💁♀️100回のブラッシングが「脳」を癒し、タルミ防止に繋がると思って、私は今日も下を向く。
ーーー身体の疲れは「脳」から…。
🍀 🍀 🍀
「ブラッシングを100回しなさいよ。
髪が綺麗になるからね✨」
私が、小学五年生の時、
6歳上の姉が言いました。
私と違って、
綺麗な髪でロングヘアの
姉に言われたから、
当時の私はそれを信じて真面目に、
せっせと髪を解かしていました。
あの頃は、
ただ髪を美しくするためのものだ
と思っていたブラッシング。
けれど、長いこと美容の仕事に
携わるようになった今、
あの習慣にはもっと深い意味が
あったのだと、ずっと思っています。
サロンで多くのお客様の
お体と向き合う中で、
ずっと不思議に思っていたことが
ありました。
同じ施術をして、
同じようにアドバイスをしているのに、
すんなり痩せる方と、
なかなか痩せない方がいる。
この違いは一体どこにあるのだろう?
答えは、衣服に隠れた体ではなく、
「脳みそ」にありました。
考え方、食生活、習慣、遺伝……
それぞれに違うけれど、
共通しているのは
「脳がリラックスしていないと、
身体は応えてくれない」
ということです。
だからこそ、
私が今でも一番大切に行っているのは、
「頭」の施術です。
美顔のときも、
リンパマッサージのときも、
「モンテセラピー」
(モンテ=上がる。セラピー=治療)
という、頭皮のツボ押しと
マッサージを組み合わせた
メニューを必ず、施します。
「痛い」と言う方、
「気持ちいい」と言う方、それぞれ。
頭皮が固い方、柔らかい方、さまざま。
どのような頭状態でも、
皆様、スーっと眠りに入られます。

触れていると、最近は特に
「脳が疲れている人」が
本当に多いと感じます。
眠れていなかったり、
心の奥に悩みごとを抱えていたり。
そんな頭皮に触れるたび、
この緊張を解いて癒やしてあげたい、
と心から思います。
頭と顔は、一枚の皮で繋がっています。
おでこを引き上げる
「前頭筋(ぜんとうきん)」
後ろから引き支える
「後頭筋(こうとうきん)」
そして横から支える
こめかみ辺りの
「側頭筋(そくとうきん)」。
これらの頭の筋肉が
コリ固まってしまうことが、
実はお顔のたるみに
大きく影響しているのです。
だからこそ、
美顔のとき、身体全体の時、
頭のお手入れは欠かせません。
施術が終わったとき、
お客様のお顔がパッと明るく、
内側から上気したような
ピンク色に変わり、
目がくっきり開かれる瞬間が
たまらなく好きです。
もちろん、鎖骨のリンパ節から
スタートするので、頭と首の
マッサージ、
と言った方が良いでしょう。
頭の血流がよくなることは、
そのまま肌の美しさへと直結します。
少し専門的な話になってしまうけれど、
頭には目、鼻、口、耳に繋がるツボが
何十個もあります。
そして、頭蓋骨は23個の骨
(舌骨を入れるなら24個)
が、組み合わさってできていて、
その合わさり目には
たくさんの「溝」がある。
「矢状(しじょう)縫合」
「冠状(かんじょう)縫合」
「鱗状(りんじょう)縫合」
「ラムダ縫合」……。
こうした大きな縫合場所は
深い溝だからこそ、
老廃物もたまりやすい。
専門知識を並べ立てるつもりは
ないのですけれど、
仕事と繋がる話になると、
ついつい熱が入って長くなってしまいます。
けれど、顔のたるみが気になるとき、
行き着くところはやっぱり
「頭」なのです。
とはいえ、
自宅で毎日じっくり
自分の頭をマッサージしたり、
ツボを押したりするのは
なかなか難しいですよね。
そこで、誰でも今すぐ、
一番簡単にできるのが
「ブラッシング」です。
おすすめは、
お風呂に入る前のひととき。
まず浴室に行って、
思い切って下を向く。

首元から頭頂部に向けて、
下から上へ、
ほうきで掃き出すようにブラシを動かす。
左から右へ、右から左へ。
一通り解かしたら、
今度は頭を起こし
おでこの生え際から
頭頂部を通り、首元へ。
いろんな方向から、
ブラシの心地よい刺激を
頭皮に通らせてあげる。
シャンプー前に、
このブラッシングをしてあげるだけで、
毛穴の汚れが自然と浮き上がり、
血流がぐんと良くなり、
薄毛、抜け毛の予防にもなります。
髪にツヤが戻り、
頭のむくみもすっきり取れるような
感じです。
(私の1番の目的は、
顔のたるみを防止すること、なのだけれど。)
何より、頭皮の緊張がほぐれることで、
驚くほど、脳がリラックスしていくのを
感じられるはずです。
小学生の頃、
お姉ちゃんに言われるがままに
やっていた100回のブラッシング。
髪の性質は遺伝が80%
と言われていますが
頭のケアは自分自身を
慈しむ作業だと思っています。
忙しい毎日の終わりに、
お風呂場でふうっと
深呼吸をしながら、
お気に入りの「ブラシ」で、
ぜひ試してみられてくださいね。

