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鍼灸院アカウントがnote開始1か月で何が起きたか ― データから見えた読者の反応

はじめに

2026年7月3日、Armoise鍼灸院はnoteでの発信を始めました。

これまで当院では公式サイトやSNSを通じて情報発信を行ってきましたが、XやThreadsのような短文中心の媒体とは違い、もう少し腰を据えて東洋医学や鍼灸について伝えられる場が欲しいと考えたことが、noteを始めたきっかけです。

発信を始めた当初は、「どのような記事が読まれるのか」「東洋医学の記事と鍼灸の記事では反応に違いがあるのか」「そもそも鍼灸院のアカウントでnoteを続ける意味はあるのか」など、分からないことばかりでした。

そこで本記事では、Armoise鍼灸院がnoteを始めた2026年7月3日から8月3日までの1か月間を振り返り、実際のデータとともに読者の反応を分析してみたいと思います。

フォロワー数やビュー数といった数字だけでなく、どのような記事に反応が集まったのか発信を続ける中で何を感じたのか、そして鍼灸院としてnoteを運営することで見えてきたことについても率直にまとめました。

これからnoteを始めようと考えている鍼灸師の方や、施術所で情報発信に取り組んでいる方にとって、ひとつの事例として参考になれば幸いです。



1. まずは結果から

2026年7月3日から8月3日までの1か月間で、30本の記事を公開しました。
全体ビューは1,829、スキは374、コメントは12件となりました。
※本記事で扱う「ビュー」は、noteのアクセス解析に表示される数値を使用しています。
記事ページへのアクセスだけでなく、タイムラインや検索結果などでの表示も含まれる指標です。
2026年8月3日時点でのフォロワーは294人となりました。
noteを始める前は「まずは100フォロワーを目標にできれば」と考えていたため、
この結果は予想以上でした。

2. どんな記事を書いたのか

この1か月間で公開した30本の記事は、大きく分けると次の3つのテーマに分類できます。

・東洋医学の基本的な考え方

・季節の養生や日常生活の中で実践できる養生法

・鍼灸の疑問解説(鍼灸を受けたことがない方や、興味はあるけれど不安を感じている方に向けた記事)

発信を始めた当初は、どのテーマに読者の反応が集まるのか全く予想がつきませんでした。

むしろ私自身は、鍼灸院のアカウントである以上、鍼やお灸に関する記事への関心が最も高いのではないかと考えていました。

しかし、実際のデータを見ていくと、当初の予想とは少し異なる傾向が見えてきました。


3. 読まれた記事・読まれなかった記事

2026年7月3日〜8月3日に公開した全30記事のビュー数・コメント数・スキ数の一覧です。
ビュー数の多い順に掲載しています。
細かな数値よりも、どのテーマに読者の反応が集まっているかという傾向に
注目していただければと思います。

1か月間のデータを振り返ると、読者の反応には、はっきりとした傾向が見られました。

最も反応があった記事は『東洋医学の「氣・血・津液」って何?体を支える3つの考え方』で、197ビュー・69スキでした。

一方で、鍼灸院の発信としては本命だと考えていた「鍼って痛いの?」「お灸って熱いの?」「鍼は使い捨てなの?」といった記事は、一定の反応はあったものの、東洋医学の基礎記事を上回る結果にはなりませんでした。

正直なところ、この結果は少し意外でした。

私は当初、「鍼灸院のアカウントなのだから、鍼やお灸そのものに関する記事が最も読まれるのではないか」と考えていたからです。

しかし実際には、読者は施術の話に入る前に、まず東洋医学の考え方そのものに興味を持っていたように見えます。

また、ビューだけでなくスキの数を見ても、東洋医学の基礎記事は読者の共感や関心を集めていたことがうかがえます。

では、なぜこのような結果になったのでしょうか?

次章では、この1か月のデータを見ながら、私なりに感じたことや、考察をまとめてみたいと思います。


4. 一番意外だったこと

この1か月で最も意外だったのは、東洋医学の基礎記事への反応の大きさでした。

これは単純に「東洋医学の記事の方が人気だった」という話ではないように思います。

むしろ読者は、いきなり施術の話を知りたいのではなく、

「東洋医学では、身体をどのように考えているのか。」

という土台の部分に興味を持っていたのではないでしょうか。

実際、東洋医学の基礎記事を読んだ後に、鍼灸やツボに関する記事へ進んでいるように見える動きもありました。

もしこの仮説が正しいのであれば、鍼灸院の情報発信は「施術の説明」から始めるよりも、「考え方の共有」から始めた方が読者に届きやすいのかもしれません。

もちろん、これは1か月間・1アカウントのデータから見えた一つの傾向に過ぎません。

それでも、この結果は私が発信を始める前に想像していたものとは大きく異なっていました。

ここから先は、有料部分として、

  • 固定記事を設定して感じたこと

  • 毎日投稿を続けて見えてきたこと

  • 鍼灸院の集客との関係

  • 今ならどのように始めるか

について、より具体的にまとめてみたいと思います。

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