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意味のない余白は無駄。

デザインをするとき、フォトグラファーの意図とは違うトリミングをすることがあります。これは最終的な出来上がりに目的があるからで、写真がひとつの要素であることを示しています。写真家が写真展のために純粋な自分の作品を作るなら話は別ですが、仕事で撮るときは最後にどうなっていればいいか、はアートディレクターが決めます。

フォトグラファーの仕事は、アートディレクターからの要望をミーティングやロケハンを通してどう撮るかを決める、撮影する、仕上げる、という部分ですが、アートディレクターはその前後で膨大な仕事をしています。

まず「この製品のために、こういうポスターを作りましょう」というプレゼンテーションから始まり、作ることになったらマーケティング、ブランディングチームとともにコンセプトを決め、それに合うモデルのオーディションをします。ロケ地やスタジオを選び、全体の最終的な仕上がりを決めます。

撮影が終わると、たくさん撮った中から一枚を選び、レタッチなどをします。さて、ここで「トリミング」の必要が出てきます。印刷媒体やソーシャルメディアには決められた比率がありますから、カメラのアスペクト比とは違うものになります。そもそも人物のポートレートを例にすると、人間が立っている写真はだいたいの場合は縦位置で撮ります。3:2 や 4:5 で撮っても横に空間が生まれます。俗に言う「日の丸構図」がダメだと言われる理由は、その左右の余白が意味を持っていないからです。

だからといってどちらかに寄せればいいというわけではなく、そこには意味が必要です。

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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。