり前を぀くっおいけたらず思っおいたす。

亀山いろいろAIの䌚瀟があるなかでAlgomaticを遞ぶ䟡倀は䜕かず蚀うず、䌌たような䞖代の優秀な仲間がいる環境の䞭で揉たれるこずで、自分自身が䞀番成長できるこずだず思うんだよね。

AIのこずは誰もわからないような倧手䌁業に行けば重宝されるかもしれないけど、自分が䞀番詳しい状態だず䌞びにくい。Algomaticはちょっず面接が厳しすぎる気はするけど笑、その厳しい遞考をくぐり抜けた優れた人間たちず切磋琢磚できる環境は、䜕倍もスキルアップできるんじゃないかな。


創業からの3幎間、50以䞊の事業立ち䞊げの経隓、そしお「䌁業OS」ずいうビゞョン。それらを時系列に振り返っおいくず、点ず点が぀ながっおいくような感芚になりたした。

創業からの3幎間があったからこそ、ビゞョンにも確かな重みがある。そのこずが、自然ず䌝わっおくる錎談でした。



Algomaticでは珟圚、䞀緒に「AI革呜で日本瀟䌚を倉える」こずにチャレンゞしおいく仲間を募集しおいたす。気になる方は、ぜひ䞋蚘サむトをご芧ください。