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2026年の心理学研究で解明された「先延ばしの止め方」を解説する

「先延ばしするのは、意志が弱いから」

9割の人がそう勘違いしているし、過去の自分も「俺は意志力の弱い人間だ」と決めつけていた。

やるべき仕事は「明日でいっか」と後回し。

返信すべきメールは1週間未読無視。

「本業が忙しい」を理由に副業に時間を割かない。

よくある光景。

だが、この先延ばしを「自分は意志が弱い」で終わらせたら伸びしろはなくなってしまう。

先延ばしの正体は、意志力ではない

先にこの記事で言う「先延ばし」を定義すると、それは

やるべきだと理解している行動を、脳が意図的に後回しにする現象

のこと。

先延ばしはあなたの欠陥ではなく。脳の構造の問題。

カルガリー大学のピアーズ・スティール教授は、自身の著書で先延ばしを「数式化」している。

行動の動機は「期待×価値」を「衝動性×遅延」で割った値で決まる、と。

この人が言いたいのは、

「未来に得られる報酬のことになると、脳はその報酬を得るための行動を軽く見積もるよ!」

ということ。

だから1年後、5年後、10年後の成果より、

・仕事終わりのビールとタバコ
・Netflixで見終わってないドラマの続き
・「なんか疲れたから」を理由に3時間ダラダラ

を選んでしまう。

さらに感情の話も乗ってくる。

カールトン大学のティモシー・ピカル教授は、先延ばしを「感情調整の失敗」と説明している。

要するに、タスクそのものが嫌なのではなく、「行動開始の瞬間に発生する不快感」が嫌なだけ。

ここが重要なポイント。

不快感のピークは行動の「前」にあって、「作業中」ではない。

つまり僕たちが避けているのは、作業そのものではなく、作業を想像したときの不快感だった。

なぜ人は、通ってないジムの会費を払い続けるのか。

僕はエニタイムの解約をめんどくさがって、約1年半ほど毎月9,000円を払い続けていた。合計で16万くらい払ったんだろうか。

しかし、冷静に考えると解約に必要な作業は、電話1本と書類1枚。所要時間は15分もないのに、それを18ヶ月放置した。

誰かに1万払ってでも、僕の代わりに解約連絡をお願いしたほうがいい。

それなのにやらなかった、というよりできなかった。

to doリストも作っていたし、「そろそろジム解約しなきゃな」とはうっすら思っていた記憶もある。

この原因を突き止めるには、どうやら脳の構造から理解しないといけないらしい。

ーー

この記事は「先延ばしすな!いいから行動しろ!」という退屈な結論では終わらない。解決すべきなのは、脳が「遠い報酬の価値を低く見積もってしまう」という構造そのもの。

今から脳の構造と、その脳の性質を利用して「先延ばしを防ぐ方法」を3つお伝えしていく。

最初の一つ目は、

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