上野駅での写真:昭和50年代後半
先日の投稿に続いて古い写真を投稿します。今度は上野駅で撮ったものです。父が持っていたミノルタの一眼レフで撮った覚えがありますが、だいぶ色あせてしまっています。
小学生のころまれにですが、上野駅や東京駅に行って列車の写真を撮ったりしました。こちらあまり多くは残されていなかったのですが、比較的良好なものを二枚ほど公開します。

常磐線の夜行急行十和田の行先表示です。20系客車の寝台車の特徴的な行先、列車名表示ですが、もうこのころには老朽化してボロボロっぽいですね。外板のうねりが妙にいい味を出している写真だと思っています。
内部は狭い三段ベッドの並ぶ今では考えられない代物ですが、これに乗って東北や北海道に行きたいと思ったものです。A寝台は広々としていて本当にあこがれていました。

もう一枚、新幹線リレー号と寝台特急はくつるです。上野駅の地平ホームで撮ったもの。東北・上越新幹線は昭和57年の開業当初は大宮始発で、上野⇔大宮間は「新幹線リレー号」なる専用列車が走っていました。もう一方は最近まで活躍していた583系電車の寝台特急はくつるです。
583系については大阪⇔新潟間を結んでいた急行「きたぐに」で縁があり、下段に二回、上段に一回乗ったことがります。下段のA寝台並みの広々差に比して上段の窮屈さが印象強いですね。画像を探したのですが残念ながら見つかりませんでした。
こういう列車たちが今も残っていればと思うとため息が出ます。これらの件に関してはあと10年早く生まれたかったというところです。ゆうても幅52cmのベッドのB寝台の寝心地ってどんなだったんでしょう?

少し時期は前になりますが1980年(昭和55年)の時刻表の常磐線の夜ページがこちら。東北新幹線が開業前なので、青森行の寝台特急「ゆうづる」が13号まであります。臨時列車を含めると7往復ということでしょうか。それに加えて最初の写真にある急行「十和田」もあり、東北本線、高崎線・上越線のページにもたくさんの夜行列車が連なっていました。その玄関口として上野駅が機能していたのですね。
以前「ALWAYS 三丁目の夕日」という映画があり、主人公の女性が東北からの集団就職列車に乗って上野駅に降り立つというシーンがありました。一見懐かしかったのですが、改札外から地上駅に到着した列車の距離感が以上に短くて違和感が酷く気持ち悪かった覚えがあります。この映画そのほかにも蒸気機関車のドリフト音がゆっくりなのに、異常に速度が速かったりで違和感満載でした。VFX技術を駆使して臨場感を優先したとのことなのですが、本当の昔の記憶のある人間の立場では考え物ですよね。
