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今さら聞けない。司法書士って、結局なにをする仕事?

いつもいいねやコメント、チップなど本当にありがとうございます。

本日は、

よく聞かれる司法書士って何をする仕事?

について書いてみます。

やはり、司法書士として活動する中で、

友人からも、確定申告やビザ申請などできる?

と聞かれることも多く、

司法書士が何をできるか?について、

あまり、知られていない点を強く感じます。笑

もしかしたら、ダブルライセンスなどでできる方もいるかも知れませんが、

一般的には、確定申告は税理士の先生、ビザの申請は行政書士の先生が

私の周りでは得意な印象があります。

私も司法書士になりたての頃は、

自分は司法書士に向いていない、進路選択失敗した!

と本気で感じましたが、不思議なことで、

続けていると見えることもあります。

そこで本日は、原点に返り、司法書士が何をする仕事か?

について、10年間、業界を見てきた点も踏まえて、解説してみます。


①司法書士とは

まず、司法書士とは何かですが、司法書士法1条には、

司法書士は、登記・供託・訴訟その他の法律事務の専門家として、国民の権利を擁護し、自由かつ公正な社会の形成に寄与することを使命とする。₍1条₎

とあります。

端的に言うと、登記や供託、訴訟(制限あり)など、法律事務の専門家です。

この1条は、司法書士試験の口述で、およそみんな聞かれることなので、

司法書士の方ならみんな、この条文を曖昧でも覚えていると推察します。

イメージ的には、暮らしに身近な法律家

というのが強いかも知れません。

個人的には、合格してから10年間で、司法書士の業界を見て感じるのは、

暮らしの法律家というよりも、

意思確認や書類確認の専門家

という方が強いです。

書類確認というのは、元々のイメージどおりでしたが、

意思確認というものは、受験時は全く考えていませんでした。

どういうことか、解説していきます。

➁意思確認や書類の確認

次に、意思確認や書類の確認について、意思確認や書類の確認とは何か?

これは、登記や債務整理でも言えるのですが、

その人が本当にそれを望んでいるのか?

そこにリスクはないか?

を確認する仕事という意味合いです。

代表的な業務、登記を例に考えてみましょう。

まず、登記とは、簡単に言ってしまうと、

家や土地を買ったときに、その所有権を誰が持つかを示す、

所有者の移動録

の様なものです。

当然、高価なものなので、所有者をAからBに移すことは、

アマゾンのネットショッピングの様に、

パソコンのワンクリックでは済ませることはできません。

①必要な書類は過不足なく、すべてあるのか、
➁当事者は売る意思、買う意思があるのか、
➂お金は売主に渡ったか

をチェックする必要があります。

以前、紹介した通り、地面師という

土地の所有者になりすまして、不動産を勝手に売却し、その代金を持ち逃げする犯罪集団のことです。

などを見抜けなかった場合、

一番の被害者は買主ではありますが、

司法書士も責任が問われます。

また、一般的に銀行で住宅ローンを組んで、家を購入する場合、

決められた日に決められた登記ができないと、

①お金を払ったのに、名義が移らない
➁日付のズレにより、必要な書類の期限切れ、契約などのやり直し
➂全員の予定、再調整

など、金銭・権利・信用の三重被害が発生します。

不動産取引で一番怖くて、一番重要な場面で、

問題が起きない様に奔走するのが、司法書士と言えます。

また、司法書士は次に挙げた事項
① 任意整理(1社140万円以下)
➁ 過払金返還請求(同額制限)
➂ 特定調停の代理
④支払督促対応
➄ 破産・再生の書類作成(※代理人にはなれない)

であれば、債務整理の仕事も扱うことができるため、

この債務整理を挙げると、

①ここに手続き入ると、別の銀行に影響が出ないか
➁保証人や住宅に影響がでないか
➂そもそも、役員等、この人は信用情報に影響出していいのか?
④本人が申し立てる自己破産に必要な書類は全てあるか、適切か?

など、

その人にとって、その債務整理が本当に適切か?
その債務整理をすることで、住宅などに影響でないか?

を確認する仕事も担います。

この意味でも、お客様にリスクを説明したうえで、
意思の確認をします。

もちろん、登記・供託・訴訟その他の法律事務の専門家

と条文にあるくらいなので、仕事は他にもいろいろあります。

例えば、商業登記などは、私はほとんどやったことがないので、

あまり、語ることができません。

ただ、突き詰めていくと、

司法書士は暮らしに身近な法律家であると同時に、

意思確認や書類確認の専門家

だと私は考えます。

ただ、他の先生はどう考えているのか、私も知りたいところです。(*^-^*)

➂どんな人が向いているか?

最後に、どんな人が向いているか?です。

上記の扱う仕事を元に考えると、理想を言えば、

几帳面で、細かいことが好きで、知識への好奇心が強い方

だと私は考えます。

この点、私は

様々なことに対して、好奇心が強いのは自他ともに認められてますが、

おおざっぱで、かなりざっくりした性格 ※字もすごく個性的です

なので、司法書士に向いていないなと最初、思いました。

ただ、司法書士業界の中を歩いていると、

意外と私と同じ様に、

おおざっぱで、かなりざっくりした性格 ※字もすごく個性的

の方も意外と多くいます。

みんながみんな、細かいことが好きという訳ではないのだと、

安心しました。

ただ、そういう方も自分なりの対策をしたり、

また、最近では

司法書士×○○を組み合わせたり、

司法書士の経験でコンサルとして動いたり

司法書士で得た経験を通じて、他の○○業界へ挑戦

という方が周囲でも、たくさんいます。

どんな仕事でも、

向いている部分と向いていない部分は、誰しも必ずあります。

だからこそ、どうするか?

自分の性質は、大人になればなるほど、

変わりにくいですが、

その自分に合わせて、司法書士の資格を生かそうと

する方がたくさんいます。

その経験こそが、未来への財産になると私は考えています。

加えて言うと、司法書士でしか経験できないことも、たくさんあるので、

今の仕事を大切にしながらも、

私も新しいことへ、色々と挑戦をしていこうと勇気をもらっています。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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