【長編小説】 第1話:目が覚めたら、世界の管理者(神)になっていた件 【転生したら、私が監修していた世界の神様でした】
転生したら、私が監修していた世界の神様でした
あらすじ
ゲームの監修者だった私が目を覚ますと、そこは自分が作り上げた世界だった。
しかも、私が世界を管理する神様?!
世界の運命は、私の『仕事』次第らしい。
TALESでも掲載中です📚
まとめて読みたい方はTALESの方が読みやすいかも?
お好きな方で楽しんでいただけたらうれしいです。
noteもこのまま最後まで更新していきます。
マガジンにまとめています↓
第1話 目が覚めたら、世界の管理者(神)になっていた件
……ここ、どこ?
目を開けると、目の前には雲のような床が広がっていた。
踏んでも沈まない。冷たくもない。ただ、白い。
空も海もない。
音もない。
自分の呼吸音だけが、やけにはっきり聞こえる。
締切前に徹夜して、コーヒーで胃を壊しかけていたはずだった。
最後に見た記憶は、モニターの光と、直しても直しても終わらない修正リストと、時計の針が3時を回った瞬間。
で、次がこれ。
夢にしては解像度が高すぎるし、天国にしては殺風景すぎる。
何かの研修動画の待機画面みたいな、無機質な白さだった。
その中央に、一冊の巨大な本が浮いている。
表紙には見覚えのあるロゴ。
> Project: Elysia
「……え?」
見間違いじゃない。
何百回とファイルを開いて、何百回とその名前を打ち込んだ。忘れるはずがない。
私はゲーム会社でシナリオ監修をしていた。
世界観。
歴史。
宗教。
国家。
魔法。
勇者。
大陸の名前の由来も、脇役の誕生日も、削った設定資料の束も、全部頭に入っている。
それくらい、この世界に人生を溶かしてきた自負があった。
徹夜明けの目で見返して「この一文のために三日悩んだんだよな」と思い出す余裕すら、今の私にはある。
そのタイトルが、目の前に浮いている。
夢なら覚めてほしいし、現実ならもっと状況を説明してほしい。
とりあえず、開くしかなさそうだった。
恐る恐る本を開く。
紙の感触がある。重さもある。夢にしてはよくできすぎている。
1ページ目。
――――――――――――――――
世界管理者:あなた
――――――――――――――――
「……は?」
見間違いを疑う元気もなかった。目を擦っても文字は変わらない。
私が作った世界の、私が作った肩書きの欄に、私の名前が入っている。
これ、誰の采配。誰の企画。少なくとも私は通した記憶がない。稟議も通してないし、契約書にもサインしてない。
だいたい、管理者って何をする役職なのか、企画書のどこにも書いた覚えがなかった。
あとがき
読んでくださりありがとうございます!
「自分の思い通りになる世界があったらいいな〜」
なんて妄想がこの物語を書き始めたきっかけです。
構想は最後までできているので、これから少しずつ形にしていこうと思います。
スキありがとうございます!励みになります💞
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作者のやる気ゲージが超回復します🥰