【イラストお天気図鑑】雲の重さはゾウ〇〇頭分!?フワフワで空に浮いていられるひみつ
こんにちは!気象予報士の上岡亜美です☀
みなさん、空に浮かぶ雲を見て『綿あめみたい』『フワフワしてて軽そうだなぁ』と思ったことはありませんか?
実は、あんなにフワフワ見えても、雲の重さはゾウ約100頭分(約500トン)以上!
そんなに重たいものが、なんで空からドーンと落ちてこないんだろう?
そのひみつを、一緒に見ていきましょう!

あみてぃの気象メモ☁
・雲は見た目と違って、実は何十トン〜数百トンもあって超重い!
・重いのに落ちてこないのは、下から押し上げる「上昇気流」があるから!
・水滴が大きくなって風で支えきれなくなると「雨」として降ってくる!
1. 雲の正体は「水」と「氷」のつぶ!
雲は小さな「水滴」や「氷のつぶ」が集まったもの。
中身が水なら、たくさん集まれば当然重くなります!
モコモコと大きな積乱雲の中には、なんとお風呂の浴槽でいうと数千個〜数万個分の大量の水が詰まっています。
なんでそんな重いものが、空に浮いていられるの!?
2. 落ちてこない理由は「粒の小ささ」と「空気のパンチ」!
理由はとってもシンプル!大きく分けて2つあります。
① 水滴が「スプレーのひと粒」よりちっちゃい!
雲をつくっている水の粒は、直径がわずか約0.01mm。
スプレーをシュッと吹いたときに空中に舞う、あの目に見えないくらいの粒と同じサイズです!
あまりにも小さくて軽すぎるので、重力で下に落ちようとしても、1秒間にたった1cmという、目に見えないレベルでしか落ちていけません。
② 下から「風のパワー」が押し上げている!
さらに、太陽で地面が温められると、空気は上に向かってぐんぐん上がっていきます(これが「上昇気流」!)
雲の粒が落ちようとする力: 超のんびり(1秒にたった1cm)
上がっていく空気の力: ぐんぐん強い(1秒に数メートル!)
下からドライヤーの風を当てて、ピンポン玉を浮かせるのを見たことがありますか? まさにあの状態!

ゾウ100頭分の重さも、水滴が細かく分かれているおかげで、下からの空気のパワーで「ふわっ」と空に持ち上げられているんです🎈
3.じゃあ、なんで「雨」が降るの?
空の上で小さな水滴たちが「おしくらまんじゅう」をして合体し、大きさが約1ミリ(100倍)の「雨のつぶ」に成長すると……?
重さはなんと100万倍に増大!
こうなると重すぎて下からの風パワーでも支えきれなくなって、一気に地面へ落下します。これが「雨」の正体です。
いつものお天気も、ちょっと知るだけで見え方がガラッと変わりますよね✨
あみてぃコラム🌤
今年の8月に開催したお天気教室でもたくさん雲の話をしました。
みんなお気に入りの雲を見つけたり、オリジナルの雲を工作したり
すごく興味を持ってくれて嬉しかったです!☺
みなさんもふと空を見上げたとき、「あのモコモコ雲のなかで、小さな水滴たちが風に乗って遊んでるんだな〜」と想像してみてくださいね☁️
最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨
また次回の「空のふしぎ」でお会いしましょう!
