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どうってことない話だけど(note289)


来週、日帰りで京都に行く。


それを、
いちばん話す必要のない人に話した。


そんな話。





この記事に出てくる"のぞみさん"から、
6月の終わりだったかお土産をもらった。


それが、京都のお土産だった。


───


この記事をすこし解説すると、

『弱(じゃく)パワハラ体験』というタイトルにあるように、私は10年前にのぞみさんからパワハラを受けていた。

ここで"弱"とつけている理由は、私の被害妄想もあったかもしれないから。

新人だった私は、
場所にも作業にも慣れていなかったし、
仲のいい人もいなかったから、
のぞみさんの指導がより厳しいと感じていただけなのかも?と、思うのだ。


だけど、ここで改めて思うのは、

"パワハラが本当だったかどうか"

ということよりも、

私の心には、
深い傷が、確かに刻みこまれている、
という事実。


体は、正直だ。



頭や心で思う間もなく、体はいち早く反応する。



のぞみさんとの苦い思い出がある私は、
のぞみさんと会話するとき、普通のコミュニケーションが取れなくなる。


なんていうか───
会話のテンポや"間(ま)"が不自然になってしまう。

意識せずとも構えてしまうのだろう。

もしかしたら、トラウマに近いかもしれない。



京都のお土産をいただいたときも、

「明日美さん、これ───」

と、私の方に手を伸ばしたのぞみさんを目視する前に、

私は、もう"それ"を受け取っていた。


間が変すぎて、気まずくなった。


ていうか、なぜ仲良くもない私に直接渡してきたのかも、謎なのだけど。


入社してから、多分はじめてじゃないか。




気まずくなった私は、

「私も近いうちに京都いきます」

とか言っちゃって。


余計なことを。


自分が嫌いになった瞬間だった。



そして、今日。

ロッカーのところでスマホを見ていたら、
やってきたのぞみさんが、

「明日美さん、京都、今月いくの?」

と聞いてきた。


「あー、はい」

のぞみさんは、すこし顔をしかめて

「───暑そうですね 」

と言った。


私は、ハハっと苦笑いし、のぞみさんはそのまま立ち去った。


ただ、それだけのことなのだけど。


"イヤミ"を言われたような気分になった。


暑そう。


普通の会話なのに。


私、性格悪い───
って思ってしまった。


自責の念に苛まれる。



あー

なんか、もー

マジでめんどくさい


自分が。



嫌いなヤツに掛けられる言葉は、
全部ネガティブ変換してしまいそう。


しかも"自責の念"とか言ってるから、都合よく操作されるんだろうなぁ、


ああいうタイプの人に。



こんな考えは───
疲れが溜まってるからだろう。


そういうことにしといて、


今日はもう寝よう。



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