不毛な努力を辞めたら人生が開けた話
忘れられない手相の言葉
高校生の頃、友人のお母さんに手相を見てもらう機会がありました。その時言われた一言が、私の人生に深く刻まれることになります。
「ここに何も線(手のしわ)がないから、あなたは努力をしない人だね」。
まさに手のしわのように私の心に刻まれた言葉。
社会人になり、がむしゃらに働く中で目標を達成できない時、いつも脳裏にリフレインしたのは「自分は努力が足りないからだ」「そもそも私は努力ができない人間なんだ」という声でした。
当時の私の年間目標には、「目標を達成する」ではなく、「1年間努力する」という、今思えば非常に曖昧なもの。
何をもって「努力」とするのか、その基準が定まらない目標では、1年が終わっても達成感を得られることはないですよね。
「努力の線」が示すもの
その後、紆余曲折を経て起業し、経営の壁にぶつかるたびに、「自分の努力が足りないからだ」と私は自分を責め続けました。
社会人になってから、私の手相には「努力の線」がはっきりと現れています。
それを見るたびに、「私は大丈夫、努力できている」と自分に言い聞かせ、その線をさらに濃くしようと必死で頑張る日々。
島崎藤村の言葉ではありませんが、じっと手を見つめて毎日の手相を観察することは、高校時代から20年以上、私の日課になっていました。
手相は3か月ほどで変わっていく、という事実を知りながらも、その線に縋っていたのです。
問い直した「本当に必要な努力」
そんな私が変わるきっかけが訪れたのは、40歳手前の時。ある神社を訪れた時、ふと「その目標は本当に自分にとって必要なものなのか」という問いが、課題として提示されたのです。
この問いは、私の凝り固まった「努力の概念」を揺るがすものでした。
私は努力そのものをやめるのではなく、「努力しないと言われた自分を変えるための努力」をやめる決断をしました。高校時代から20年以上続けてきたやり方を変えるという、大きな変化です。
当然、脳の声はざわつきました。
「今までと同じやり方でいいんじゃないの?」
「今までだって悪くはなかったじゃないか」
「やめて大きく変わったらどうするの?」と。
その声が聞こえるたびに私は産土神社で内省し、自分の心と向き合うことを繰り返しました。
my神様が後押しする「天命」の道
そうして3か月ほど経った頃、新たな出会いをいただき、10年以上ぶりに日光へ行くことになりました。この旅が、私の人生を大きく動かすことになります。
日光での出来事がきっかけで、出版の話へと繋がり、初の著書は10万部を超えるベストセラーというありがたい状況に。それから10年間、毎年出版を続けています。
これはまさにmy神様である産土神の後押しが発動したからこそ。
産土神社で見つめ続けた時間で、不毛な努力を手放し、本当に自分にとって必要なもの、つまり天命に意識を向けたことで、自分では想像もしなかったような道が開けたのです。
産土神の後押しが発動するためには、まず「本当に自分にとって必要なものは何か」を問い、自分の内なる声に耳を傾けることが大切です。
そして、その声に従って行動することで、神様方からの後押しが発動し、天命を生きる道へと後押しが届くのです。
不毛な努力を手放し、本当の自分を生きる
不毛な努力という概念から解放されたことで、私の人生は大きく好転しました。
もしあなたが今、
「努力しているのに報われない」
「何のために頑張っているのか分からない」
と感じているなら、一度立ち止まってご自身の内側と向き合ってみるのもひとつの方法です。
あなたの内側には、天命を生きるための羅針盤が必ず存在します。あなたも産土神と繋がり、天命を生きることで、想像以上の人生が待っています。

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