自宅から26時間。憧れのセレンゲティへ|タンザニア・ケニア旅②
午後から出発する日は大変だ。
お昼の支度もして、お洗濯はまぁ、別の日に代行の方が来てくれるので置いておいたが、それでもなんだかバタバタする。
そんなこんなで、いよいよアフリカへ出発。
ティファニーを買うはずだった
この日、私はティファニーのハードウェアを買う気マンマンだった。
一番安く買えるのは、やはり関空の免税店だ。
外商割もなく、ポイントもつかないとなると免税店へ直行だ。
ゴールドのちょっと治安悪めなネックレスが欲しいと思い、どうせならティファニーがいいと思ったのだ。
ところがお腹が空いていないのに、ラウンジに入るとカレーが食べたくなる。
そして食べる。
新しくなった関空の免税店は以前のような面影がなく、なんだか海外の空港のようになった。
「ティファニー、どこにあったっけな」
と探しながら歩いていたのだが、どうやら反対方向を歩いていたらしい。
そして、なんとなくLOEWEに吸い込まれた。

フジタ・スナコラボは関西には流通がなかったそう
バッグを見ていたら、買ってしまった。
そうこうしているうちに時間がなくなり、結局ティファニーには寄れず。
まぁ、いいか。
私は前の関空の方が好きだ。
まずはドーハまで
カタール航空に乗り、まずはドーハへ。
機内では『愛と哀しみの果て』を観た。

今回の旅で訪れる場所にも関係のある、大好きな映画だ。
普段は機内食をあまり食べない人なのに、この日はしっかり食べていた。
さっきカレーも食べたのに。
カタール航空は、靴を入れるスペースがあったり、

アラビックコーヒーが振る舞われたりするところが好き。

そして機内では、私にしては珍しくずっとLINEをしていた。
実は執念でtimeleszの大阪城ホール公演に入り、その時にできた友達と色々と意気投合。
機内にWi-Fiがあるって、やはりいい。
寝て、起きたらまもなくドーハ。

そして朝ごはんを食べる私。

なんだかずっと食べている。
またしても時間のないドーハ
出発が少し遅れたからか、乗り継ぎまでほとんど時間がない。

ドーハの巨大空港では、私は常に時間がない。

今まで一度も免税店をゆっくり見たことすらなく、電動の車に乗せてもらって急いでゲートへ向かったことしかない。
そして今回も、そうだった。
今回の旅行には、パリ在住の古い友人も参加する予定だった。

ゲートで待ち合わせをしていたのだが、彼の乗った便も遅れ、ゲートで会えない。
本当はパリからナイロビへ直接向かった方が近かったのだが、その後のタンザニア入りのチャーター便の都合で、ドーハで合流してもらうことにしていた。
すでに搭乗は始まっている。
私たちはなんとか乗れたものの、彼が乗っているのかわからない。
不安になり、CAさんに彼が搭乗しているか確認してほしいとお願いした。
扉が閉まり、しばらくすると、
「乗っています」
と教えてもらい、ひと安心。

『Tシャツが乾くまで』を観ながら、ナイロビまで5時間弱のフライト。

ここまで食べてばかりだったので、さすがに飲み物とクッキーだけにした。
朝6時半、ナイロビ到着
朝6時半頃、ナイロビに着いた。

飛行機を降りると、私の名前を持った空港職員さんが待っていた。
今回はこの先がプライベートチャーター便なので、その乗り継ぎの案内をしてくれるらしい。
「荷物を取りに行くので、バゲージタグをください」
と言われた。
むちゃくちゃ助かる。
移動をすべてプライベートチャーターにしたのはよかったのだが、実際に空港に着いてからどういう手順になるのか、私はよくわかっていなかった。
そしてもうひとつ心配だったのが荷物。
乗り継ぎ時間が短かったので、ちゃんとナイロビまで届いているのだろうか。
ちなみに私の機内持ち込みに入っているTシャツは、timeleszのライブTシャツ。
もしスーツケースが届かなければ、しばらくこれを着続けようと思っていた。
幸い、荷物はきちんと届いていた。
よかった。
プライベートチャーターにした理由
今回、プライベートチャーターを選んだのには理由がある。

ひとつは、通常の便では時間が合わず、ナイロビで1泊しなければならないスケジュールを避けたかったこと。
そしてもうひとつが、荷物だった。
通常の小型機では、手荷物をすべて合わせて1人15kgという制限がある。
今回はプライベートチャーターだったので、1人45kgまで可能だった。
ただし荷物を入れるスペース自体は小さいため、ハードシェルのスーツケースではなくソフトタイプのダッフルバッグが推奨されていた。

それでも45kgまで大丈夫なら、荷物の心配はほとんどない。
チャーター便が発着する場所までは車で移動する。
車に乗った瞬間、聞き慣れた声が聞こえてきた。
「ETCカードが挿入されていません」
……ここで聞くとは思わなかった。
日本の中古車は、ケニアでも元気に活躍している。
ケニアからタンザニアへ
まずはナイロビからアルーシャへ飛ぶ。

アルーシャでタンザニアのアライバルビザを申請した。
ケニアのビザは事前にオンラインで申請していたが、タンザニアのビザは到着してからでいいと言われていた。
アルーシャの空港には、すでにSingitaのスタッフが待っていてくれた。
荷物検査などもあったのだが、パイロットや空港職員さんたちが手続きを進めてくれる。
国籍を聞かれ、
「Japan」
と答えると、
「じゃあ1人50ドルね」
と言われた。
国によってビザ代は違うのだろうか。
ようやくトイレに行けると思い、「トイレに行きたい」と伝えると案内してくれることになった。
……はずなのだが、
「もう乗らないといけない」
と言われる。

行けないんかい。
アルーシャから、次はササクワへ。
いよいよ憧れのセレンゲティだ。

機内からはキリマンジャロも見えた。
ついにセレンゲティへ
ササクワのエアストリップは私たちが泊まるSingitaのためにあるような場所だった。

到着するとQRコードを読み込み、チェックインの手続きをする。
私が最後にアフリカへ来たのは2016年。
もちろん都市部は違ったのだろうが、当時サファリをするような場所では電話もなく、連絡は無線。
Wi-Fiなんてなかった。
それから約10年。
こんな場所でもQRコードで手続きをするようになったのか。

本当に目まぐるしく変わったものだ。
そしてお手洗いは、2泊3日できそうなくらい広くて綺麗だった。

ササクワからはランドクルーザーに乗り、約40分。

以前はレンジローバーが主流だったそうだが、ここ数年で99%くらいがトヨタになったのだという。
なんか、すごいな。
車はセレンゲティの大地を走っていく。

自宅を出てから、26時間。
ようやく目的地に到着だ。
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