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「成長は半分くらい」と言われてきたけれど。

妹が生まれて、1年9ヶ月。

もうすでに、
妹の方ができることがたくさんある。

階段の登り降りでも、
妹は小さな体で、一段一段力強く登っていく。

「スイカ🍉!」
「トマト🍅!」
「カエル🐸!」

そんな言葉も、
妹の方がずっとはっきり言う。

同じ家で育ったはずなのに、
そんな様子をみると、
「新太はすごく時間がかかったな」
と感じることがある。


新太が生まれてから、
「ダウン症の子の成長は、だいたい半分くらい」

そんな言葉を何度か聞いてきた。

実際に、直近の発達検査では1歳11ヶ月くらいの発達と言われた。

周りの4歳の子と比べると、
頭ひとつ小さいし、
ゆっくりだなと思うことはたくさんある。

でも最近、
「お風呂に入ってから遊ぼうね」
と言えば、
今すぐ遊びたくても、
先にお風呂に入ることを理解している。(時々笑)

外でまだ遊びたくても、
「家に帰ってから遊ぼう」
と言えば、
気持ちを切り替えて帰れることも増えてきた。

妹の方がはっきり話せる言葉は多いけど、
言葉を理解することだとか、
我慢することなんかは
しっかりと4歳の新太。


僕たち夫婦も気をつけないとな、と思うことは、
「子どもたちはまだ分からないから」
と言って、
子どもたちの前で普通に話してしまうことがある。

「子どもたち寝かせつけてから、コーヒーでも飲む?」とか笑


全部の意味が分からなくても、
僕たちの表情や声、
その場の空気を感じ取っているんだと思う。

ダウン症の子の成長は半分くらいなのかもしれない。
でもそこにいるのは4歳の新太。

全部が同じように「半分」なわけじゃない。

階段を登るのには時間がかかる。
言葉もまだ聞き取りにくい。

でも、やりたい気持ちを我慢したり、
約束を理解したり、
周りの人の言葉や空気を感じたり。
目には見えにくいところでも、ちゃんと育っている。

「発達がゆっくりだから」という言葉に引っ張られて、
僕自身がそれを忘れないようにしたい。

できないことには手を貸して、
難しいことはゆっくり待って。

妹が生まれて、
二人の違いがよく見えるようになったからこそ、
4歳の新太には、
ちゃんと4歳の子として接するようにしようと思う。


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