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アンパン アニュアルペーパー 「MAP#1」発刊しました!(PDF/製本版リンクあり)

はじめまして、建築設計事務所 AMP/PAM(アンパン)です。今回はアニュアルペーパー 「MAP#1 2025–2026」 を発刊しましたのでそのお知らせです。

この「MAP」は、 Mapping Annual Projects の略。
2020年に開設してからのこと、この1年に考えてきたこと、つくってきたこと、これから動かそうとしていることを、ひとつの紙面にまとめた小さな年報であり、今回はそれを一本の文章(12,000字くらい!)にまとめました。

AMP/PAM は、
AMP = Architectural Media Practice
PAM = Public Asset Maintenance
の略です。
少し堅く聞こえるかもしれませんが、ざっくり言えば、建築を「建物をつくって終わり」ではなく、人と人、人と場所、過去と未来のあいだに新しい関係を生み、その関係を育てたり、修復したりする実践として考えてみたい、という試みです。AMP は「他者との出会いを触発する出来事のメディアを設計する実践」、PAM は「社会的資源を維持・修復しながら関係を持続させる実践」です。

中身はこんな感じです

今回の #1 のメインテキストは、
「位相遷移としての建築──ハレ・ケ・ケガレのパースペクティブから」
少し難しそうな題ですが、内容としてはとても素朴な問いから始まっています。
建築は、きれいな完成形をつくることだけなのか。
むしろ、壊れかけたもの、見過ごされていたもの、周縁に追いやられていたものに触れながら、社会や環境の関係を組み替えていくことが、建築の大事な役割なのではないか。そんなことを、民俗学の「ハレ・ケ・ケガレ」や、祝祭、メンテナンス、修復の視点を手がかりに考えています。

中身は理論だけではなく、実際のプロジェクトも載せています。
たとえば「 TMP(テンポ)」 は、大宮の駅ビル内での展示から生まれた、展示にもフォーラムにも切り替わる仮設の壁のプロジェクトです。「文化の居場所」を一時的に創出する触媒であり、社会的な関係や主体性を編み直すための「メディア実践」の道具として位置づけています。

また、現在構想中の 「蔵と裏庭」 という計画も紹介しています。
再開発予定地のなかに埋もれていた明治期の蔵と、隣接する裏庭に着目し、しまい込まれてきたモノや、置き場を失ったもの、手入れされずに残ってきた環境を、いったん観察し、整理し、距離を組み替えながら、新しい回路をつくろうとするプロジェクトです。蔵と裏庭という“バックヤード”を、未来に向けてひらき直していく試みでもあります。

理論だけでなく、プロジェクトの紹介も

なので、この冊子は
年度活動報告 であり、
小さな論考 であり、
これからの活動予告 でもあります。

完成したものだけを並べるというより、
「なぜこういう活動をしているのか」
「建築をどう捉えているのか」
「これからどこへ向かいたいのか」
を、紙のかたちで手渡しできるものにしたかった、という感じです。実は印刷や製本(マップ折り!)も自家製。複合機で印刷可能な最大サイズの紙の可能性を探求しました。

長尺A3(1200mm*297mm)をマップ折り。表裏を回るように読みます。

PDF版を公開しています。
ぜひ気軽にのぞいてみてください。

[PDFを読む]

また、紙版の「MAP」を、数量限定で販売いたします。ぜひ実物をお手に取っていただきたいです

[BASEはこちら]    500円(送料込み)

もし読んで、面白かったところや引っかかった言葉があれば、感想もいただけるとうれしいです。
AMP/PAM の活動を、これから少しずつこの note でも紹介していけたらと思っていますので、応援よろしくお願いします!


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