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うちの子は、踊らない。

タイトルそのままで、うちの子(5歳息子)は、踊りません。本当に、ビタイチ踊らない。笑
園の様々なイベントで、「マジでビタイチ踊らねえ」と、踊ってるのが見れたらどんなに可愛いだろう…と思いながら、一度も踊っている姿を見たことがありません。(正確には役が入ると踊れるらしいのと、機械的なテンポに合わせて動くのはやるらしい)

なんで踊らないのだろう…と思って聞いてみたところ、
「先生を見てる方が面白いから」
という想定外の回答が返ってきました。

うちの園の先生はとてもダンスが上手い(セミプロ…?)ので、確かに面白いかもな…と思って、「そうなんだ」と、見守ってきました。

年少さんは、よくわからないけど踊らなくて、
年中さんは、「先生見てる方が面白い」から踊らない。

けれども年長さんになってもビタイチ動かない姿を見て、小学校生活への一抹の不安を覚えた私は、もう一度踊らない理由を聞いてみました。
そして「ジャンプだけやってみたら?」と提案してみたものの、玉砕。笑

どうやら息子は0か100かの思考の持ち主で、完璧にできると自分が思うまで全く出力しない人なようなので、ちょっと時計が読めたと思ったらほぼ完璧に読めるし、ちょっと文字が読めると思ったらスラスラと音読をしてしまうようなタイプなのです。
だからどうも、ちょっとだけやるというのが本人の哲学に一致しないようなのでした…笑

年長になって変わったこと

けれども、年長さんになって息子は、「年長のダンス難しいんだよね〜」と言っていました。
どうやら、もう全く動けないらしい。笑
見てるだけだったから動きが定着せずに、動きの難易度が上がり、完全についていけなくなった模様です。
(なんかもう、小5で算数置いてかれた、みたいなのと似てるな…と思ってしまった。笑)

そして最近分かったのは、本人は今、「踊れたらいいな」と思っているということでした。

踊れたらいいな、と思うものの、

  • 先生は鏡の動きだから、どっちの手足だか混乱する

  • 周りの子供達が先生とも違うテンポで動くから、どこに合わせたらいいのかも混乱する

  • 周りの子供達が先生と違う動きでも全然気にしないで動くから、何をしたらいいのかわからなくなる

という、お困りごとを抱えているのを知りました。

年少さんの頃は見ているだけで楽しかったけど、次第に自分のやりたいなと思うようになったものの、もはや何がどうなってそう動いてるのかが分からないからできない、という状態のようでした。

思い返すと…

実は我が家は子育て世代王道の「お母さんといっしょ」をほぼ見ていません。
正確には見ていた時期もあるのだけれど、生活リズムと放送時間が合わなくなってしまったのと、テレビをつけると「終わりの時間だよ」という喧嘩をしなければならなくなるのがストレスで、テレビという存在を家から消してしまいました。笑

多くのお子さんが、テレビを見ながら一緒に歌ったり踊ったりすると思いますが、うちの子はそれを全くやっていません。(唯一見ていた時期もやはり観察型人間なのでビタイチ動かないという…笑)

だから多分、「人の動きを見て、同じように体を動かす」というのが苦手なのでしょうね。

その土台が全く違う状態で、幼稚園に入ったので、まあ動けるはずはなかったし、踊っている大人を見て「面白い!」と思ったのも当然だったのかもしれません。そしてただ見ている間にどんどんと差が開いてしまったのだろうな、と思いました。

私自身も…

実は私自身も、ビタイチ踊れません。笑

小学生の時にモー娘。が猛烈に流行って、みんなで踊って発表をするという地獄のようなイベントがありましたが、あまりに踊るのが嫌すぎて音響係になって逃げる、ということをしました。笑

なので、踊れない人間の気持ちは誰よりもよくわかります。笑

何がどうなってそういう動きになるのか、これがまあ笑えるくらいビタイチ想像もできないのです。だから、息子が何に混乱して、なぜそうなったのか?というのはよくわかるのです。

息子の挑戦

けれども最近、突然「体操教室に行ってみたい!」と言いました。

園でやっている体操教室があって、定期的に勧誘の紙をもらってくるので、これはもう年少さんの4月からずっと「体操やってみる?」と言っていたのですが、「やらない」と即答されていたので、諦めてきました。

けれども最近、突然その勧誘の紙を持ってきて、「ここなんて書いてあるの?」と聞いてきました。
指差した部分の漢字の意味を説明して、いつものお決まりのフレーズ(断られるの分かってても毎回聞いてるやつ。笑)「体操やる?」と聞いたら、
ものすごい満面の笑みで「やる!!!!!」と言われ、母が腰抜かしたのでした。笑

そして体操教室の体験レッスンに行ったものの、予想はしていたものの、まあやはり動かない。笑

それでもなんとか跳び箱をやってみて、2回やって、もう次は無理かな…と思った時に「もう一回行ってくる」と自ら行った姿は、感動的でした。ものすごい成長を感じました。

2回目の跳び箱を終えた時に、「もう帰りたい…」と私の膝の上に来たので、2回頑張ったしあと5分だし、もういいか…と正直思ったので、3回目に自分から行ったのは、本当に感動的でした。

こんなに飛べないので(笑)だいぶ盛った絵です。笑

ダンスと体操は違うけれど…

動きの種類は違うものの、息子にとっての根本的なお困りごとは「見た動きを自分の体で再現できない」に近いと思っています。
けれども、走るのが速い子の走り方を観察して速く走れるようになったりもするので、時間をかけれ練習すれば多少はできるのかな?とは思っています。なので、まずは体操から…とも思ったり、です。

また、ダンスについても、できなくて困っていると分かったので、少しずつ親子で踊ってみているところです。(母の運動不足も兼ねて…笑)エビカニクスなんて、ものすごい良いダイエット案件です。笑笑
まあでも、家で踊れても園では踊らなかったりするしな〜とは思うものの、踊らないのと踊れないのは違うよな、と自分に言い聞かせているところです。

そして、せっかく気持ちを教えてもらえたので、園の先生にも相談してみようとも思っています。(明日面談なのでその時にでも)

子供の成長を感じるところ

子供の成長というと、できることが増えることを思い浮かべると思います。

けれど私は、「踊れたら楽しそう」「でも動きがわかんなくなっちゃう」と気持ちを言葉で伝えられたことに、ものすごく成長を感じました。

そして、見てるだけで楽しかったものが、自分もやってみたいという気持ちの変化が起きたことにも、成長を感じました。

私たち人間は、何かを始めたりするときに、まずは自分の感情や欲望に「気づく」ということが第一歩だと思います。
そしてその感情や欲望を感じ、言語化し、言葉で誰かに伝えます。
そして行動をし、挑戦をし、現実化するのだな、ということを、改めて深く感じたのでした。

踊りたいという気持ちに気づき、動けないという悩みを言語化し、体を動かす挑戦をしてみる。この一連の体験を通して、母子ともに、気づき、言語化し、挑戦するという流れを体験できたことは、とても大きな体験財産になったな、と感じています。

息子は、まだまだ踊りません。
私は、相変わらず踊れません。笑

でも、「踊れたらいいな」という気持ちに気づいて、「動きが分からない」と言葉にして、体操教室という門も開いてみました。これは大きな成長だな、と感じています。

息子と母のダンスへの挑戦はまだまだ続きますが、まあ踊れなくても死にゃあしないので(笑)気長に楽しんでみようと思っています。


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