なぜ「0歳から預けて働く」が当たり前になったのか?家計から考えてみた
ご覧いただきありがとうございます!
アズと申します。
わが家には現在3歳の子どもがいまして、“保活”していた時の話です。
子どもの幼稚園や保育園を探し始めて、いくつか園を見学しました。
「0歳から預ける」が当たり前になっている
見学していて、何より考えさせられたのが、0歳児クラスの存在でした。
生まれて数ヶ月の赤ちゃんを預けて、親は働きに出る。それが珍しいことではなく、むしろ「枠が取れてラッキー」とすら語られる。
0歳4月の入園を逃すと、その後はもっと入りにくい——そういう構造になっているので、みんな0歳の時点で動かざるを得ないのです。
ここで誤解してほしくないのですが、0歳から預けて働くこと自体を否定したいわけではありません。それぞれの家庭に事情がありますし、働くことで満たされる人もいます。
預けること=愛情が足りない、という話ではないのです。
ただ、私たち夫婦が引っかかったのは、「本当はもう少し一緒にいたいのに、経済的な理由でそうせざるを得ない」家庭が、かなりの数いるのではないか、ということでした。
選んで0歳から預けるのと、選択肢がなくて0歳から預けるのは、まったく別の話だと思うのです。
なぜ、そこまでして働かないといけないのか
ここからは、妻と私で出した一つの仮説です。
なぜ多くの家庭が、生まれたばかりの子を預けてまで、夫婦フルタイムで働かないと回らないのか。
私たちの結論は、「これまで当たり前とされてきたものが、いつの間にか贅沢品になったから」でした。
家、車、教育。少し前の世代なら、普通に働いていれば普通に手が届いたものたち。それが今は、ある程度収入がないと持てない水準まで上がってしまいました。
たとえば住宅ローン。35年で何千万円という借入を組めば、その返済は当然、夫婦二馬力を前提にした金額になります。
一度その金額で組んでしまえば、片方が働けない期間は、そのまま家計が回らない期間になる。だから0歳でも預けて働く。働かざるを得ないのです。
車もそうです。教育費もそうです。
「持っていて当たり前」とされてきたものの値段が上がり続けた結果、その「当たり前」を維持するために、子どもといる時間を差し出している家庭が増えている。
子どもといる時間を確保するために家計を設計するのではなく、家計を回すために子どもといる時間を削っている。
順番が逆なのではないか、と思います。
私たちがその状況を「回避できた」理由
ここで一つ、正直に書いておきたいことがあります。
私たち夫婦は、いまのところ「0歳から預けてフルタイムで働かないと回らない」という状況には、なっていません。
それは私たちが特別に稼いでいるからではありません。夫は手取り24万、妻8万。むしろ収入はごく普通です。
賃貸に住む、子ども一人の30代夫婦。
それでも、資産は3,000万円を超えるところまで積み上がってきました。
なぜか。
たぶん答えはシンプルで、「当たり前とされているものを、当たり前として買わなかった」から。
家を買いませんでした。車も持ち方を選びました。「みんなが持っているから」で財布を開けませんでした。その一つひとつが、結果として「働き方を選べる余白」になったのです。
ここは、私たち自身ももっと深掘りしたいテーマです。なぜ私たちは、多くの人が抜け出せない「働かざるを得ない構造」に入らずに済んだのか。
何を手放して、何を選んだのか。それを言葉にしていくことが、同じように悩んでいる誰かの役に立つかもしれないと思っています。
おわりに
0歳保育の問題は、保育の問題であると同時に、家計の問題でもあります。
政治や制度に文句を言いたくなる気持ちもあります。でも、制度が変わるのを待っているあいだにも、子どもはどんどん大きくなる。0歳は、一度しかありません。
だからこそ、自分たちでコントロールできる部分——つまり家計の設計から、「子どもといる時間」を取り戻せないか。それが、私たち夫婦がいま考えていることです。
全部つながっている。お金のことも、暮らしのことも、子どもとの時間も。どれか一つだけを切り離して考えることはできないのだと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
「0歳から預けないと回らない」
——もしあなたが少しでもそう感じたことがあるなら、それはあなたの頑張りが足りないからではなく、社会の「当たり前」の値段が上がりすぎているからかもしれません。
あなたのご家庭では、子どもといる時間と家計のバランスを、どう考えていますか?よかったらコメントで聞かせてください。同じように悩んでいる人にとって、きっとヒントになります。
私たち夫婦は、普通の収入の30代・賃貸暮らしで、それでも資産2,000万円を作ってきた過程や、「働き方を選べる余白」のつくり方を発信しています。
少しでも参考になりそうだと思ったら、フォローしてもらえると嬉しいです!これからも、お金と暮らしと家族のことを、つながりの中で書いていきます。
ては、次の記事でお会いしましょう!
