🎼 アルトと過ごす ロマン派の時間 Vol.4|F.リスト《ラ・カンパネラ》🐾
ようこそ、ロマン派の世界へ🐾
ここは、約190年前のヨーロッパ。
前回は、メンデルスゾーンと一緒に、
音楽を未来へつないでいく世界を歩いたにゃ。
今日は、そんな時代に、
ピアノの可能性を大きく広げた作曲家に会いに行くにゃ☕
まずは、この曲を聴きながら読んでみてにゃ🎧
🎧 今日の一曲
《ラ・カンパネラ》
キラキラと高い音が跳ねるように響き、
まるで遠くから小さな鐘の音が
聞こえてくるような一曲だにゃ🔔
この曲を書いたのは、
ハンガリー生まれの作曲家、
フランツ・リスト(1811〜1886)。
幼い頃から音楽の才能を発揮し、
「神童」と呼ばれていたにゃ。
やがてヨーロッパ各地を旅しながら、
ピアニストとしても大きな人気を集めるようになるにゃ。
当時の人々にとって、
リストの演奏はまるで魔法のようだったとも言われているにゃ✨
《ラ・カンパネラ》というタイトルは、
イタリア語で
**「小さな鐘」**という意味。
聴いてみると、
高い音がキラリ、キラリと鳴り、
本当に小さな鐘が
遠くで響いているように感じるにゃ🔔
でも、この曲には
ちょっと面白い秘密があるんだにゃ。
リストが、
ゼロからすべてを作ったわけではないんだにゃ。
💡 アルトの音楽メモ
リストは、
ヴァイオリンの名手、ニコロ・パガニーニの演奏に
強い衝撃を受けたと言われているにゃ。
パガニーニが、
「こんなことまでヴァイオリンでできるの?」
と思うような、
驚くほど高度な演奏をしていたからにゃ🎻
リストはその演奏を聴いて、
「この音楽を、ピアノで表現したらどうなるんだろう?」
と考えたにゃ。
そして、パガニーニの作品をもとに、
ピアノのための作品を書いたんだにゃ。
その中の一曲が、
現在よく知られている《ラ・カンパネラ》なんだにゃ🔔
つまりこの曲は、
ヴァイオリンの音楽から生まれ、
リストによってピアノの音楽へと姿を変えた一曲。
ここには、
「もっとピアノで、いろいろなことができるはず。」
そんなリストの挑戦が感じられるにゃ🐾
そして、ここでちょっと面白いことがあるにゃ。
これまで一緒に旅してきた、
メンデルスゾーンは1809年、
ショパンとシューマンは1810年、
そしてリストは1811年生まれ。

なんと、この4人は
同じ時代を生きた音楽家たちなんだにゃ🎼
それぞれが歩んだ道は違っていて、
ショパンは、
ピアノで心を歌い、
シューマンは、
文学や空想の世界を音楽に映し、
メンデルスゾーンは、
音楽を未来へつなぎ、
リストは、
ピアノの可能性を広げていったんだにゃ。
同じロマン派の時代に生まれた4人が、
それぞれの場所から、
それぞれの方法で、
音楽の世界を広げていったんだにゃ🐾
☕ アルトのカフェタイム
歩き疲れたら、
ここで飲み物でも飲みながら、
少し休んでいってにゃ☕

実は、リストには
他にも大きな功績があるんだにゃ。
それは、
ピアノの演奏そのものを、大きく変えたこと。
当時、ピアノの演奏会では、
ほかの楽器や歌と一緒に演奏したり、
複数の演奏者が出演したりすることも多かったにゃ。
そんな中でリストは、
一人でステージに立ち、
ピアノ一台で演奏会を開くスタイル
を広めていったにゃ。
今では当たり前のように思える
「ピアノ・リサイタル」も、
リストの時代に大きく発展していったんだにゃ🎹
しかもリストの演奏は、
ものすごい速さや華やかな技巧だけではないにゃ。
歌うような旋律、
繊細な音色、
大きな音の響き。
ピアノ一台から、
まるでオーケストラのような世界を
作り出そうとしたんだ。
たくさんの人がリストの演奏を聴きに集まり、
その人気は、
今でいう「スター」のようなものだったとも言われてるんだにゃ。
一台のピアノで、
「こんな音楽ができるんだ!」
と、人々に新しい世界を見せたリスト。
それは、
ピアノという楽器そのものの可能性を
大きく広げることにもつながったんだにゃ🐾
《ラ・カンパネラ》の
小さな鐘の音に耳を澄ましてみると、
一つひとつの音が、
「こんなキラキラした音だって、出せるんだよ。」
と、ピアノから語りかけてくるように感じるにゃ🔔
ショパンが、
ピアノで心の内側を歌わせ、
シューマンが、
音楽に文学や空想の世界を映し、
メンデルスゾーンが、
音楽を未来へつないだように、
リストは、
ピアノそのものの可能性を
大きく広げていった作曲家。
同じロマン派の時代を生きながら、
それぞれが違う方法で
音楽の世界を広げていったんだにゃ🎼
それじゃあ今日はこの辺で。
また一緒に、
ロマン派の時間を旅しようにゃ🐾

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