[詩] 水槽の端の
水槽の端の
外の世界が見える場所を小さなエビが走っていく
それを眺める少女の小さな喜びの声が
ずっと大きく聞こえて、その背中をただ眺めて
失った感受性が泣いている
歩くことを頑張ったからふくらはぎはずっと攣りそうで
強く握った拳のなかに入っていたものは粉々に消えてった
疲れた脳みそで歌うことにも慣れてきて、あとは転んで眠るだけ
その前に振り向いて笑っておくれ
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