🎼 アルトと過ごす ロマン派の時間 Vol.2|R.シューマン《トロイメライ》🐾
ようこそ、ロマン派の世界へ🐾
ここは、約190年前のヨーロッパ。
前回は、ショパンと一緒に、ロマン派の世界への扉を開いたにゃ。
ショパンは、自分の心の動きを繊細な音楽で表現した作曲家の一人だったにゃ。
今日は、そんなロマン派の世界で、文学や詩を愛し、夢や空想を感じさせる音楽を数多く残した作曲家、シューマンに会いに行くにゃ☕
まずは、この曲を聴きながら読んでみてにゃ🎧
🎧 今日の一曲
《トロイメライ(子どもの情景 第7曲)》
どこか懐かしくて、
やさしく語りかけてくれるようなメロディー。
聴いていると、
昔の思い出や、
心の奥にしまっていた景色が、
ふんわり浮かんでくるような一曲だにゃ。
この曲を書いたのは、
ドイツ生まれの作曲家、
ロベルト・シューマン(1810〜1856)。

文学や詩をこよなく愛し、
音楽の中にも、
物語や空想の世界を映し出した作曲家なんだにゃ。
《トロイメライ》が作られたのは1838年。
『子どもの情景』という作品集の中の一曲だにゃ。
「子どものための曲なの?」
と思われることもあるけれど、
実は、
大人になってから思い出す、
子どもの頃の気持ちを描いた作品とも言われているにゃ。
だから、
どこか懐かしく、
やさしい気持ちになるのかもしれないにゃ。
💡 アルトの音楽メモ
シューマンは、音楽だけでなく文学も大好きな作曲家だったにゃ。
お気に入りの小説や詩を読み、その世界からたくさんのインスピレーションを受けて作曲したと言われているにゃ。
だから作品には、《子どもの情景》や《幻想曲》《謝肉祭》など、物語や情景を思わせるタイトルが数多く登場する。
ロマン派の時代になると、音楽は「美しく整ったもの」だけではなく、人の心や想像の世界までも表現する芸術へと広がっていったんだ。
シューマンは、その新しい表現を大きく育てた作曲家の一人だったんだにゃ🐾
☕ アルトのカフェタイム
歩き疲れたら、
ここでアイスティーでも飲みながら、
少し休んでいってにゃ☕

実は、シューマンは
自分の作品だけでなく、
ほかの作曲家の音楽も大切にしていたにゃ。
1838年、ウィーンを訪れたシューマンは、
シューベルトのお兄さん、フェルディナントの家で、
《交響曲第9番 ハ長調「ザ・グレート」》の楽譜を見せてもらったんだにゃ。
その壮大で美しい音楽に心を動かされたシューマンは、
「この曲は、もっと多くの人に届けたい。」
そう願い、楽譜をライプツィヒへ持ち帰って、
友人であり指揮者でもあったメンデルスゾーンに紹介したんだにゃ。
メンデルスゾーンもその素晴らしさに感動し、
翌1839年、ライプツィヒのゲヴァントハウス管弦楽団で演奏したんだにゃ。
こうして長い間あまり知られていなかったシューベルトの名曲は、
再び多くの人に愛されるようになったんだにゃ🎼
名曲を作るだけでなく、
シューベルトの名曲を未来へつないだことも、
シューマンが音楽の世界に残した、
大切な贈り物の一つなんだにゃ🐾
名曲を作ることはもちろん、
ほかの作曲家の素晴らしい音楽にも光を当て、
未来へ受け継いでいったシューマン。
音楽を愛し、
人を大切にし、
その感動をたくさんの人へ届けようとした優しい心は、
《トロイメライ》の穏やかな音色にも、
そっと息づいているのかもしれないにゃ🎼
それじゃあ今日はこの辺で。
また一緒に、
ロマン派の時間を旅しようにゃ🐾

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