🐾【冒険シリーズ⑤】レオと夫と、はじまりのご挨拶
国際結婚を前提にお付き合いが始まった頃、自己紹介の一環で「私、猫と一緒に暮らしています」と伝えると、
夫の反応は……なんとも曖昧。
「動物はちょっと苦手」とのことでした。
正直、ちょっとショックでした。
でも、その時はそれ以上深くは聞かずに、心のどこかで「まぁ、いざとなればなんとかなるかな」なんて思っていたのです。
しばらくして、交際も進み、我が家に夫が遊びに来た日。
レオ(うちの愛猫)は、警戒することもなく、夫の足元にスリスリと寄って行き、まるで歓迎するかのような態度。
夫はといえば……
「どうすればいいかわからない」そんな戸惑いの表情を浮かべていました。
ペットを飼ったこともなく、友人の家に犬や猫がいても、特に関心もなく、触ったこともないそう。
——そんな人も、いるのですね。
それでも私は、
「もし私が韓国に行くことになったら、レオも一緒に連れて行きたい」と、正直な気持ちを伝えました。
すると、しばらくして夫からの驚きの報告。
「猫を飼うことにしたよ!」
え?
なんで?レオを連れていく予定なのに……??
混乱する私に、夫はこう続けました。
「僕は猫を飼ったこともないし、好きでもない。
でも、好きになれるように練習してみるよ。
きっと、レオとも仲良くなれると思う」
……私は言葉を失いました。
猫の生態すらよく知らない夫の、その素直でまっすぐな気持ちに、心がじんわりと温かくなったのです。
こうして、韓国の我が家には「先住さん」が先に待っていてくれることになったのでした。

きっと、色々な事件が待ち受けてるのを覚悟して…☕️
