支援者としての距離感は『友達以上、親友未満』。
※今日のnoteは、くうぴよさん本体の人となりを
より知ってもらうための“一人称・僕”シリーズです。
療育施設で働いているなかで、
「支援者って、子どもにとってどんな存在なんだろう」
と考えることがあります。
我々療育スタッフは、親ではありません。
学校の先生とも、少し違います。
子どもたちが愛してやまない“遊び”を通して、
「それ何なん?」「めっちゃおもろいやん」
と話しながら信頼関係をつくっていく
安心・安全な関係性を前提として、
日常生活において困り感が少なくなるように、
未来に向かって自分らしく生きられるように、
スキル獲得・定着を目指す
そんな仕事だと思っています。
だからこそ、
子どもとの「距離感」は結構大切です。
僕が個人的に大切にしているのが、
表題にもある、
『友達以上、親友未満』。
……ちょっと意味わからないですよね。
友達みたいに、何でも話してほしい
僕は子どもたちに、
好きなことをたくさん話してほしいと思っています。
ゲームでもいい。アニメでもいい。
YouTubeでもいい。学校であったことでもいい。
「先生、昨日な!」
と話しかけてくれたら、
できるだけ聞く。
全然知らないゲームの話をされても、
「それ何?」
「どんなゲームなん?」
「誰が一番強いん?」
と質問しまくる。
こちらが知らなくても、
別にいいんですよね。
むしろ、
知らないからこそ教えてもらえばいい。
友達のように、
自分の好きなことを気兼ねなく話せる。
相手がその趣味を知らなくても、
「へぇ、それで?」
と興味を持って聞いてくれる。
子どもにとって、
そんな存在でいたいと思っています。
ある意味、
実写版チャッピー(ChatGPT)
みたいな感じなのかもしれません。笑
何を話しても、
とりあえず聞いてくれる。
好きなものについて、
質問してくれる。
困ったことを話したら、
一緒に考えてくれる。
でも、
ここで一つ大切にしていることがあります。
「仲良くなる」と「距離をなくす」は違う
子どもとの信頼関係ができてくると、
当然、距離は近くなります。
すると、
子どもたちも
僕自身に興味を持ってくれるようになります。
「先生、休みの日何してるん?」
「どこに住んでるん?」
「彼女おるん?」「家どこ?」
いろいろ聞いてきます。笑
もちろん、
答えても問題のない話もあります。
でも、
全部をオープンにするわけではありません。
僕の中では、
ここが「親友未満」の部分です。
親友なら、
自分のプライベートな話もするでしょう。
休みの日の出来事も、恋愛のことも、
悩んでいることも話すかもしれない。
でも、
僕は子どもの親友ではありません。
あくまでも、
「利用者」と「支援者」。
この枠は、
仲良くなったとしても残しておきたいと思っています。
なぜなら、
私たち支援者との関わりも、
子どもにとっては一つの「大人との関係」だからです。
『支援者が何でも答える』
『どこまでも私生活に入っていい』
『仲良くなった大人とは、境界なく関わっていい』
そんな経験になってしまうことは、僕は避けたい。
だから、
「それは先生の秘密(笑)」
「そこから先は内緒!」
と線を引くこともあります。
冷たくしたいわけではありません。
むしろ、
安心して近づけるからこそ、境界線も伝えたい。
そんな感覚です。
距離感にも、意図を持つ
僕は、支援の中で行うことには、
すべてに意図を持ちたいと思っています。
なぜ、この遊びをするのか。
なぜ、今この声かけをするのか。
なぜ、ここでは手伝わないのか。
なぜ、今は待つのか。
そして、
なぜ、ここまでは近づいて、
ここから先には入らないのか。
そういった距離感も、
支援の一つだと思っています。
近すぎればいいわけでもない。
遠ければ専門的なわけでもない。
たくさん笑う。
ふざける。
ゲームの話もする。
くだらない話もする。
「先生に言ってみようかな。」
と思ってもらえるくらいには近くいたい。
でも、
親友にはならない。
安心して話せる大人でありながら、
「他者との適切な距離感」も経験できる存在でいたい。
だから僕は、
『友達以上、親友未満』。
少し変な表現ですが、今のところ、
これくらいの距離感が一番しっくりきています。
支援って、
「何を教えるか」ばかりに目が向きがちです。
でも、
「どんな関係性の中で教えるか」も、同じくらい大切。
子どもと仲良くなればなるほど、
忘れないようにしたいことです。
P.S.
今後、支援者として大切にしていること・人となりを発信するために、ちょくちょく『一人称・僕』シリーズを発信したり、マガジンにまとめたりしようと思います。
現在は他にも以下の記事を執筆しているので、
もしよかったら覗いてみてください♪
