米国ETFおすすめ (2026年8月29日号)
米国ETFおすすめのリストをお探しでしたら、ぜひ本稿をご覧ください。 2026年8月29日時点の「アメカブETFプロ」の内容をもとに、わかりやすくご紹介しています。現在は無料で公開しておりますので、今後の参考としてお役立ていただければ幸いです。
アメカブETFプロとは
アメカブETFプロは、米国株式市場のETF(上場投資信託)のみで構成された、ドル建ての資産運用ポートフォリオです。

バイ・アンド・ホールド(Buy and Hold)というパッシブ運用ではなく、その時々のマクロ環境に応じて市況に合った投資戦略へ転換し、高いパフォーマンスが期待されるセクターや資産クラスへ積極的に投資判断を行うアクティブ運用型のポートフォリオです。ただし、デイトレ(デイトレード)とは全く違います。
前号につきましては『米国株おすすめETF (2026年8月22日号)』を、ご参照下さい。
それでは、本題に入ります。
2026年8月29日号の市況観
半導体
米国株式市場にとって8月27日(木)は、個別銘柄による市場押し上げ効果としては過去最大級の一日となりました。エヌビディア(NVDA)は、S&P500インデックスファンドであるSPYの+0.7%のリターンのうち、実に33%を寄与しました。株価も上放れし、短期と中長期の強気基調に回帰した印象を受けております。


その一方で、KOSPIはアメカブドットコムのモメンタム線である6,814の突破に失敗しました。トレンドとして判断できる7,211を試すには至らず、史上最大のバブル高値から26%下落したクラッシュ・モードが継続しています。iシェアーズMSCI 韓国ETF(EWY)のモメンタム線は181、そしてトレンド線は189.84です。


その他の個別銘柄では、サンディスク(SNDK)が木曜27日にトレンド線をブレイク。マーベル・テクノロジー(MRVL)は金曜28日の寄り付きで、トレンド線を突き抜けることは出来ませんでした。


よってアメカブドットコムは、ラウンドヒル・メモリETF(DRAM)については強気でも弱気でも無いニュートラルな状態であると判断しております。

ソフトウェア
ビジネススクールでは教わらない、アメカブドットコム流の投資戦略。それは「成長株である以上、バリュエーションが『割高』でなければ魅力に欠ける」、という考え方です。
木曜27日は、割高なソフトウェア銘柄で構成されたファクターETF(IGV)が前日比+7.6%と上昇率トップとなり、バリュエーションの割高さを警戒していた弱気派を大きく踏み上げました。直近3カ月のトレンド・リターンは実に+39.3%に達しています。

一方、構成銘柄のうち半分以上が株価収益成長倍率を重視したソフトウェア銘柄で構成されたGARP(iシェアーズMSCI米国クオリティGARP ETF)も同日は+5.0%高と好調でしたが、直近3カ月の上昇率は+14.2%にとどまっています。

アメカブドットコムはIGVのロング・ポジションを継続し、すでに割高だった銘柄が、さらに割高になる局面を捉えながら、『アメカブETFプロ』のリターンを積み上げています。
銀(シルバー)
5~6月のピーク以降、高ベータなモメンタム・バスケットの構図が大きく反転しています。アメカブドットコムでは、このような市況はいずれ新たな資金フローのモメンタムが形成されると見込んでおり、モメンタム追随型の投資家たちも、当然のごとく後から追従してくるでしょう。
アメカブドットコムの金・銀・銅鉱山株(ICOP)のロング・ポジションについて、現時点では市場から十分に同調を得ていない気がしますが、その兆しは着実に強まっています。

木曜27日に現物銀ETF(SLV)は、さらに1.8%上昇し、過去1カ月間のモメンタム率は+22%高に達しました。これは貴金属の中で、最大の上昇率です。米国債市場で短・中期ゾーンのイールドカーブがスティープ化する現在の局面において、アメカブドットコムでは、貴金属は有力なアセット・アロケーション先として評価しています。

オープンポジション
2026年8月29日付の「アメカブETFプロ」の内容は、下記の通りです。なお、各銘柄への投資資金は均一に配分されておらず、不均等になっており、加重する銘柄には優先順位があります。
米国株式
ロング(買い)
FAB ファーストトラスト・マルチキャップ・バリューAlphaDEXファンド (+5.6%, 7月10日買い)
VYM バンガード米国高配当株式ETF (+5.32%, 5月13日買い)
RSP インベスコ S&P500均等加重ETF (+3.73%, 7月22日買い)
NOBL プロシェアーズS&P500配当貴族ETF (+3.62%, 7月15日買い)
OIH ヴァンエック・オイルサービスETF (+3.11%, 8月26日買い)
HDV iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF (+2.51%, 8月7日買い)
XBI SPDR S&P バイオテクノロジーETF (8月29日買い)
MSOS アドバイザーシェアーズ米国カンナビス特化型ETF (8月29日買い)
ショート(空売り)
XLU SPDR 公益事業セレクト・セクター ETF (+2.53%, 8月13日空売り)
FBY イールドマックス META オプション・インカム戦略ETF (-0.12%, 8月26日空売り)
グローバル株式(指数)
ロング(買い)
COLO グローバルX MSCIコロンビアETF (+9.21%, 7月18日買い)
ENZL iシェアーズ MSCI ニュージーランドETF (+1.58%, 7月18日買い)
EWP iシェアーズMSCIスペインETF (-0.1%, 8月28日買い)
ショート(空売り)
QAT iシェアーズMSCIカタールETF (+1.14%, 7月17日空売り)
グローバル株式(セクター)
ロング(買い)
ICOP iシェアーズ銅・金属鉱業ETF (+7.33%, 8月18日買い)
IPAY アンプリファイ・デジタル・ペイメンツ ETF (+4.52%, 7月21日買い)
IGV iシェアーズ北米テック・ソフトウェア・セクターETF (+6.23%, 8月13日買い)
LVHI フランクリン・インターナショナル低ボラティリティ高配当指数ETF (+0.14%, 8月18日買い)
WOOD iシェアーズ・グローバル・ティンバー&フォレストリーETF (-0.35%, 8月14日買い)
ショート(空売り)
CARZ ファーストトラストS-ネットワーク未来自動車アンド・テックETF (+0.71%, 8月28日空売り)
EMIF iシェアーズ新興国市場インフラETF (+0.37%, 8月26日空売り)
PBD インベスコ・グローバル・クリーンエネルギーETF (+0.33%, 8月6日空売り)
ドル建て債券&為替
ロング(買い)
CLOZ エルドリッジ BBB-B CLO ETF (+0.42%, 4月23日買い)
FXE インベスコ・カレンシーシェアーズ・ユーロ・トラスト (+0.28%, 8月8日買い)
HYG iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF (+0.16%, 8月22日買い)
VTIP バンガード短期インフレ連動債ETF (+0.06%, 7月23日買い)
VCSH バンガード短期社債ETF (-0.01%, 8月12日買い)
FXC インベスコ・カレンシーシェアーズ・カナダドル・トラスト (-0.13%, 8月27日買い)
ショート(空売り)
ZROZ PIMCO 25年超ゼロクーポン米国債インデックスETF (+0.92%, 8月26日空売り)
LQD iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF (+0.38%, 8月5日空売り)
TLT iシェアーズ米国国債20年超ETF (+0.14%, 8月6日空売り)
JOJO ATACクレジット・ローテーションETF (+0.07%, 8月27日空売り)
コモディティ(商品)
ロング(買い)
AAAU ゴールドマン・サックス現物金ETF (+1.8%, 8月15日買い)
SRUUF スプロット・フィジカル・ウラン・トラスト (-0.02%, 8月29日買い)
SLV iシェアーズ・シルバー・トラスト (-3.69%, 8月26日買い)
ショート(空売り)
現在、保有しているポジションはありません。
利確済み取引
8月23日~8月29日の期間
その他利確済み(利益率ランキング)
直近12か月以内にクローズされた取引だけです。
ロング(買い)

ショート(空売り)

ETF選定ロジックについて
アメカブドットコムは、ニュースで踊ったり、チャートでハルシネーション(幻覚)を見るような投資判断プロセスを行っておりません。
市況予測
アメカブドットコムでは、ユーロ圏を含む世界20ヵ国以上のマクロ環境をモニタリングしています。私たちは主に実質個人消費支出を月間実質GDPの代替指標として活用しています。
投資資金フロー予測
米国の主要な証券取引所や金融機関からAPIを通じて取得した市場データ(価格推移、出来高、オプション価格やそのオープンポジション数など)を活用し、どのような株式の属性やセクターに投資資金のフロー(お金の流れ)によるモメンタムが生じるのかを予測しています。
米ドル指数の動向観測
米国株式市場の取引のうち、およそ80%がコンピューターアルゴリズムによるものです。そして、ドルの値動きとそのトレンドに関するデータ予測が、これらのアルゴリズムに組み込まれている計算式のコアなコンポーネントになっています。
アメカブドットコムの定量分析の目的とは、このコンピューターアルゴリズムのコンセンサスを捉えることなので、米ドル指数の動向を細かくモニタリングしております。
敗戦処理
定量的分析に基づくアルゴリズムで投資判断を行っているものの、それが必ずしも正しい結果につながるとは限りません。ポジションを保有している期間中にプラスとなったにもかかわらず、利益確定のタイミングを逃した銘柄もあります。また、ポジションを保有した翌日に大きく下落した銘柄もありました。
投資のヒント:投資は確率論です。たとえ99%の確信があっても、1%の結果が出る場合があります。例えばルーレットでも、黒か赤になる確率は97.40%ですが、2.60%の確率で「0」が出ることがよくあります。したがって、ポジションを始める際は、投資資金の1~2%から始め、その上昇(もしくは下降)トレンドが信頼できるようになったら、徐々に増やしていきましょう。熱いお風呂を先ず指先で温度を確かめるのと同じです。このプロセスは、銘柄選定以上にパフォーマンスに大きな影響を与える要因となります。
8月23日~8月29日の期間
ロング(買い)
JEDI ディファイアンス・ドローン&現代戦ETF (-10.28%, 2026/8/19~8/25まで買い)
EPHE iシェアーズ MSCI フィリピンETF (-4.13%, 2026/7/22~8/27まで買い)
QTUM ディファイアンス・クアンタムETF (-3.12%, 2026/8/12~8/29まで買い)
PFIX シンプリファイ金利ヘッジETF (-1.96%, 2026/8/27~8/28まで買い)
VXF バンガード米国エクステンデッド・マーケットETF (-1.68%, 2026/8/20~8/29まで買い)
SMDV プロシェアーズ・ラッセル2000配当成長ETF (-1.36%, 2026/8/11~8/26まで買い)
FXY インベスコ・カレンシーシェアーズ日本円トラスト (-0.64%, 2026/8/11~8/29まで買い)
ショート(空売り)
UUP インベスコDB米ドル指数ブル型ファンド (-0.32%, 2026/8/6~8/29まで空売り)
その他損切済み(損失率ランキング)
直近12か月以内にクローズされた取引だけです。
ロング(買い)

ショート(空売り)

最後に
もしお気に召しましたら、「いいね」やフォローをしていただけると大変励みになります。
引き続き、ご愛読のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
教えて!アメカブドットコムについて
『アメカブドットコム』は、米国株式市場の動向をデータに基づき分かりやすく把握できるよう、アメリカ上場株式およびETF(上場投資信託)の日次パフォーマンスランキングを提供するサイトです。米国株ランキングを時価総額、セクター、サブセクター、ファンドタイプなど多様な分類軸から市場を分析できるため、市場全体の中でどの領域に強さや弱さ、あるいはモメンタムが生じているのかを簡単に見極めることができます。
本サイトは、投資アイデアの発掘とリスク管理の双方を支援することを目的に設計されています。米国主要株価指数だけでは捉えにくい市場の広がりや内部構造を可視化し、大型株が相場を主導しているのか、セクターローテーションが進行しているのか、ETFを通じた資金の流れに変化があるのか、また特定カテゴリー間の相対パフォーマンスにどのような差が出ているのかを把握する際に有用なツールです。
本サイトは、米国株式についてのトレンドの発見、銘柄・グループ間の比較、市場参加者の動向変化の見極めを簡単にし、米国株式市場を俯瞰するための実践的な分析ツールとして活用できます。日々の市場データを投資判断に資するインサイトへと結び付けるうえで、有効な情報基盤となります。
セクター別ランキング一覧
時価総額別・ETFランキング
米国株式マーケット情報
米国株決算カレンダー・アメリカIPOスケジュール
アメカブドットコムの米国株決算カレンダーでは、各銘柄の実績EPSとアナリストから集計した予想EPSを掲載しております。これらの数値に加えて各銘柄の四半期収益成長率(前年比)は、マネックス証券、楽天証券、SBI証券には記載されておりませんので、実績PERと予想PERを算出するのに役立ちます。
アメリカIPOスケジュールについても、毎週更新しております。今後予定されている新規上場株の予想株価レンジを記載しておりますので、市場の勢いを判断したりするのにご活用ください。
米国経済指標データ
アメカブドットコムが提供している米国経済指標データの特徴は、長期間にわたる推移をご覧いただけることです。例えば、米国の実質GDPは1929年から、実質一人当たりGDPは1947年から、政策金利(FFレート)は1954年から、消費者物価指数(CPI)は1913年から、インフレ率は1960年から、リテールセールスは1992年から、耐久財受注は1992年から、失業率は1948年から、非農業部門雇用者数(ノンファーム・ペイロール)は1939年から集計されています。
ソーシャルな英語教室、ネイティブDOJOについて
『ネイティブDOJO(本物のネイティブ講師によるオンライン英会話)』はインターナショナルスクールと同様に、英語圏出身の経験豊富なネイティブ教師のみが指導します。グループ予約すれば、中学生・高校生・大学生・社会人のバイリンガルへの道が楽しく低コストで済みます。


この記事が参加している募集
この記事は noteマネー にピックアップされました

