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授業について 学級経営

久しぶりに授業について書こうと思います。

最近、

つまらない授業

が多くなったように思います。
つまらないというのは、笑いがないとか、
意外性に富んだとか、そういう意味ではなく、(それも大切な要素ですが)
学ぶ必要感に伴った子供たちの意欲の高揚や、
この授業で何を学んだかについての思考や見方が、子供たちに落ちていないこと

などです。


導入は劇的に

よく先輩から、
導入は劇的に
と言われました。
これから何を学ぶのか、学べるのかと、ワクワクさせる導入は、子供たちにとったとても大切です。
よくあるのが、
算数なら、問題場面を、先生の私生活に絡めるやり方。
これはにわかに、子供たちは喜びます。
若手の先生方がよくやるパターンななるのは、比較的容易に取り入れられるからです。
ただ、根本的な部分で、
子供たちの

なぜ?
どうして?
どうなっているんだろう?

を引き出すには弱いです。

強力なこれら、

なぜ?
どうして?
どうなっているんだろう?

を引き出すためには、
教科書にあることの真偽
もしくは、
教科書にない情報
について、自然と子供たちが着目するような視点が有効です。


導入例①

例えば6年の社会、歴史。
鎌倉幕府の学習では、
基礎的な知識なら、教科書を読めば終了です。
ところが、御家人という言葉に着目すると、

ほとんどの武士が御家人として幕府に従った

と記述されているその文に着目させたいです。
なぜなら、
ほとんど
つまり、
全ての武士が御家人となったわけではないということだからです。
ちなみにここで御家人にならなかった武士は『悪党』と呼ばれ、後の、体制に従わない人たちの総称となります。
ここに先生が気づくこと。
そこに、子供たちにどのように気づかせるかということ。
この工夫が導入の工夫になり、劇的な瞬間となります。


導入例②

算数、円の面積の求め方について、
半径✖︎半径✖︎3.14
という公式を学んだ次の時間に、余裕をもたせておきます。
その導入で、

これ、同じ数が2回かけられているんだけど、こういうの、これまでになかった?

と投げかけると、
しばらくしたうちに、

あ、正方形の面積の公式だ!

と子供が言います。

半径を一辺とした正方形の面積の3.14倍という見方もできるね。
なんていうと、子供たちは図を見つめながら目算し始めます。

そこから、円の面積の公式に対し、違った視点をもてるようになります。
発展すると、直径を用い始める子が出てきます。
実は、昔は、
直径✖︎直径✖︎0.78
として教えていた時代があります。
そして「0.78」を円周率ならぬ、円積率としていました。
また、
直径✖︎直径は、
円に外接する正方形の面積であり、
その0.78倍、つまり、78%の面積にあたるのが、内接する円の面積であるという見方ができます。
そしてさらに、
半径✖︎2✖︎半径✖︎2✖︎0.78
として、さらに、
半径✖︎半径✖︎3.14
と、すでに知っている式に変型できることにあっと驚きます。

既に知識を得ている子供たちにはなかなか楽しい時間になります。



授業づくりは、
大人が得るたった一つの驚きや感動。それらをどうやって授業に落とし込もうかというパズルに似ていると感じています。
それがときに、迷路に迷い、そもそものめらいや本筋を脱線してしまうこともあります。
でも、その反省は担任が受け止めればよいです。
そして、さらに楽しく、子供たちが前のめりになる授業づくりへ意欲を高めるとよいです。


授業や授業づくりは子供のためのものですが、実は、
先生が一番楽しく、そうでなければ、受けている子供ちは、楽しくないものです。

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