【旅の記録 #00】手放した先で、ベルリンの橋の上にいた
昨年、スターアライアンスの世界一周航空券で、日本→ヨーロッパ→北米→日本へとひとり旅をしてきました。
そのことについてはこれから詳しく書いていきたいのですが、今回はその旅のほんの入り口、DAY1のお話。
世界旅行、一国目の場所はドイツのベルリンでした。
スタートは羽田からフランクフルト経由、ベルリン行きの飛行機。 フランクフルト空港でトランジットを待つ間、ATMで現地通貨を引き出そうとした時のこと。
な ぜ か 引き出せず、エラーの文字。
私、緊張しすぎると機械が上手く反応しなくなる体質なんです。(共感してくれる人いますか…?) 何回やってもだめ。
焦ってATMから離れた数分後、旅行者らしき方から突然声をかけられました。
「君の操作がエラーで続いてるよ」
わかりません~~~~どうすればいいの??
なんやらかんやらわちゃわちゃして、なんとか終えたものの、あとでアプリを見たら「引き出されている」ことになっている。手元にはお金がないのに。
初日からこんな失敗発動で、気分は最降下。
(※ちなみにこの事件は一ヶ月後に無事解決したのでご安心ください)
もう、初っ端からわやくちゃでした。
◇
でも、なんとかたどり着いたベルリンで、名前のわからない橋で一人佇んだ時。 突然、涙が出てきたんです。
手放した先で、たどり着いた着地点。
あの時言われた悲しかったこと。
悔しかったこと。 許せなかった出来事。
いろんな思いが、ワーッと去来してきた。
でも、思ったんです。
そんな出来事がなければ、私は旅に出ようと思わなかった。
そんな出来事がなければ、私は自分を見つめ直そうと思わなかった。
そんな出来事がなければ、人生を変えようと思わなかった。
何度も何度も自分と見つめ直し、向き合ってきたことが、点と線と面になって蘇ってきた。 と、同時に、それが優しく溶けていくのを感じた。
「ありがとう」
そう、素直に思えた自分にびっくりした。
それだけ、私にはこみ上げてくる風景だったんだと思う。
◇
こんな感じでスタートした世界一周。 ベルリンではこの後もまだまだトラブルがあったり、書きたいことが山ほどあります。
少しずつ、丁寧に書いていこうと思います。

