8月30日_白い砂
【140字小説】
子どもが公園の砂をかき集める。サラサラの白い砂が欲しいと土を掘る。掘って掘って掘り進める。やがて手指は茶色く土で染まり、白い砂が欲しいという。深くなるほど土は黒く湿っていた。そこに夕暮れ時の冷たい風が吹く。風には砂が乗っていた。かざした手と指にサラサラの白い砂がつき子どもは笑う。
【140字小説】
子どもが公園の砂をかき集める。サラサラの白い砂が欲しいと土を掘る。掘って掘って掘り進める。やがて手指は茶色く土で染まり、白い砂が欲しいという。深くなるほど土は黒く湿っていた。そこに夕暮れ時の冷たい風が吹く。風には砂が乗っていた。かざした手と指にサラサラの白い砂がつき子どもは笑う。