バナナは『おやつ』に入るのか?🍌
昨年末、小学校のキャリア教育の授業に、ゲストティーチャーとして呼ばれた。
テーマは、子ども達の
「10年後、かなえたい夢」について
さまざまな職業の方の話を聞きヒントを得るというもの。
正直に言うと、私は少し戸惑いました。
私が子どもの頃には、
YouTuber、ゲームクリエイター、VTuber、eスポーツ選手、インフルエンサーという職業はなかったからだ。
いまの子どもたちの未来は、
大人の私たちが想像してきたものとは、
まったく違うスピードで変わっている。
そこで私は、いきなりこんな問いを投げた。
おやつは300円まで
「バナナは『おやつ』に入るのか?」
教室がザワつく。
先生の笑顔が一瞬曇り、視線がちょっとだけ厳しくなる。
たぶん、「それ、今やる?」という空気だった。
でも私は、
先生に怒られるかもしれない覚悟で、
子どもたちのためにその問いを投げかけた。
なぜなら、この質問が成立するということ自体が、
バナナが「おやつである可能性」と「おやつではない可能性」の両方をあわせ持つ、グレーゾーンの存在だと教えてくれるからだ。
先生に聞けば、白か黒かが決まってしまう。
でも、人生もビジネスも、たいていはその間にある。
だから、私だったら、
「バナナは1本じゃなくて、1房持っていく」。
お昼に食べてもいい。
おやつの時間に食べてもいい。
友達にあげてもいい。
先生にあげてもいい。
バナナは、食べ物でもあり、
コミュニケーションツールでもある。
ついでに言うと、
バナナの皮で遊んでもいい。
ちなみに私は昔、道端に落ちていたバナナの皮を、
自転車であえて踏みにいった事がある
そのときに学んだ。
マンガだけの世界だと思っていたが、
「あ、バナナの皮って、本当に滑るんだ」
頭で知るのと、体で知るのは、まったく違う。
これが、私のやっている
『バカな』×『なるほど』の戦略だ。
一見くだらない。
でも、あとから意味が効いてくる。
ちなみに、
あの「ただのゴミ」に見えるバナナの皮には、
かゆみや虫刺され、日焼け、湿疹にも効く作用があるらしい。
捨てられがちな部分ほど、実は価値がある。
これ、ビジネスの人材やアイデアでも、まったく同じだ。
授業のあと、
子どもたちから「わかりやすかった」と言われ、
お昼休みにはなぜか握手とサインまで求められた。
私の話が少しは届いたという証拠だと思い、うれしかった。
この瞬間、
私の心は少し救われ、
同時に自分自身の学びにもなっていた。
怒られてもいい。
失敗してもいい。
大事なのは、チャレンジすることだ。
結果は、
やった人にしかわからない。
正解を聞く前に、
まずリュックに入れてみる。
踏んでみる。
転んでみる。
結局、自分自身も何が正解かわからないんですけど...。
たぶん、
学校では教えてくれないことを伝えるのが、ゲストティーチャーの役目なのだと思う。
そんなバナナ🍌っていう話でした。
