子育て|ママ、死なないで
『ママ、死なないで』
4歳の息子に時々そう言われる事があります。
こんなタイトルをつけておいて勝手なのですが、
先に申し上げますと、
私は現在、健康体です。
病院にかかっている病気はありません。
(驚かせてしまっていたら、申し訳ありません💦)
それなのに、息子に死なないでと言われることがあるのです。
それも、とても深刻そうな顔で…
3歳を過ぎた頃からだったでしょうか。
息子が、
👦🏻『パパみたいになりたい』
と言うようになりました。
パパみたいにどんなふうになりたいのかと聞くと、
小さな両手をめいっぱい高く伸ばして
👦🏻『お〜っきくなりたい!ぼくも大きくなる?』
と言うのです。
どちらかというと息子は小柄。
同い年のお友達は息子より背の高い子が多いです。
家族の中でも、ダントツで息子が一番小さい。
そういったことに気付くようになったんだな〜と私は成長を感じていました。
私「おっきくなるよ〜!!」
そんな会話がしばらくの期間、何度も続きました。
それから少し経ったある日、
👦🏻『ぼく、大きくなるよ〜!!ママも大きくなる?』
こんなことを質問されました。
私は、
「ママはね〜、もう大きくならないな〜笑
あっ、横になら大きくなることはあるかな!笑
背はね、次は小さくなるよ。笑」
ちょっと笑いも含めてそんなふうに返しました。
これが息子にとっては思いもよらない返事だったようで…
👦🏻『ママ、小さくなるの?なんで??』
と。
「ママはもう大人だから、次になるのはおばあちゃんでしょ。おばあちゃんになったら、体は小さくなるよ。」
と説明してみました。
すると、
👦🏻『ママ、小さくならないで…』
ちょっと泣きそうな顔で言われてしまいました。
「(息子)が大人になるまでは小さくならないよ!今はまだまだ元気だから😄」
とは言ってみましたが、息子の中には「ママは小さくなる」が残ってしまったようで…
それから少しの間、今度はその会話が続きました。
そしてまた、しばらく経った頃のことです。
私が夕飯の準備をしていたら、キッチンの横でひとり遊びをしていた息子がぽつりと言いました。
👦🏻『ぼく、大きくなりたくない』
さすがに私も驚き、「どうして??」と思わず聞き返しました。
👦🏻『ぼくはママの赤ちゃんがいいの。
ママの抱っこが好きなの。
だから大きくなりたくないの。
ぼくは、あなたが好きだから…』
あなた4歳ですか?笑
いや、4歳だから、そんなこともさらっと言えるのですか?笑
なんだか告白された気分になりました🫣
息子は真剣なんです。
笑っちゃいけません。
でも、あまりにも絵に描いたような、うるっとした瞳で、表情で、言われたものだから…
可愛すぎて思わず抱きしめました。
「ママも大好き💗いっぱい抱っこしようね!」
スーパー甘えん坊の息子が、スーパーウルトラ甘えん坊になった気がします…
何気ない毎日を送る中で、息子は少しずつ、「命」というものに触れるようになりました。
公園で遊んでいる時に、アリを踏んづけて死なせてしまったり、家で飼っているメダカが死んでしまったり、
息子も知っている親戚のおじいちゃんや、おばさんが亡くなった事が話題に上がったり。
「死」という言葉や「命」のことを話す機会が増えました。
それからまたある日、
息子はふいに言い始めました。
👦🏻『ママもおばあちゃんになったら、死ぬの?』
不安になるのは分かっていても、嘘はつけません。
「ママも、いつかは死ぬよ。おばあちゃんにならなくても、病気や事故で死んじゃうこともあるよ。それは、ママだけじゃなくて、みんな同じだよ。」
そんな話をしてから、
👦🏻『ママ、死なないで』
時々、こう言われるようになりました。
4歳には酷な話だったのでしょうか。
もう少しごまかしてもよかったのでしょうか。
今でも、「あれでよかったのかな」と考えることがあります。
普段はゲラゲラ笑って、ちょっと悪さもして、毎日を全力で楽しんでいる息子。
こんな何気ない毎日の中でも、小さな体でいろいろなことを感じ、考えることがあるんだなと気付かされます。
子どもの感じる力ってすごいですね。
でも、息子のおかげで、こう思えるようになりました。
本当にそんな日が来た時、寂しくても「ありがとう」と言えるように。
その日まで、たっぷりの愛を伝えながら、一日一日を大切に過ごしていきたい。
まだまだ、ずっとずっと先の話であってほしいですけどね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました🌝
