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それならそうと、先に言っといてや!

こんにちは。


興味を持っていただいてありがとうございます。


アナトリと申します。


テニス仲間の話だが、


若い頃、町中で綺麗なお姉さんに

「お茶でもどうですか?」と声をかけられて、ついていったら、


途中で男が合流してきて、

怪しい教材を売りつけられそうになったことがあったらしい。


笑いながら、


「そんなことってホントにあるんすねー!」


と返したら、


「それならそうと、最初から言っといてほしい!」


と笑っていた。


「それでも、美人だからついていったかもなー。」とも。


大人になると、


「それ、先に言っといてや!」


と思うことが増える。


真面目に頑張れば報われる。


人に優しくすれば大丈夫。


好きなことを仕事にすれば幸せ。


自由に生きよう。


自分らしく生きよう。


もちろん、全部嘘ではない。


でも、

それだけでもない。


真面目に頑張った人ほど、

断れなくなって、

都合よく使われることもある。


褒め言葉だと思っていたものが、

相手を自分の思う方向に動かすための言葉だったりすることもある。


「アナトリ先生じゃないと回らないから!」


と頼まれていた仕事達。


病休後に出勤すれば、

他の人が僕より上手に回していた事を思い出す。


必死にしがみついていたレールが、

誰かの作った物語だったと気付いて、

急に苦しくなることもある。


これは、最近の僕である。


ミッドライフクライシスって名前まで付いてた。


知らなかった!


もちろん、

そんなことは昔から分かっていた人もいるのだと思う。


でも僕は、

割と真面目に信じていた側だった。


本当に、分からなかったのである。


言われても、

すぐには飲み込めないくらい、

バッチリ信じ込んでいた。


「それくらい、言わんでも分かるやろ?」


と笑われたこともある。


思い出したら腹立ってきた。


だから時々、


「それならそうと、先に言っといてや!」


と思う。


この前も、

長いこと会っていなかった友人から連絡が来た。


懐かしいな。


元気にしてたんだな。


ちょっと嬉しいな。


そう思ってメッセージを開いたら、

セミナーのお誘いだった。


しかも、

少し胡散臭い感じの。


いや、そのパターンかーい!!


と思った。


少し笑ってしまった。


冒頭のテニス仲間の話を思い出して、

僕も大して変わらないなと思うと、

余計に笑えた。


同時に、

ちょっとだけ寂しかった。


久しぶりに連絡をくれたこと自体は、

嬉しかったからだと思う。


人との繋がりですら、

時々、

「利用価値」

みたいなものが混ざる。


そんなことを考えると、

疲れてしまう日もある。


でも最近は、

そういうことを考えながら、


味噌汁を作ったり、


散歩をしたり、


姪っ子と電話したりしている。


人間、

綺麗事だけでは生きられない。


でも、

冷笑だけでも、

たぶん人は生きていけない。


だから今日も、

ご飯を炊いて寝る。


それならそうと、

先に言っといてや!


そんな風に笑いながら。


ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。


あなたのお時間にお邪魔できて嬉しいです。


次もよければ読んでください。


整体屋開業予定のアナトリでした。

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